22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
ゼミ・研究室にて取り組んでいるテーマについて簡潔にご説明ください。所属していない方は、特に力を入れて勉強されていることについてご説明ください。
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A.
光線力学療法は低侵襲性かつ副作用の少ないがん治療法として組織の表層に位置する早期癌または残存腫瘍の除去に用いられています。しかし、蠕動運動による標的と照射光のずれによる正常組織への熱損傷等を招く危険性があります。一方で生体組織への接着性と追従性に優れるナノシートは、 任意の高分子から成る厚さが数十~数百ナノメートルの薄膜であり生体内に様々な物質を留置するためのインターフェースとして期待されています。研究活動では、肝臓等の深部臓器に対して無線発光が可能な小型光源をナノシートによって長期かつ安定的に固定することで、光線力学療法の欠点を解消し、適用範囲を拡大することを目的としています。加えて、小型光源とナノシートから成るデバイスを埋め込んだ際に生じる異物反応を抑制するシステム(ナノシートへの生体適合性材料の修飾、表面形状の加工等)を構築することで効果的な埋め込み式光線力学療法の実現を目指します。 続きを読む
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Q.
学生時代にもっとも打ち込んだエピソードについてお聞かせください。
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A.
ダイビングサークルの存続をかけて新歓活動に取り組みました。40年の歴史をもつサークルでしたが、様々な伝統、厳格な活動時のルール等が原因でメンバー数が減少し、私と同期達が幹事代になる前にサークルを解散させるか、新歓活動を行うかの選択を迫られました。存続に疑問を抱くメンバーを説得するためになぜ自分にとってサークルが大事な場所であり、今後も人を集めて、存続させていくべき組織であるかについて何度も話しました。年間予定や活動方針についてメンバーと率直な議論をし、古い慣習や厳密なルールの改定を行い新歓に臨みました。始めはなかなか新入生が集まらず諦めそうになったこともありましたが、合同新歓での積極的な勧誘や個別の説明会等を駆使して結果的に前年の1人を上回る5人の新入生を確保することに成功しました。仲間との率直な意見交換と討論の重要さと厳しい状況でも最後まで諦めないことの重要さを改めて学びました。 続きを読む
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Q.
当社を志望する理由と、当社で希望する業務およびその理由についてお聞かせください。
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A.
貴社への志望理由は主に二つあります。まず研究テーマにおいてエラストマーのナノシートを使用しており、合成ゴムやプラスチックの化学品や繊維、電子材料を含めた高機能材料に興味があります。ゴムやプラスチック等、様々な化学品の開発を通して多くの業界に影響を与えることができる貴社の研究開発職に魅力を感じます。便利で豊かな生活を支える素材の開発業務を通してものづくりのやりがいを感じたいと思います。また、主体的に研究活動に取り組み一定の成果を残すことができ、研究の難しさとともに面白さややりがいに気づきました。貴社の研究開発職にて、よりスピード感のある企業ならではの利益重視の研究開発を経験しつつもより将来を見据えたユニークな研究開発にも関わることで優れた研究者として成長したいと思います。 続きを読む
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Q.
5年、10年先の将来の展望として、どのような人材になりたいかについてお聞かせください。
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A.
様々な産業や暮らしの発展に貢献できる新規マテリアルの開発、製品化を遂行できる人材になりたいです。研究室配属以降、一貫した一つの研究テーマに取り組み、座学を中心とした学部3年までとは異なり、自ら手を動かし、研究計画を組み立て、共同研究者や指導教官とのスケジュール調整を行って実験を行い、結果について考察し、様々なフィードバックを貰い、実験計画、研究の方向性を刷新していくという一連の過程は非常に刺激的な体験です。今までの座学中心の学生生活にはない、主体性のある実学が伴っており、とても有意義な時間であると強く感じています。小さいころからぼんやりと日本のリーディングカンパニーで働きたいと思っていましたが、この経験を通して貴社の研究員として多くの人の暮らしに役立つ製品に必要な材料を開発し、最先端の製品の基盤となる研究に対して研究自体のマネジメントや事業としての展開に関わりたいと考えています。 続きを読む