- Q. 志望動機
- A.
有限責任監査法人トーマツの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒有限責任監査法人トーマツのレポート
公開日:2021年7月6日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- リスクアドバイザリー事業本部・ジェネラルアドバイザー(GAU)
投稿者
- 大学
-
- 早稲田大学
- インターン
-
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 旭化成
- 農林中央金庫
- みずほ銀行
- 三菱総合研究所
- 東京ガス
- ヒューリック
- 日本M&Aセンターホールディングス
- 日本郵船
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- KPMGコンサルティング
- 内定先
-
- 農林中央金庫
- みずほ銀行
- 独立行政法人国際協力機構(JICA)
- 有限責任監査法人トーマツ
- 入社予定
-
- 独立行政法人国際協力機構(JICA)
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考の全て及び、選考通過後の懇談会がオンラインになりました。
企業研究
デロイトグループの特徴やトーマツのファームがもつ強みを理解した上で、なぜ、コンサルティングやFASではなく、監査法人を選んだのか、リスクアドバイザリーの役割を自分の言葉で話せることが必須であると思う。監査法人でのキャリアや身に付けられる専門性、具体的な事業をホームページやニュースサイト、選考前の説明会から理解を明確化すると良いと思う。監査法人の中でも公認会計士以外にジェネラルアドバイザリーやアナリティクス等、採用職種があるため、それぞれの仕事内容や領域を理解していないと、面接ですぐに詰まってしまう。自分の年度では、企業公式では、OBOG訪問を行っていなかったため、先輩等に個人的にOBOG訪問を申し出るか、インターン・説明会の参加が手っ取り早い企業理解につながると思う。
志望動機
私の夢は、「日本の持つ技術や挑戦を全力で後押しすること」そして、「クライアントの存続と発展に貢献すること」です。その夢を実現するために、トーマツの一員となることを強く志望します。青臭いと思われてしまうかもしれませんが、本当に困っている日本企業や想いをもった自治体の挑戦を広く、持続的に後押ししたいと考えています。多様な領域において、より専門的な知見とアドバイザリーが長期的なクライアントの成長に貢献できるとトーマツの環境に大変魅力を感じています。貴社のもつ世界中のプロフェッショナルとのコラボレーションに加え、日本の優れた技術と想いを守るために、専門性を武器に自分にできる最大限の力を尽くすことができる、貴社のフィールドに挑戦したいと考えています。
説明会・セミナー
- 時間
- 90分
- 当日の服装
- 指定なし
- 実施時期
- 2021年02月 上旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
会社説明会
セミナーの内容
基本的な会社説明会とチャット形式の質疑応答
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
基本的な会社説明や事業内容に加え、年次の若い社員の方々が数人参加してくださり、チャットで気になった質問を投稿でき、すぐに答えてくれるような環境であったため、理解が深まった。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
必須ではない。公式にはOBOG訪問を受け付けていなかったので、企業理解の面で、非常に有益であると思う。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年02月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
当社の志望理由をお書きください。
学生時代、一番打ち込んだことはなんですか、エピソード含めてお書きください。
希望職種に関連する知識や経験があれば記入ください。
その他特記すべき資格等があれば記入してください。
その他特記事項があればご自由にお書きください。
ESの提出方法
マイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
ESの文字数や項目は、比較的多いがトーマツの環境を選んだ理由と実体験を自分の言葉で書くように心がけた。また、特記事項には今まで打ち込んできた活動とその実績をできるだけ詳細に書くようにした。
ES対策で行ったこと
既に他企業で提出したESや話そうとしていたガクチカを改めて見直し、説明会を踏まえて、トーマツで成し遂げたい志を述べた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年02月 中旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
限られた時間内で、落ち着いて回答するように意識した。
WEBテストの内容・科目
SPI:言語、非言語
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
一般的なSPI:言語、非言語
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年02月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 30代の希望職種の方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
メールで送付されたURLからZoomを開き、待機、開始時刻より面接開始。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接であるため、まずは話し方や表情、前向きなコミュニケーションをとることを意識して、面接に臨んだ。
面接の雰囲気
第一印象は、堅い雰囲気の方だと思っていたが、徐々に話すうちに温厚で親身になって話を聞いてくださる方だと感じた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ホームページ
1次面接で聞かれた質問と回答
入社後の希望部署ややりたいことについて教えてください。
ジェネラル・アドバイザー(GAU)を卒業後、コンピテンシーとして、事業承継やコーポレートガバナンスに加え、パブリックセクターや農林水産インダストリー部門にも挑戦してみたいと考えています。私自身、勅許公共財務会計士の取得も考えています。ただ、私自身、まだ学生で社会経験や専門的知見もまだ身に付けておらず、自分の適性の部署や希望を断言することはできないと思ってます。入社後は、実際に各プロフェッショナルと協働し、プロジェクトを進めながら、自分の専門分野と強みを見つけていけるように積極的に行動したいと思います。ジェネラルアドバイザーユニットで半ば広い経験を積み、好きな領域と打ち込める専門性を見つけ、コミットしていきたいです。
なぜパブリックセクターや地方創生に興味を持ったか。
私は、大学時に離島で地方創生に携わった実体験が、自らの専門性をもって、パブリックセクターのフィールドで日本の持つ技術や挑戦を全力で後押したいと興味を持つ契機になりました。離島では、島の対外的な広報や観光施設の運営をしていました。観光客ではなく、実際に職員として働く中で、地域に根付く高度な技術や経営者の方の想いにふれる一方で、事業承継や組織の再編など、一組織では解決が難しい課題を目の当たりにしました。有用な技術や経営資源を有しながら低迷を余儀なくされる組織がある中で、自分の目で見た実体験から、どのようにして、想いを持った地域・顧客の挑戦に持続的な後押しができるか関心を持つようになりました。入社後のキャリアでは、パブリックセクターを志望しています。
1次面接であったので、まずは基本的な話し方や表情、面接官との前向きなコミュニケーションをとることを心がけた。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- パートナー
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
1次面接と同様
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
2次面接の時点で、面接官が年次の高いパートナー(役員)となるためる、緊張はしやすい。ただ、雰囲気に負けず、正直に自分の意見や志を伝えれば、面接官の方は関心を持ってくれ、アドバイスや経験談をお話してくれる。逆質問の時間もしっかり準備されているので、事前に質問を用意するだけでなく、面接での会話からいくつか質問をピックアップすると良いと思う。
面接の雰囲気
非常に穏やかな雰囲気であり、自分が話した内容に興味を持ってくれる。また、面接官ご自身の教訓や経験談も伺うことができた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ホームページ
2次面接で聞かれた質問と回答
お仕事の中で、異業種・多様なクライアントの方との関係づくりが必要となると思いますが、信頼構築のために意識していることと、今まで最も印象に残ったご経験があれば、伺いたいです。(逆質問)
信頼構築の為には、まず専門性が大事です。私は会計監査を長年やってきたけれど、まずは専門性が大事だと思います。また、クライアントといっても、例えばパブリックと民間は文化が大きく違うので、相手ごとに心に響く言葉を選び、自らの知識と経験を最大限還元できるように努力することも大事だと思う。この業界では、10年でプロになると言われているけれど、10年たってもクライアントからは、まだまだリクエストは多く来ます。クライアントから、書類に書いていないこと教えてとよく言われますが、常にニュースや世の中の出来事にアンテナはることも重要だと思います。飲み会を手段にクライアントの本音を知り、自治体を知るという事もあります。プロジェクトは自治体単位から海外の国単位までJICAとプロジェクト協働して途上国支援する国し、ベトナムなどの東南アジアの国の行政サービスの改善をしたりするプロジェクトに入り経験を積むこともできます。
どうやって、専門性を身に付け、バリューを発揮していくか。
私は、役職や年次に関わらず、常に使命感もって「努力研鑚を積む」ことが要であると考えています。加えて、常に知識をアップデートするために、ニュースや出来事からアンテナを張ることも意識し、クライアントに価値を提供したいと思います。その上で入社後は、汎用性と専門性の組み合わせで自分のキャラクターを作りたいです。コロナ禍の現在の社会状況を踏まえても、サービスや価値は、時代のニーズとともに急速に変わりつつあります。過去に得た専門性だけではクライアントへ付加価値の高いサービスを提供できなくなるため、現時点で専門性を持っていると同時に、常に知識をアップデートして、新しい領域にチャレンジするという意欲を大切にしていきたいです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- パートナー
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
2次面接と同様
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接とあって、厳しい質問や矢継ぎ早に質問が飛ぶ場面もあるが、焦らず、論理的に答え続けることが重要であると思う。
面接の雰囲気
1次面接や2次面接に比べ、より厳しく、突っ込んだ質問がなされる。逆質問の時間もあるが、厳しい雰囲気の中でも質問に対しては、親身になって答えてくださる。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ホームページ
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ、官僚やJICAにならないのか。
省庁やその他政府系の組織のように、枠組み作りや施策を練る制度設計のフェーズに立つだけではなく、実際に具体的なプロジェクトに自らが関わり、クライアントの根本的な課題に対して、専門性をもってアドバイザリーを行いたいと考えたからです。私自身、経営者や地域の方々の想いを肌で感じ、よりウェットに関わり、共に挑戦していく立場でありたいと思っています。監査やグローバルネットワークから得た知見を活かして、公正で高い品質をもつクライアントの持続的な成長の一翼を主体的に担いたいと考えています。そのために、グローバルファームの一員であるトーマツの環境で自らの専門性を磨き、プロジェクトに携わっていきたいと考えています。
働かれる中でどんな点にトーマツで働く醍醐味を見いだしていますか。(逆質問)
クライアントの課題解決を一気通貫できるグループの総合力と各プロセスでコラボレーションが生まれ、より良い価値を提供できる環境に身を置けることです。グローバルに自分自身の知見や経験が広がり、今後のキャリアビジョンや専門性形成に大きくつながります。リスクアドバイザリーは、企業の経営管理の高度化を支えるベースとなる専門性を押さえた上で、新しいものを取り入れていく必要があります。トーマツには専門家を育てる人材育成の仕組みがあり、特に新卒の職員に対しては、専門知識を一つ一つ習得しながら、いろいろな分野の業務経験を通して自分の適性に合う業務を新たに探すことができる仕組み整備されています。また、作業時間ではなく成果や貢献度によって各人のパフォーマンスを評価する仕組みも働くモチベーションになります。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年04月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
他に志望度の高い企業より内定をいただいたため
内定後の課題・研修・交流会等
オンラインでの内定者懇談会がある
内定者について
内定者の人数
60
内定者の所属大学
東大や一橋、早慶など
内定者の属性
法学、商学、経済系が多い
内定後の企業のスタンス
承諾期間は短いが、疑問や相談はメールを通じて常に相談に乗ってくれる。また承諾期間はある程度期限を延長してくれる。
内定に必要なことは何だと思うか
監査法人系のアドバイザリー部門では、入社後にプロフェッショナルなることが大きく期待されます、汎用的なスキルだけでなく、どんな領域にコミットし、専門性を磨いていきたいか、キャリアイメージが考えられていると選考が進みやすいと思います。また、入社前の段階では、資格やスキルは問われませんが、評価ポイントとして、学生時代に粘り強く打ち込んだ経験があるか、努力を続けたことで何か成し遂げたことがあるか、プロフェッショナルになる素養があるか、が見られていると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
志望動機に加え、入社後に具体的にどんな専門性を磨き、キャリアを積んでいきたいのか、自分なりに構想して、話せることが大前提となる。その上で、専門性を高めるために、努力を励むことをしっかりとアピールすると内定に近づくと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次2次面接と比べ、最終面接は厳しい雰囲気であり、少しでもロジックに欠けた部分があれば、すぐに指摘をされる。他の内定者もそろって、3次面接が厳しかったと口をそろえていた。入社後にプロフェッショナルになることが期待されるため、常に努力をする姿勢と打ち込んだ経験が評価されていると感じた。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇談会や内定者サイトの案内、メールでの質疑応答など。
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有限責任監査法人トーマツの 会社情報
会社名 | 有限責任監査法人トーマツ |
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フリガナ | トーマツ |
設立日 | 1968年5月 |
資本金 | 10億7700万円 |
従業員数 | 6,851人 |
売上高 | 1388億1400万円 |
決算月 | 5月 |
代表者 | 國井泰成 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号丸の内二重橋ビルディング |
電話番号 | 03-6720-8200 |
URL | https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/audit/audit.html |