- Q. 志望動機
- A.
中国塗料株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒中国塗料株式会社のレポート
公開日:2020年2月12日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
1dayのインターンシップに参加して人事の方や技術系の社員の方のお話を聞き、そこで中国塗料の強みや他の塗料系メーカーとの違いを知ることができたのが大きかった。面接でもなぜ化学メーカーなのか、その中でなぜ塗料なのか、さらになぜ他の塗料メーカーではなく中国塗料なのかという点は聞かれる可能性が高いと思うので、そこをしっかりとした自分の意見を持って答えられると面接官の評価は高いのではないかと思う。なので中国塗料だけでなく他の塗料メーカーの説明会などにも参加し、塗料業界全体の情報収集をすることも大事だと思う。また、就活会議等のサイトを活用して面接内容や選考時期等の情報を集めることができたのはよかったと思う。
志望動機
私が御社を志望する理由は、インターンシップを通して御社独自の機能性塗料の持つ可能性の大きさとその機能性の向上や開発に技術者として携われる業務内容に強い魅力とやりがいを感じたからです。さらに、インターンシップを通して業務内容だけでなく社員の方々の人柄も知ることができ、風通しが良くコミュニケーションが活発な環境で働けると感じ、他の企業よりも御社で働きたいと思いました。また、御社は船舶用塗料というコア事業を持ちながらも現状に満足されず、新しい塗料の設計・開発を続けられてさらなる成長を目指されています。そのような御社であれば、私も技術者として常に向上心を持って挑戦していけると感じ、志望させていただきました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年01月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容を教えてください。/自己PRをしてください。/学生時代に最も打ち込んだことを教えてください。/中国塗料を志望する理由をお書きください。/あなたの今までの人生で”これは困った”というピンチを教えてください。/あなたの今までの人生で”これだけは聞いてほしい”ということを教えてください。
ES対策で行ったこと
同じ研究室の先輩が中国塗料を受けていたのでその先輩のESを見ながら、文章の組み立て方等を参考にして自分のESを改善していった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
学生の人物像を知ろうとしてくれている雰囲気だったので、変に取り繕うとせずにありのままの自分で面接を受けたことが結果としてよかったのではないかと思う。
面接の雰囲気
終始和やかで話しやすかった。学生の人物像を和やかな雰囲気で知ろうとしてくれている、引き出そうとしてくれている感じがしてかなりやりやすい面接だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
研究内容を教えてください。
以前当研究室において、工業用触媒として用いられる従来のゼオライトよりも外表面積が高く触媒性能の優れたゼオライトナノシートが安価かつ簡便に得られました。そこで私の研究では、このゼオライトナノシートは条件がここからここまでなら合成でき、この合成条件を変化させると生成物がどのような影響を受けるかといった合成条件について調査し明らかにしました。また、ゼオライトを酸触媒として用いるためにプロトン交換という手順が必要となるのですが、私の研究ではこのゼオライトナノシートのための新たなプロトン交換法を検討し確立しました。この検討した手法で酸触媒とした本研究のゼオライトナノシートは、既存の触媒と比較して優れた触媒性能を示しました。
あなたの人生でこれは困ったというピンチがあれば教えてください。
大学入試で志望校の変更を余儀なくされたことです。私は高校生のとき、現在の大学ではなく別の大学を第一志望校としていました。その第一志望校合格に向けて高校二年生の三学期から受験勉強を開始し、一年間努力して大学入試センター試験に臨みました。しかし、結果は第一志望校合格に必要な目安のボーダーラインを下回り、諦めざるを得なくなりました。私は当時その第一志望校に行きたい思いが非常に強かったため、志望校変更という結果に大きなショックを受けてしまいました。このピンチを、私は考え方を変えることで克服しました。行きたい大学に行けるかどうかという結果も重要ですが、それ以上に頑張ってきた努力やプロセスの方が今後の自分を支えると考え方を変えることで、現在の大学の受験に気持ちを切り替えて合格することができました。この経験を通して、結果だけでなくプロセスも重要視し、失敗してもくじけない人間になることができました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
参考書を繰り返し説いて問題パターンに慣れる。
WEBテストの内容・科目
C-GAB
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
入社してからのことについて聞かれたが、その回答をしっかりとしたビジョンを持って答えれたのがよかったと思う。また、逆質問でしっかりと企業研究をして質問できた点もよかったと思う。
面接の雰囲気
一次ほどではないが和やかな雰囲気だった。一次のような人柄を知るというよりは入社意欲や研究内容をしっかり聞いてくる面接だった。
2次面接で聞かれた質問と回答
技術職以外の業務になっても大丈夫か。
確かに私が一番やりたい仕事は技術系の研究などの仕事である。しかし、今自分がやりたいと思う業種はたかが5年の大学生活で考えたことである。今後40年働いていくうえで今思っているやりたいことが本当に自分に合っているかなんてわからないし、本当はほかにもっと自分に合った仕事があるかもしれない。その他にももっと自分に適した業種があるかもしれないという可能性を現時点で自ら完全に排除するのは良くないと思っている。実際に大学では理系で勉強や研究をしていた人が就職してから全く違う仕事をするということはそこまで少なくないと思う。なので仮に技術職以外になっても、もしかしたらこの仕事が自分に合っているかもしれないとポジティブにとらえて気持ちを切り替えて頑張っていく自信はある。
あなたの今までの人生で”これだけは聞いてほしい”ということを教えてください。
顧問からかけられた忘れられない言葉を聞いていただきたいです。私は小学校と中学校のサッカークラブのキャプテン、そしてアルバイトのバイトリーダーといったグループを引っ張っていく立場を今までの人生で経験してきました。いずれの場合も、部活の顧問やアルバイト先の店長から君が適任だと指名していただきました。高い技術や絶大な人気を持っていない地味な自分がなぜリーダーに選ばれたのかを中学校の顧問に聞いたとき、「君なら周りに気を配って行動できるから」と言っていただきました。それまでサッカーが下手で自分に自信がなく消極的だった私は、この言葉から勇気をもらい、キャプテンとして全体を考えてコミュニケーションを取りながらチームを引っ張っていける積極的な人間になることができました。リーダーにとって大切にすべきことを教えてくれ、さらに私の長所を見つけてくれて積極性を与えてくれたこの言葉は、一生忘れられません。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官6
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 社長とほかにも幹部のような社員の方々
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接は入社意志の確認のような形だったのでそこまで評価された点はないと思うが、映画などの予想していない質問にもしっかり答えられたことはよかったと思う。
面接の雰囲気
インターンの時に二次面接が通れば最終面接はほぼ通る的なことを言われていたが、確かに最終面接の雰囲気は和やかだった。
最終面接で聞かれた質問と回答
最近印象に残っている本や映画などあれば教えてください。
東野圭吾による小説を原作とした映画「人魚の眠る家」
科学技術で人々の生活は豊かになるが、その便利な科学技術を植物状態の人間にどこまで使うかという倫理観は人それぞれ異なり、科学技術と人間らしさの複雑な関係をテーマとしたとても難しい問題を描いていたので衝撃的な作品だった。自分も広くとらえれば科学技術を取り扱う人間であるので、今後さらに発展していく科学技術が人間とどうかかわっていくのか、どこまで人間の領域に侵入していくのかという正解のない問いかけについて考えさせられた。結局答えはわからないが、それでも人間と科学技術がどういう関係であるべきかは常に頭の片隅に置きながら、今後研究職として仕事をしていきたいと思った。
自己PRをしてください。
私は積極的に課題解決に取り組むことができます。研究やアルバイトのリーダーの立場においてこの強みを存分に発揮してきました。グループや個人で何か問題が発生したとき、誰かがやってくれる、どうにかなると投げやりにならず、自分でその状況を分析し何ができるかを考えて実際に行動することができます。
研究でわからないことがあったら、まずは自分で過去の研究結果を参考に考察します。その上で自分なりの推論を立てて再チャレンジしてみます。それでもダメなら担当教員や先輩に、今の研究状況と自分の意見を伝えてディスカッションを行います。条件検討の際の変化させるファクターや変化させる値の範囲などは、自ら考え担当教員に提案して行ってきました。
アルバイトではクレームが寄せられていた現状をそのままにせず、社員の方と相談して月に一度の会議や毎日の目標設定など具体的な解決案を実行しました。会議ではアルバイトが一人ずつ発言する機会を設けることで、一部の人間だけでなく全員で足並みを揃えた課題解決を目指しました。このように、私は全体に気を配りながらグループでの課題解決に積極的に取り組むことができます。また、これまでのリーダーの経験から、グループリーダーに必要な資質だけでなく、リーダーをやったからこそ分かる周りの人間に必要な協調性や柔軟性を学んだので、企業の中でどのポジションに就いても全体にプラスになる働きをすることができます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
他にもまだ受けたい企業があると伝えると、できるだけ待ちますと言ってくれた。特にその間に催促の電話等もなく親切にしていただいてありがたかった。
内定に必要なことは何だと思うか
人事の方も説明会で言っていたが、この企業は学生の人柄をよく見ていると思う。そのため、コミュニケーション能力があって仲間と協力して仕事ができるというのが伝われように面接を受けることが大切ではないかと思った。面接ではなぜ中国塗料なのかということを聞かれると思うので、あいまいな理由ではなく他と差別化した説得力のある理由を用意しておいたほうが良いと思う。また、インターンシップに参加すると選考時期が早くなったので、志望度の高い人はインターンシップに参加したほうがいいと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
コミュニケーション能力があるかどうかを重視していると思う。なので面接ではESの内容だけでなくざっくばらんな内容も織り交ぜて多くの質問を面接官がしてきて、その人の人柄を知ろうとしてきていた。そこでしっかり受け答えできれば良いと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接まで行けばほとんど大丈夫だとは言われていた。なので二次面接でふるいにかけられるのではないかと思う。基本的にはいずれの面接も和やかだが、特に二次面接にはしっかりと準備をして臨むほうがいいと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
特にはなかった。他の企業の選考があると伝えたら、できるだけ待つようにしますと言っていただいた。
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中国塗料の 会社情報
会社名 | 中国塗料株式会社 |
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フリガナ | チュウゴクトリョウ |
設立日 | 1917年5月 |
資本金 | 116億2600万円 |
従業員数 | 397人 ※連結:2,293人(2018年3月31日現在) |
売上高 | 335億1900万円 ※連結:829億8000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 植竹 正隆 |
本社所在地 | 〒739-0652 広島県大竹市明治新開1番7 |
平均年齢 | 45.4歳 |
平均給与 | 717万円 |
電話番号 | 03-3506-3951 |
URL | https://www.cmp.co.jp/ |
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