22卒 本選考ES
技術系
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
あなたの研究テーマは何ですか。また、その研究テーマにどう取り組み、そこから何を得たのか教えてください。※その分野に詳しくない人でもわかる説明で教えてください。
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A.
研究テーマでは無線給電駆動型の小型光源を組織接着性と追従性に優れたナノシートを用いて臓器表面に長期間安定的に固定することで低侵襲性かつ副作用の少ないがん治療法である光線力学療法の適用範囲の拡大を目指します。臨床応用を前提とした研究テーマのため、他大医学部の研究室や企業と共同して研究を行うため会議や共同実験で様々な立場の人々との円滑なコミュニケーションを日頃から求められてきました。始めは苦労しましたが、毎週行われる指導教官とのミーティングや定期的に行われる中間報告会、卒業論文制作を通して実験結果に対する多角的な考察や、見やすく誰が見てもわかる簡潔な発表資料の作り方等を徐々に身に付けることで共同研究者の方々とのミーティングや実験を円滑に進めることが出来るようになりました。その結果、研究成果を国内の学会のポスター発表にて発表することが出来ました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでに直面した困難は何ですか。その困難に対して、あなたはどのように自分で考えて取り組み、どう乗り越えようとしたのかをご自身の言葉で教えてください。
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A.
大学院入試に失敗し、研究生としてもう一度大学院入試に臨むという困難に直面しました。入試に落ちた瞬間から後悔の念が頭を覆いましたが、これ以上後悔をして今後の自分の人生を決めることはしたくないと思い、すぐに気持ちを切り替え、まずは大手企業に絞って夏季、秋季採用の選考を受けました。しかしやはりそう甘くはなく、結局内定は一つももらえませんでした。その後指導教官、先輩、両親と話すことで研究生として真剣に研究に打ち込みながらもう一度大学院進学を目指すことにしました。中小企業への就職や卒業してもう一度就職活動を行うという選択肢はありましたが、先輩、同期のレベルが高い研究室に配属され、非常に魅力的な研究テーマを与えられたにもかかわらずここで投げ出してしまうのは非常に勿体ないと考え、一度の失敗でくよくよすることなく気持ちをしっかり切り替えて反省して覚悟を持ってもう一度大学院への進学を目指すことにしました。 続きを読む
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Q.
上記設問1、2の経験から見出した、あなたの就職活動の軸を教えてください。
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A.
上記の経験より私には就職活動の企業選択において主に二つの軸があります。一つ目は収益性や安定性の高い業績を保ちながらも自社の研究、技術開発に積極的に投資を行っていることです。研究活動おいて様々な最先端の科学技術の一端を垣間見たことで、変化の目まぐるしい社会で企業が生き残るには継続的な研究開発が重要であると感じました。この点において貴社はゼロックス社の名前を借り確固たる利益を確保しながらも多くの業界No.1の独自の技術を保有し、業界を牽引し続けており収益性と研究開発の間に好循環を有する企業だと思います。二つ目は多様性です。普段からお医者さん等、様々な立場の方々から異なる意見を頂きそれを上手く自分の考えに落とし込みながら研究を進めてきたため、多角的な意見、考察の重要性を実感しました。3つの分野の技術者達がお互いに刺激しあいながら一つの製品をつくりあげる貴社の研究開発体制に非常に魅力を感じます。 続きを読む
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Q.
「最も取り組みたい技術分野/業務」において、富士ゼロックスであなたが実現したいことと、その理由を教えてください。
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A.
私が貴社で実現したいことは主に二つあります。まず最先端の研究を取り入れた画期的な複合機の開発を達成したいと思います。研究対象の高分子超薄膜(ナノシート)をはじめとして研究活動において世界にはまだ工業化されていない大きな可能性を秘めた興味深い性質を有する材料が多く存在することに気づかされました。貴社のマテリアル領域の研究業務において既存のトナーや機能部材の性能を大きく向上させるもしくは形態そのものを大きく変えることができる材料の研究に取り組むことで時代の変化に合わせた複合機の多様化に貢献したいと思います。また、貴社が長年培ってきた高い技術力を用いて複合機と同様貴社を代表する製品の開発を実現したいと思います。複合機の中には多くの機能部材が含まれそこには様々な科学技術があります。各部材に用いられる優れた技術力を上手く抽出し、組み合わせることで今までにはない画期的な製品を開発したいと思います。 続きを読む