【未知への挑戦、通信の未来】【22卒】東日本電信電話（NTT東日本）の夏インターン体験記（理系/システムエンジニアコース）No.16702（北海道大学大学院/男性）（2021/8/6公開）

就職活動のとっかかりとして、とにかく夏のインターンに参加したいと考えていた。そこで大手企業でイメージしやすく、合同説明会で話を聞いた中で興味を持ったNTT東日本のインターンに参加した。職種についてはよくわからなかったが、インターン内容の概要を見て面白そうなものを選んだ。

事前にインターンシップの選考内容を調べた。またメンターがつく就活団体に登録し、ESの添削や動画面接のチェックをしてもらった。

面接がなく、リアルタイムでの選考はGDのみだった。インターン内容もグループワークなため、協調性や積極性を重視していたように思う。

グループワークによる最適な通信システムと新規事業の提案

基本知識の講演・演習/段階ごとにグループワーク/グループごとに発表

通信設備の基礎知識/提案内容とその作り方

実際の顧客に近い例を用いて通信システムを提案する。また新規事業を共に提案する。

前半にやったこと

まずは通信システムについての簡単な知識。機材の機能やその使い方など。そしてその内容を生かしてGDを行う。段階的に行うことで覚えた知識を使う演習のように進んでいった。昼食時はメンバーを入れ替え、座談会として社員や同期と話す機会があった。

後半にやったこと

前半と同様にGDを進めたが、だんだんと自由度が上がっていった。そして各グループでオリジナルのテーマに入っていき、まとめたものをプレゼンした。プレゼンの後は社員との座談会があり、企業のことや就活の相談などを聞くことができ、有意義な時間だった。

SE経験のある人事 人事部長

なし

社員の方々は人数が多く、SE経験者で構成されていたため、GDの途中でわからないことがあればすぐに質問できる環境だった。また、各グループに担当の人がいたので、その人に評価していただいたように思う。後日私のリーダーシップについてお褒めと分析をいただいた。

まずテーマの難易度がとても高いと感じた。事前知識は最初に学ぶものの、それを応用するまでに至らず、かなり苦戦した。また、オンラインでの開催だったため、意思の共有を確認するため、表情をよくみながら議論を進める必要があった。また、プレゼン資料を作る時間が短く、オンラインでコミュニケーションをとって分担をしながら進めることが難しかった。

グループのメンバーとは5日間共に過ごしたので個性が見えてきた。その中で中心に進めてくれる人が1人いて、皆がついていくような雰囲気だった。チームの中で役割を見つけることが大切だと感じた。

システムエンジニアの仕事の概要を知ることができた。要件定義から提案までのプロセスを体験し、とても魅力的に感じた。また顧客へのヒヤリングを体験する機会もあり、人と接する仕事としてのイメージを強く持った。普段身近にある通信システムの仕組みを理解し、意識してみることができるようになった。

テーマのが難しかったので、情報系の知識やビジネス立案の経験があればとても活かされると感じた。また、わかりやすい資料の作り方は調べておく必要があると感じた。

理系の技術職としてのキャリアを考えていた自分が新たな可能性を見つけることができたインターンになった。人と接することが好きな理系の自分が選べる選択肢の1つとしてシステムエンジニアを知ることができた。またNTT東日本はとても身近な企業というイメージがあり、生活を支える仕事としてとても魅力的に感じた。

他のインターン生をみる限り、専攻や持っているスキルに偏りがなく、ポテンシャルや性格を重視しているように感じた。また、インターンのなかでは自分はしっかりと役割を見つけ、グループに貢献できたと感じていたので、選考では有利になるのではと思った。また他のインターン生からいい部分をたくさん吸収したので、就職活動がよりうまく進むだろうと思った。

インターンの作り方がとても丁寧で本格的だったこと。学生への配慮や具体的な計画を見て丁寧な仕事をする企業だと思った。また地域密着の通信企業として日本中を支えるNTT東日本の仕事を大変魅力的に感じた。社員の方々や同期のインターン生がとても能力が高いように感じられ、このような刺激的な環境で働きたいと思った。

実際に早期選考があり、面接の回数が大幅に減少した。おそらくインターン内で評価を得られれば、内々定が濃厚になると言えるくらいには有利だと感じた。また難易度が高いテーマを経験できるので、面接で話す際に濃い話ができ、とても役に立った。

就職活動を始めたばかりだったのであまり考えていなかった。工学系の学科に所属していたので漠然と研究開発職かなと考えていた時にこのインターンシップに参加でき、システムエンジニアやIT企業という新たな方向性を考えるきっかけになった。また、インターンで得られる知識や経験がとても大きいということを知り、さまざまな企業や職種のインターンを受けようと思った。夏の段階で自己分析をする際にとてもいい判断材料となった。

NTTと聞くと元国営企業ということもあり、固いイメージがあった。しかし企業についてのお話やインターンの内容から、非常にチャレンジングな雰囲気を感じた。実際に通信インフラだけにとどまらず、IT企業としてビジネスを展開していることを知り、そのビジネスに興味が湧いた。またシステムエンジニアの業務についてかなり理解が深まり、自分のやりたいことが見つかったような感覚があったため、その後の就職活動の指針が変わるきっかけとなった。