【21卒】国立研究開発法人産業技術総合研究所の総合職の最終面接詳細 体験記No.10234(東京大学大学院/男性)(2020/7/17公開)
2021卒の東京大学大学院の先輩が国立研究開発法人産業技術総合研究所総合職の本選考で受けた最終面接の詳細です。最終面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
2021卒国立研究開発法人産業技術総合研究所のレポート
公開日:2020年7月17日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事統括
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
毎年最終面談では変わった設問があることを知っていたので、ある程度覚悟して面接に臨みましたが、対策できるようなものではないので最終的にはどれだけ自分の考えをわかりやすく伝えられたかに帰着するのではないかと思います。先ほども書きましたが、自分の考えを整理して伝える力を見ていただいたのではないかと思います。
面接の雰囲気
人事のトップの方とマンツーマンだったので大変緊張していましたが、これまでの面接同様とてもフレンドリーでフランクな方でした。
最終面接で聞かれた質問と回答
「仮面ライダー」のように、人間に後天的に能力を与えたり、能力を高めたりすることについてどう思いますか。
能力を後から自在に与えることは、個々人のマイナスだと思っている部分を打ち消せるようでとても魅力的に思えますが、私は倫理的には反対の立場です。近年、中国でゲノム編集によって生まれた赤ちゃんがいるというニュースが報道され、生命科学の界隈だけでなく社会全体を巻き込んだ大問題に発展しましたが、なぜそれが問題になったのかを個人的に考えてみると、生まれ持った運命を変えてしまったら、それは元の個人と同じなのか?という問題に帰着するのではないかと考えています。後天的に能力を付加することによって生まれた個人は、元々その能力を持っていなかった個人とは別の個人になってしまうのではないか、また、自由自在に能力を与えることができる社会では、自然交配で生まれてきた人々との明らかな差が生まれ、そのことによる社会でのカーストのようなものが発生するのではないかと考え、私は質問に対しては賛同できません。
大学院まで進学しているが、なぜ研究者ではなく総合職という立場なのですか。
私が大学院に進学したのは、研究者になりたいためではなく、さらに知見を広めたいと考えていたからです。現在所属している研究科は、様々な学部が集まって新設された研究科であり、薬学の流れを組む研究室もあれば進化学、考古学、生殖生物学など多種多様の分野が集結しています。そんな中で勉強できれば、今まで学んできた生命科学というものをさらに拡張することができるのではないかと考え、進学を決めました。また、大学院での研究活動によって得たものはただ研究内容に関する知識だけではなく、目標に向かって自分がやるべきことを組み立てる力や、共同研究において他人とコミュニケーションを取る力など、社会に出てから役立つことも多かったと思います。総合職に決めた理由は、学生生活で培ってきた理系知識以外の力を、研究者を支える立場として使いたいと考えたからです。
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国立研究開発法人産業技術総合研究所の 会社情報
会社名 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
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フリガナ | サンギョウギジュツソウゴウケンキュウショ |
設立日 | 2001年4月 |
資本金 | 2847億4200万円 |
従業員数 | 2,968人 |
売上高 | 904億9000万円 |
決算月 | 3月 |
本社所在地 | 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 |
電話番号 | 03-5501-0830 |
URL | https://www.aist.go.jp/ |