【挑戦と学びの舞台】【19卒】双日の夏インターン体験記（文系/双日キャリアカレッジ）No.4228（滋賀大学/男性）（2018/12/21公開）

就活の右も左も分からず、志望する業界もなかったが、とにかく規模の大きい、有名な企業に行きたいと考えた結果、総合商社のインターンにたどり着いた。直感ではあったが総合商社の中でも双日が一番エネルギッシュで自分に合っている気がしたのもあり応募を決意した。
また他の総合商社のインターン選考はESの提出に加えてテストセンターの受験が必須だったが、双日はESの提出のみでの選考だったのも応募を決意するにあたって大きな要因だったと思う。

就活が本格的に始まっていなかったこともあり、対策は特にしなかった。
ただESに関しては、双日の社風(チャレンジ精神、New Way, New Valueなど)を調べ、文章の中に双日のDNAに共通するような考えを落とし込む事を意識した。

総合商社の役割/双日について/貿易ゲーム

1日目にやったこと

総合商社の役割、双日という企業についてパワーポイントで学んだ。
昼食は弁当が支給され、若手社員と一緒に食べ、ざっくばらんに座談会のように進んだ。
午後からは貿易ゲームをした。内容は、班ごとに、資源に投資したり、工場を建設したり、他の班と手を組んだりして一番利益を出した班が優勝するというものだった。

人事部の社員

双日のロゴ入りのモバイルバッテリー

会社が損をしてでもお客様からの信頼を優先する事です。短いスパンで見れば会社が損をする場合でもお客様からの信頼を優先する策をとる事によって、結果的に損ではなく得をするという事です。長いスパンで物事を捉え、深く考えて行動する事の大切さを学んだ。

初めてのインターンシップ参加だったので、緊張した。全く面識のない同世代の学生とアイスブレイクから始まり、貿易ゲームでの協力など、短時間で信頼関係を構築する事が求められる点では、慣れていなかったのもあり難しいなと感じた。また、特に準備をすることなくインターンシップに臨んだので、もう少し業界についての理解を深めてから参加したほうが、有意義なものになったのではないかと感じた。

インターンシップに臨む姿勢の大切さを学んだ。一挙手一投足が社員の方たちに見られ、評価されていると感じた。自分が他の学生と競争しなければならない環境に身を置いている事をひしひしと感じる事ができたので、そういった意味では就活モードに入る事ができたと思う。

業界について、また企業について調べられる範囲で調べて、知識の土台を作るべきだった。そうする事で新たな疑問も生まれる。そういった疑問をこの場で解決するために社員の方に質問すれば、知識も深まり、座談会で質問に困るといったこともなく評価もされると考える。

自分が漠然と総合商社に行きたいと思っていたことを軽く後悔するほど、インターンシップに参加している段階レベルの学生で十分レベルが高いと感じてしまった。また、総合商社に抱いていたイメージが現実は大きくかけ離れていた点でこの企業で働いている自分を想像できなかった。

もちろんインターンに参加している点ではしていない学生に比べて多少は有利であるとは考えたが、参加の有無だけで内定の合否に直結するようなことはないと思ったから。
むしろ、インターンで悪い印象を万が一持たれるようなことがあれば、今後の選考で不利になってしまうこともあると考えたため。

インターンシップの選考に通っている時点で、企業は自分に少なからず良いイメージを持ってくれていると感じる。また、今まで漠然としか知らなかった企業の事業や社風を知る事ができ、純粋に企業を好きになったから。また実際に社員の方々に会うことで、憧れを抱いたから。

残念ながら自分には来なかったが、優秀な学生には個別に連絡が来ていたようで通常とは異なるルートでの選考に進む事があったそうだ。また自分も本選考ではGDが免除されたから。

業界はなんとなく総合商社に行きたいと思っていたが、とにかく規模が大きく、知名度があり、給与が高い企業（不動産、証券など）を志望していた。また、カナダでの2年間の留学経験で身に付けた英語力を存分に発揮できる仕事がしたいと考えていたため、グローバルに活躍できる環境が整っている企業に行きたいと考えていた。

このインターンへの参加は商社という仕事に大変興味を持つきっかけとなった。また、レベルの高い学生と触れ合う事で得られる刺激や知識、人脈の広がりなど学ぶことが多く自分を大きく成長させてくれたと考えている。結果的に専門商社へ就職することが決定したので、就活の軸はこの時点である程度形成されたのではないかと思う。