【未来を創る技術革新】【22卒】富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの冬インターン体験記（理系/システムエンジニア）No.17612（北海道大学大学院/男性）（2021/9/7公開）

説明会やセミナーを通して富士フィルムビジネスイノベーション（旧富士ゼロックス）をとても魅力的に感じていた。また職種は研究開発職とシステムエンジニアで迷っていたが、併願可能だったのでどちらも参加して、職種を決める判断材料にしようと考えていた。

富士ゼロックスは夏からかなり多くのイベント・セミナーが開催されており、それに参加するだけで企業研究はおおむね完了できる。また、職種ごとのマニアックなセミナーがあり、この企業のセミナーの内容で自分のやりたい職種（どの企業にも当てはまる）を見つけることができた。

ＩT企業とメーカーの両面性を持つのがこの企業の大きな特徴である。だからこそ企業の志望理由よりも職種の志望理由についてはっきりとしたものが必要だと感じた。

エントリーシート → グループディスカッション

注目しているITソリューションやITサービス/これまで課題解決した取り組み、課題の内容と解決策/長所

Webで入力

採用サイトのマイページから提出

注目しているITソリューションは志望度をアピールするチャンスだと感じたので、富士フィルムビジネスイノベーションのソリューションを例に挙げて記入した。

夏インターンの時期から友人や先輩、就活団体のメンターに添削してもらい、まとめていたものから記入できた。またＩTについての興味や企業研究が重要な質問があるので、興味を持っておく必要がある。

ONECAREER

ZOOM会議に入室

ソリューション提供に必要な３要素

５人全員がしっかりと発言できる人だったので、意見を言うだけではアピールが足りないと感じた。そこで話がそれたり、うまく進まないときに指摘できるよう全体を俯瞰して見、うまく議論を誘導できるよう動いた。

チームな中で役割をみつけ、貢献しているか。

なし

働く環境を改善するソリューション提供のグループワーク

企業説明/要件定義に用いるスキル・知識の講習/働く環境を改善するソリューション提供のグループワーク/現在扱っているソリューションの例/座談会

要件定義の手法やプロセス、ヒアリングの方法

IT技術を用いて働く環境を改善するソリューション提供

1日目にやったこと

まず簡単な企業説明からはいり、つぎに要件定義に用いるスキル・知識の講習があった。それを活かして働く環境を改善するソリューション提供のグループワークが行われた。ある程度まで議論や資料作成を進め、翌日に持ち越した。

2日目にやったこと

グループワークで２時間ほど最終的な議論を行い、発表した。その後企業説明に戻り、具体的なソリューションの例を挙げながら説明してくれた。さらに若手社員との交流の場があり、ざっくばらんに話を聞くことができた。

顧客の役員

なし

まず、グループワークの前に要件定義の手法やプロセスの講習があった。ワークではそれを活かして議論できるので、グループでやるべきことが統一され、有意義な議論ができた。また、自己評価や感想を１人１人発表する時間があり、しっかりと全員を見て評価しようという意思が感じられた。

講習でいくつかの手法を学んだが、それを実践に移すことがかなり難しかった。また、テーマがかなり具体的だったため、その情報を頭に入れるだけでもかなり時間がかかってしまった。そこで１人の提案で各部分ごとに把握する人を決めようということになり、そこからはスムーズに議論を行うことができた。

グループの５人以外のかかわりはなかった。１人がリーダーとして主体的に進めてくれた。他二人は議事録や資料作りを積極的にやってくれて、バランスがよく気持ちのいいチームだった。リーダーの人が独りよがりではなく、周りの意見を取り入れながらまとめて進めてくれたので、非常にいい刺激を受けた。

要件定義をする際の視点について、顧客目線と自社目線の両方から見る考えがとても重要だと感じた。また、参加した学生のレベルが非常に高く、リーダーシップや作業の速さ・丁寧さなど刺激を受ける部分が多かった。また、実例を上げながら企業説明をしてくれたので、普段の説明会よりもとり強みを感じられた。

この企業がどのようなソリューションに力を入れているかを把握しておく必要がある。ＩＴソリューションといえばたくさんあるが、富士フィルムビジネスイノベーションは働き方を改善するソリューションに力を入れている。今回のテーマはまさにこれだった。働く環境は我々にとって日常であり、ヒントは日常生活にある。普段からもっと便利になるところはないかという視点を持っているとよい。

働き方に特化したITソリューションの提供という分野に面白さを感じた。また、ただのグループワークではなく、講習でしっかりと手法や知識を学んだあとにワークをしたので、自分の中で新しいものを得、実践したという達成感や成長を感じることができた。周りの学生も優秀で、いいメンバーが集まる企業なのではと予感した。

まずインターン自体にグループワークの選考があり、それを勝ち抜いたということが大きな自信になった。さらにインターン中のワークもしっかりと評価されていたように感じられたが、自分の役割を決め、チームに貢献することができた。この時点で企業を好きになれていたので企業研究も申し分ないと感じていた。

集まる学生のレベルが高かったこと。この中で自分が成長できるビジョンを得られた。またシステムエンジニアの役割を知れたこと。システムエンジニアといっても企業によって役割は大きく異なる。この企業のシステムエンジニアはプロジェクトマネージャーなどのいわゆる上流の役割を担っており、自分のキャリアプランと一致した。

インターンシップ生限定の早期選考ルートがあり、そこで内定をいただけた。またこの年はこのインターン以上の長期インターンはなく、このインターンシップ参加者が最大の優遇を受けているように感じた。

後日面談という形でフィードバックをいただける機会があった。その際、志望度や就活の状況などを聞かれ、ぜひ来てほしいという気持ちを感じた。インターン中の出来事を憶えていてくれたことも非常に好印象だった。

IT企業のシステムエンジニアかメーカーの研究開発で迷っていた。自分のやりたいことを実現できそうなのは前者だが、大学で培った知識や技術で後者のほうがいい会社で活躍できるのではないかという考えもあった。そこで両方の話を聞き、インターンシップに参加して決断をしようと思っていた。またIT企業のなかでもSierやベンダーなどがあり、それぞれのシステムエンジニアの役割を知りたかった。

安定した大企業というイメージがあり、堅苦しいという先入観があった。しかし複合機メーカーからIT企業へ時代によって変わっていくという姿勢が要所に見られ、まだまだ変化し、生き残っていくのではという印象を受けた。また、このインターンシップでシステムエンジニアの知識や手法に触れ、楽しいと感じた。この経験が業種を絞るいい材料になったと感じている。