【新たなソリューションを提案】【22卒】日鉄ソリューションズの冬インターン体験記（理系/システムエンジニア）No.17609（北海道大学大学院/男性）（2021/9/7公開）

ＩＴ企業のシステムエンジニアを志望していたため、その仕事を体験する機会、企業について聞く機会を求めていた。しかし時期的にも他選考や研究との兼ね合いにより、長い期間をとれない中、１dayのインターンがあり私にとって都合がよかった。

冬のインターンだったため、夏インターンから書き続けたESが、先輩や友人からの添削によりかなり通過率が上がっていた。企業研究としては合同説明会で何度か見かけた程度だったが、マイページからかなり充実した会社紹介動画が見られたので、すべて視聴した。

ほかのシステムエンジニアの選考に比べて技術や知識よりも、人柄・一緒に働きたいかを見られていたように感じた。

企業説明（強みや扱う分野など）/顧客のニーズに応えるソリューションを企画・提案するグループワーク

最初に人事部の方の自己紹介があり、そのあとグループごとに自己紹介を含めたアイスブレイクがあった。続いて企業説明会のときに聞いたものと近い話を聞いた後、グループワークのお題が出された。インターンの時間のほとんどはそのグループワークに使われた。最後に全グループではなかったが自信のあるグループに挙手制で発表する機会があった。

ソリューション提供の企画・提案部分の体験、問題定義・課題解決のプロセス

ITを用いたソリューションの企画提案

1日目にやったこと

最初に人事部の方の自己紹介があり、そのあとグループごとに自己紹介を含めたアイスブレイクがあった。続いて企業説明会のときに聞いたものと近い話を聞いた後、グループワークのお題が出された。インターンの時間のほとんどはそのグループワークに使われた。最後に全グループではなかったが自信のあるグループに挙手制で発表する機会があった。

顧客の役員

なし

グループワーク中はいつでも質問ができる（呼び出せる）ようになっていて、何度か頼らせていただいた。またグループん提案内容についてはほかの提案に比べて保守的で新規性がないことや、キャッチーな名前を付けるべきという指摘をいただいた。

１日限りのインターンであったので、グループがなじんでおらず、時間も限られているため、なかなか企画案を詰め切っれなかった。私ももっと面白い方向性があると感じていたが、時間やグループの雰囲気から、それを言うのは得策ではないと感じてしまった。短い時間でいかにある程度完成度の高い企画をするかという点でとても悩んだ。

５人グループでワークを行った。皆が同程度の意見を出し合うことができる点はよかったが、発想が面白いと感じる新しい考えは反対にあっていた印象。結果としても誰でも思いつくような案に収束してしまった。

ワークのテーマはかなり具体的で売り上げの数値や顧客の指針などから根拠をもって企画をする必要があり、そのプロセスは非常に面白かった。また、グループワーク自体もかなり学びが多く、限られた時間でいかにしてある程度の完成度にもっていくか、全体を見ながら進めるという経験はほかのインターンや本専攻でも最大限に生きたように思う。

ワークの際に提供された多くの情報からいかにして課題を把握するか、つまり問題定義の部分が非常に重要だと感じた。企業のデータや情報を見ることには慣れておけば、そこのスピードは上がるのではないか。

システムエンジニアといっても企業によって役割が異なるケースがある。日鉄ソリューションズのシステムエンジニアがどのような役割を担っているのかを企業説明とグループワークで実際に体験し、感じることができた。その結果いわゆる上流のシステムエンジニアとして活躍したいという自分のキャリアプランにマッチしているように感じた。

一緒にグループワークをしたほかのインターンシップ生は正直に言うと保守的であまり面白みを感じなかった。私は新規性のある案を提案しつつ、全体がまとまるように立ち回ることができた。この企業の選考はアクティブさや人間性を見られるのは聞いていたので、グループの中では負けていないと感じた。

IT企業として扱っている分野のなかで特に強う分野が生産・サービス業であり、私の希望分野と一致していることが再確認できた。また、その分野に対して明確な強み（製鉄のノウハウ、研究開発、幅広いフィールド）が示されており、ＩＴ企業のなかでも大きな優位性を感じた。

インターンシップ生限定の早期選考ルートがあり、私はその選考で内定をいただけた。内定時期は３月中旬ととても早く、合格率も高いのではないか。１dayのみのインターンシップでこの優遇は期待以上で、このためにもぜひ参加してほしいインターンシップである。

ＩT企業のシステムエンジニアとメーカーの研究開発で迷っている状況だった。自分のやりたいことは前者が一番しっくり来ていたが、大学での知識や経験を活かし、後者のほうがいい会社に入れるのではないかと考えていた。そこで両方の短期インターンをいくつか試し、決断をしようという状況であった。またＩＴ企業はコンサルやSier、ベンダーなどさらにどこにするか決める必要があり、それぞれのシステムエンジニアがどのような役割を持つのか確かめたかった。

大企業のIT部門から独立した企業なので、親会社ありきのイメージがあった。しかし実際に鉄鋼の割合は売り上げの20％程度で、IT企業としてとても優秀な企業だと感じた。また、システムエンジニアとしての業務は研究開発職とは違い、ビジネスより名考えが必要になる。私の中では迷っていた2つの選択肢からITに絞るいいきっかけだったと感じている。