【17卒】マキタの面接の質問がわかる本選考体験記 No.1792（徳島大学大学院/）（2017/6/13公開）

個人の資質と性格を重視しているように思われる。質問内容は、面接の際によく聞かれることから始めるのだが、個人の資質や性格を見極めるためそれに関連した学生1人1人に異なった質問を深くまでされる。そのため、普段から自己分析をより丁寧に行い、自身の特性や性格や能力まで深く理解していることが面接では評価されているように感じた。

基本的に、エントリーシートに沿った質問がされる。面接の際に、社長自ら雑談の時間を設けてくれたため、緊張をやわらげることができた。

人生で一番の挫折を教えて下さい。

人生の一番の挫折として、高校時代の部活動の経験について答えた。成績が伸び悩む中、練習法を工夫し、また、練習量を増やすことにより、スランプから脱出できたことから、まず行動をし、結果から頭で考えることが必要であると学んだと答えた。これは、工場見学の際に、社長自らの考えで、「考えるまえに、まず行動」これが大事であると仰っていたため、それに相応しいエピソードと解決策であるように気をつけながら、質問に対して、回答した。

当社の選考活動の改善点を教えて下さい。

選考活動において、まず、ニッチな分野である会社を学生に知ってもらう必要があると考えると答えた。すでに、会社が行っているインターンシップや早期採用以外の手段として、大学の一年生向けの特別なインターンシップを行うことで、会社の知名度が上がるのではないかと回答した。この際に、会社が負担する費用に対して、複数のメリットがあると回答することで、費用対効果が大きい案であるということをアピールした。これは、自分の希望職種で求められる資質であると考えたからである。

面接が一回勝負であり、汚名返上の機会がないので、事前準備をはやめに行うことが必要であると感じた。また、業界自体がニッチな業界であるため、同業他社まで深く理解していないと、志望動機が弱くなり、面接の際に深堀りされる恐れがある。そのため、業界全体の理解が必要であり、また、ホームページだけではなく、業界新聞などにも目を通す必要がある。

学生時代に目的意識をもって、学生生活に取り組めていた人に対して、内定が出ているように思われる。1つ1つの行動に対して、そうした理由とその結果自分にどのような影響が出たかを深く分析している学生であれば、面接の際の質問に対して、論理的に答えることができ、内定につながっていると考える。また、自身の専攻分野の知識について、きちんと会話できる人材が求められているように感じた。

書類選考と面接一回の選考過程であるため、準備期間が短くなりがちである。そのため、説明会に参加した直後から、業界研究および企業研究を行い、自身の専攻と性格が企業に合致するかを見極める必要がある。それを行えば、最終面接の際の、質問に対して、論理的かつ矛盾がなく答えることができるので、最終的に内定につながると考えられる。