【未来をVRで体験！】【22卒】清水建設の夏インターン体験記（理系/施工管理職）No.13938（早稲田大学大学院/男性）（2021/4/17公開）

大手ゼネコン会社を中心に建設業界の仕事内容について触れたいと思い応募した。特にものづくりを行いたいという思いから、施工管理を中心に幅広くゼネコン会社を見ていたが、今年はコロナにより現場へ向かえないことが残念であった。その中でもVRで実施する清水建設に非常に魅力を感じた。

施工管理職になりたい理由を過去の経験や自分の想いを踏まえた上でしっかりとエントリーシートや動画にのせた。

エントリーシートと動画が重要視されていたと思う。テストもあったがあまり見られているような印象は受けなかった。

先輩社員とのディスカッションを通して「建築業界」や「施工管理職」について考える。

会社概要・説明、VR施工現場見学、グループディスカッション、発表、質問会

現場の施工状況をVRを通じて学べた

VRで職場体験！建築施工系・設備施工系1dayセミナー

1日目にやったこと

会社概要・説明を行ったのち、施工現場の状況をVRを通じて学んだ。その後、各グループに分かれてグループディスカッションを行い、その内容を発表した。最後に座談会や質問会があった。

人事部/現場監督

なし

VRにて施工現場を見学しているときに質問会があり、その場で回答するという時間があった。その部分において社員さんと関わりがあったが、オンラインである関係上、社員さんとの関わりは少なかった。

各グループに分かれて意見を出し合うことが難しかった。皆意見が特に出ずに、沈黙が多くアイデアをまとめることができなかった。またVRで施工現場に訪れることがあったが、これはスマートフォンを使う関係上WIFIがある部屋でしか使えないのが辛かった。またゴーグルをつけた状態でコメントは難しかった。

最後のところで各グループに分かれて施工管理職に求められるものを話し合う機会が設けられていたが、皆発言が少なかった。

現在コロナウイルスで施工現場に直接向かうことができない関係上、今回のようにVRで実験的に現場を学ぶ挑戦はすごく良かった。VR機器も無料で郵送で届き、非常にインターンに対して積極的で誠実な会社の風土が伝わってきた。動画ではなくVRであるからこそよりリアルで鮮明にわかった。

施工現場をコロナウイルスが流行る前にもっと見ておくべきであった。より現場を感じるためにはいくのが一番であると感じた。

施工現場で働いているイメージをVRを通じてより鮮明に想像できたと思う。VRの施工現場の動画中では説明が加わり、実際に現場で話を聞いているのと遜色なく聞けたことも非常に良かった。ただ、実際にものを触ったり体験したりすることができないため、こういった部分ではVRではカバーできないと感じた。

本選考において施工管理職を受けることにはならないと考えている。実際に現場を見たり聞いたりする中で、自分がやりたいことと少し乖離があり、本選考は受けないつもりである。内定が出るか出ないかわからないが、施工管理職は全体を統括する力やマネジメント力が重要視されるため、内定が出る人にはそのような強みがあると思われる。

企業による志望度はかなり高くなった。というのもこのようなご時世の中でもVRで実施するという試みやオンラインでも施工現場をより鮮明に伝えようとする思いが非常に志望度をあげた。しかし、施工管理職は自分には合わないと感じたため、受けないつもりである。

インターンシップの参加の有無が直接的に関係するかどうかはわからないが、インターンシップに参加し、どのようなことを学んで、どういったことをしたいかを明確にできれば有利に働くと思う。

インターンシップ参加前はものづくりに非常に興味を持っており、特に大規模な建物や都市を建てたいという思いがあった。インターン参加後は少し変わり、ものを作る前の段階である、どのような建物や都市を作るかといった川上の部分に携わりたいと思うようになった。その後、不動産業界やデベロッパー業界を受けるようになった。

インターンシップに参加することで清水建設に対して非常に良い会社であると感じるようになった。インターンシップ参加者全員にVR機器を郵送し、より具体的な施工現場を伝える工夫は非常に良かった。このようなご時世であってもオンラインの強みを十分に発揮し、社員さんとの質問会を行うなど、非常に貴重な経験が数多くあり良かった。