22卒 本選考ES
研究開発職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
研究室におけるあなたの役割を教えてください。実務的な役割分担だけではなく、スキルや性格面も踏まえて、あなたと他のメンバーとの関わり方などをお答えください。
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A.
修士1年の頃は定期的な飲み会のお店の予約や料金の徴収等の実務を担当しました。研究室のメンバーが全員で30人おり、学生の懐事情を考慮しつつ先生方の不満がないような店、会場選びを心がけました。また、飲み会の最中、メンバーの多くが遠慮して先生の横を避けるため、積極的に先生の横に座って話を聞き、話題を提供して研究室の全員が楽しめるような会の運営に努めました。また、学部4年修了後、新しく配属された後輩の面倒を見ることになりました。非常に優秀な子で論文の読み込みや実験結果に対する考察に優れていました。一方で楽観的な性格の自分からすると実験作業や結果に対して固執し過ぎる面があり、夜遅くまで実験することが多く見受けられました。そのため実験や結果のどの部分が一番重要であるか、もしくはあまり気にしなくてもいい点であるかを見極められるアドバイスを送り、後輩が楽しく効率的に研究に取り組めるように心がけました。 続きを読む
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Q.
現在の関心事、世の中の出来事や社会動向など特に関心があることと、それに対する考えやポリシーがあれば教えてください。(社会問題、政治経済、科学技術、スポーツ、エンタメなど)
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A.
コロナ問題に関心があります。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、統計的データから考えると明らかに地域、人種間で死亡率に差があります。よって、日本国民の多くが本気で新型コロナウイルスを怖がっている様子はあまり見受けられません。一方で医療崩壊の危機という報道は毎日なされています。日本は世界でも有数の医療体制を有する国であるのにもかかわらず、欧米諸国に比べて非常に少ない患者数で医療体制が危機を迎えている状況は根本的にコロナ対策が間違っていると感じます。ウイルスという目に見えない脅威に向き合うためには早急に新型コロナの指定感染症の等級を下げて日本の大きな医療体制を最大限に活かす必要があると思います。 続きを読む
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Q.
当社を志望した理由
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A.
貴社を志望した理由は貴社が優れた研究開発体制に裏打ちされた高い技術力を持つ日本を代表する化学メーカーであると同時に社会への貢献度が幅広い企業であると感じたためです。高い研究開発費比率に加えて11ある研究開発部門が独立性を保ちながらも同じ目的に向かってお互いの得手不得手を上手く補いながら研究開発に取り組んでおり、組織として非常に統率が取れており、質の高い研究開発が行われていると思います。また機能性材料、ライフサイエンス、化学品の3つの事業に取り組むことで既存の産業と未来の産業にB to Bメーカーとして幅広く貢献する姿は変化の目まぐるしい社会においては非常に頼もしい存在であると考えています。 続きを読む
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Q.
【現時点で希望する仕事】知識や技術、強みが活かせると思われる仕事とその理由
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A.
貴社の研究開発職にて研究活動で培った高分子材料に対する知見や実験スキルを駆使して高機能材料の研究開発に取り組みたいと思います。研究対象のナノシートは様々な高分子から作製することができ、その厚さは約数百ナノメートルです。これはウイルスの大きさに相当します。ウイルスは目に見えませんがナノシートは目視でき、手で触ることができ、接着剤なしに様々なものに貼ることもできます。このように独特な性質を持つ材料に対する知見は今後、貴社にて新規材料の開発に取り組むにあたり大事な経験であると思います。また、共同研究で培ったコミュニケーション能力を発揮することで研究所全体のスムーズな研究開発に貢献したいと思います。 続きを読む
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Q.
【将来チャレンジしてみたい仕事】当社を舞台に将来取り組んでみたい仕事、または実現してみたい夢とその理由)
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A.
研究員として研鑽を積んだうえで、様々な最先端の材料の研究開発におけるマネジメントや事業としての展開に関わりたいと考えています。研究室配属以降、一貫した一つの研究テーマに取り組むことで座学を中心とした学部3年までとは異なり、自ら手を動かし、研究計画を組み立て、共同実験を行い、結果について考察し、何度も共同研究者の方々との会議を行い、様々なフィードバックを貰って研究の方向性を刷新していくという一連の過程は今までの座学中心の学生生活にはない非常に刺激的な体験であり、研究の面白さや科学技術の奥深さに気づかされました。マネジメント業務や事業展開に関わることで科学技術の更なる発展に貢献したいと思います。 続きを読む
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Q.
【本気の経験】これまでの人生で「本気になって取り組んだ」と思う経験とその理由(成果やスケールは問わず、自らが「やりたい」と感じ、「本気」をだせたもの
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A.
大学院入試に落ちた後、本気になって研究活動に取り組みました。まず後悔の念が頭を覆いましたが、これ以上後悔をして今後の自分の人生を決めたくはないと思い、気持ちを切り替えてまずは大手企業の夏季、秋季採用の選考を受けました。しかしやはりそう甘くはなく、結局内定は貰えませんでした。その後指導教官、先輩、両親と話すことで研究生として真剣に研究に打ち込みながらもう一度大学院進学を目指すことにしました。職種を選ばない就職や就職浪人という選択肢もありましたが、先輩、同期のレベルが高い研究室に配属され、魅力的な研究テーマを与えられたにもかかわらずここで投げ出してしまうのは勿体ないと考え、一度の失敗でくよくよすることなく改心して覚悟を持ってもう一度大学院への進学を目指すことにしました。結果的に二回目の試験には合格することができ、かつ研究の成果をまとめて学会のポスター発表に参加することが出来ました。 続きを読む