- Q. 志望動機
- A.
artience株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒artience株式会社のレポート
公開日:2021年4月18日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 研究開発職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- あり
選考時の新型コロナ感染症対策
1次2次はオンライン、最終面接は対面でした。
企業研究
入社してから何をやりたいのか、を明確にしていました。私の場合は樹脂事業に携わりたかったので、樹脂事業の特に何をやりたいのか、その事業に興味を持った理由、将来どうしていたいか、を具体的に話しました。特に私は将来像と掛け合わせて、やりたいことを伝えました。あとは、最新のニュースはチェックするようにしており(化学工業日報などで)、樹脂・インキ事業の今後の展望や新興国への進出理由などを逆質問で聞くようにしました。最新ニュースは触れていてよかったなと感じます。もし同業他社も同時に受けているのであれば、同業他社のことは念入りに調べておいた方がよいかもしれません。私は同業他社は落ちていたので聞かれませんでした。圧迫面接は全くなく、「人間尊重の経営」を経営哲学に挙げているように、面接では人間性を重視しているように感じました。自然体で臨めば大丈夫だと思います。
志望動機
実際には聞かれた記憶がないのですが…実際に聞かれた就活の軸を以下に。
私は、「化学を通したモノづくりで人々の暮らしに好影響を与えたい」という自分のコアを大事にしています。そして、会社を選ぶ際には、そのコアが実現可能かどうかを重視しています。具体的には、「幅広い事業領域で経験を積めるか」「今後の社会を担う新技術の創出に熱心か」の2点を重要視しています。その理由として、前者は、周囲から頼られる影響力の大きい人材として成長するためには、幅広い知識や優れた技量が必須であり、あらゆる経験を積む必要があると考えているためです。そして後者は、将来活躍する製品を創造するためには、高付加価値素材の創出が重要であると私は考えており、未来を見据えた研究開発に挑戦していることが重要であると考えているためです。0を1に、そして1を無限に広げることができる化学メーカーで、研究を通して新しい価値を世に提供することで、人々の暮らしを支え、笑顔溢れる社会の実現の一助を担いたいと考えています。
こんな感じのことを勢いで答えました。
OB・OG訪問
OB・OGと繋がった経緯・方法
大学の先輩から教授に連絡が来ました。
OB・OGとの連絡方法
メール
話を聞いたOB・OGの人数
1人
OB・OGに質問したこと
企業体制や福利厚生、仕事内容など聞きました。
注意したことや感想
特に肩ひじ張らずに自然体でお話ししました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年02月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
就活の軸、ガクチカ、自己PR
ESの提出方法
専用サイト
ESの形式
Webだが、リクルーター経由なのでESは通過率100%でした。
ESを書くときに注意したこと
ESよりも履歴書を意識しました。大学のフォーマットをダウンロードし、それをパワポに張り付け作成し、PDF化して提出しました。
ES対策で行ったこと
様々な人のESを参考にテンプレートを構築し、企業ごとに志望動機を変えていました。やりたいことが明確なら、落ちることはないと思います。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 若手人事
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
30分ほど
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自然体で話したことと、とにかく笑顔で話したことです。焦らずに自分を表現できたことが、通貨につながったと思います。
面接の雰囲気
非常に温厚な方でした。人間性を重視しているような感じで、緊張せず普通におしゃべりができたら受かると思います。
面接後のフィードバック
ありました
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたの強みを教えてください。
私の強みは計画性があるところです。その一例として、4年間勤めた焼き肉屋での厨房スタッフの経験が挙げられます。大学3年生の時、スタッフの人数が激減し、繁忙期でも厨房アルバイトが一人しかいないということが頻繁にありました。最大100人にも及ぶ予約客の注文を全て捌き切るために、私は事前に予約客の人数と年齢層を把握し、年齢ごとに注文されやすい傾向にある料理を多めに仕込みました。また、業務中も優先順位の高い品から順に提供しつつも、調理の合間に皿洗いなどの雑務もこなし、時間配分を計算しながら作業しました。その結果、クレームが来ることもなく無事に終えることができ、作業の効率化により磨きがかかりました。こうして培った計画性は、日々の研究活動や趣味の料理など、幅広い場面で応用できており、誰にも負けない私の強みであると自負しております。この強みを活かし、業務を効率的にこなすことで貴社に貢献したいと考えます。
学生時代に力を入れたこと
私が学生時代に最も打ち込んだことは、趣味の弓道です。私は弓道サークルに所属しておりましたが、うまくなりたい一心で、練習日以外も近所の弓道場に足繁く通い、練習量を誰よりも多くこなしました。しかし、いくら数をこなしても矢が的に全く中らない時期がありました。的に多く中てたいという気持ちばかりが先走り、質より量を求めた結果、基礎が疎かになっていることに気づいた私は、基本動作を見直すことにしました。友人に頼んで自身の射形を動画で撮影し、不自然な動作箇所をメモに取ることで、問題点を洗い出しました。また、弓を引く際に無駄に力んでしまう癖があることに気づいた私は、呼吸を整え、一射一射丁寧に引くことを心掛けました。試行錯誤の結果、平均的中率が30%から80%まで大幅改善されました。この経験から、私は課題解決能力が向上し、今後の業務においても多角的に問題を見つめることで、問題の改善に努めたいと考えます。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部マネージャー、技術課長クラス
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の考えを持ち、はっきりとカメラ目線で話したことと、笑顔を絶やさなかったことが評価されたのだと思います。
面接の雰囲気
一次面接同様、非常に温厚な方でした。圧迫質問などもなく、二次面接も人間性を主に重視しているように見受けられました。
面接後のフィードバック
あり
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
研究概要を3分で紹介してください。
フッ素原子を有する有機化合物は、フッ素原子の特異な性質に起因した生理活性や機能特性がしばしば発現するため、医農薬品や機能性材料など、多分野で応用されています。特に近年では、~という構造が特異な生理活性を示すことが報告されたことから、非常に注目されております。しかし、この構造を導入した報告例は極めて少なく、合成法の確立が強く求められています。そこで本研究では、効率的な合成法の確立を目的とし、~を有する化合物の合成を行うこととしました。検討の結果、~の有無により、同一の前駆体から目的の化合物を2種類作り分けられることを見出しました。この研究成果は、医農薬分野において、新薬開発の一助になると考えています。
特定を避けるため、少し端折って書かせていただきました。
なぜ今の研究室を選んだのですか。
人との距離感が近いためです。所属している研究室は、生徒間の距離だけでなく、教授同士の距離や生徒と教授間の距離も近く、このことが決め手となりました。私はいいアイデアというのは人とのコミュニケーションを通じて生まれると考えてります。そのため、距離感が近い研究室を重視していました。実際に、教授とのディスカッションを通じて、課題の解決や新しいテーマの創出につながりました。また、研究室生活は実験時間が長いことから、過酷なものであると想像していたので、生徒同士の関係が密接な研究室であったことも、現在の研究室を選んだ理由の一つです。お互いに励まし合える環境が整っているので、精神的にも耐えられると考えました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京本社
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長、技術本部長
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
新幹線で東京入り→面接
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
第一志望であることをとにかくアピールしたことだと思います。上記のフッ素の規制に関する質問に関して的外れなことを発言し、失敗したと思いましたが、結果的に内々定をいただけました。とにかく第一志望であることを前面に押し出し、黙ることなく将来像やキャリアを語ったことが評価されたのだと思います。
面接の雰囲気
対面ならではの独特な空気感はありました。温厚な方で、緊張もほぐしてくれるような質問も投げかけてくれました。しかし、技術本部長の技術質問はかなり鋭かったです。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議
最終面接で聞かれた質問と回答
spiの結果についての深掘り
SPIの結果では、君は優柔不断という結果が出ているけど、就職活動においてはそのように見受けられないけれど、実際どうですか。と聞かれたので、以下のように答えました。確かに私は優柔不断であります。私は普段から、常に考えてから行動することを心掛けているので、選択が迫られた際には、迷いが生じることが多いと実感しております。しかし、就職活動においては、私は「これまで学んできた化学を通して、モノづくりで人々の生活を豊かにしたい」という軸を基に行っております。そのため、私は終始一貫して、化学業界を主に志望しておりましたし、その軸がぶれることは全くありませんでした。
一度相手の質問に対して肯定し、その後自分の考えを発言すれば大丈夫かなと思います。
フッ素の規制に関して
最近ではフッ素に関する規制が厳しいけれど、君はなぜそのテーマを選んだのですか。と聞かれたと記憶しています。想定していなかった質問であり、咄嗟に応えたので質問内容を完璧には覚えていませんでした。間髪入れず、以下のように答えました。仰る通り、フッ素は規制が厳しくなっております。しかし、フッ素だからこそ発現する機能性もあります。特に私はフッ素と聞くとテフロンなどの機能製品しかイメージが無かったため、医薬品に応用できるということを知ったときは目からうろこでした。そのインパクトに惹かれ、このテーマを選びました。
実際は、PFOSやPFOAといった有機フッ素化合物がここ半年で規制されたことに絡めて質問してきたのだと思います。非常に鋭い質問で回答を用意していなかったため返答に困りましたが、黙るのが一番よくないのでとにかく瞬時に言葉を発しました。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年04月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
人間性を重視しており、会社全体の雰囲気が自分にマッチしていたためです。
内定後の課題・研修・交流会等
交流会を夏に予定しているらしいです。
内定者について
内定者の人数
分かりません。
内定者の所属大学
分かりません。
内定者の属性
協調性
内定後の企業のスタンス
就活は辞めてほしいと言っているように感じました。自分は終わらせる予定だったので問題ありませんでしたが、続けたいと考えている人はそもそも内定を頂けないと思います。
内定に必要なことは何だと思うか
一次面接はただのおしゃべりといった感じでしたので、しっかりとカメラ目線ではきはき話せば問題ないと思います。二次面接は技術面で自分の考えをしっかりと話すことが重要だと思います。といっても、技術面は表面的なことしか聞かれないので、特に鋭い質問はなかったです。普段教授とディスカッションしている方や、学会発表経験がある方であれば、何ら問題ないでしょう。最終面接は第一志望であることを強く押し出すことが大事であると思います。私の場合は、時事的な鋭い技術質問が飛んできましたが、そこでも自分の考えをはっきりと言うことができれば問題ないと思います。一緒に働くことを夢見て、先に待っています。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
強い意志を持った人が受かっているのだと思います。小手先の考えでは見抜かれます。面接を通じて、本当に第一志望の方しか受からないという風に感じました。他社のコーポレート研究部の技術面接で聞かれるような、キレッキレの鋭い技術質問はほとんど来ないので、「人間尊重の経営」を掲げていることからも伺えるように、とにかく「人」を重視しているのだなと感じました。キャラクターがしっかりしていたので、受かったのだと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接は入社意思があるかどうかの確認なのかな、と感じました。そのため、本当に第一志望の方しか採用しておらず、だからこそ社員に一体感が生まれているのだと感じました。加えて、面接を通じて大事なのは笑顔だと思います。余裕のある人は受かっており、逆に余裕のない人は落ちていたので、リラックスして臨むことが重要であると思います。(最終面接、私はガチガチでしたが…)
内定後、社員や人事からのフォロー
余談ですが、教授推薦状の提出を求められた一方、その宛先が明示されず、電話で確認しても「宛先?うちに届けば大丈夫だよ!」的なノリで、ガバガバだったので、内定通知後少し不安が残りました。(笑)
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- A.
artienceの 会社情報
会社名 | artience株式会社 |
---|---|
フリガナ | アーティエンス |
設立日 | 1907年1月 |
資本金 | 317億3350万円 |
従業員数 | 7,822人 |
売上高 | 3221億2200万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 高島悟 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目2番1号 |
平均年齢 | 43.8歳 |
平均給与 | 749万円 |
電話番号 | 03-3272-5731 |
URL | https://www.artiencegroup.com/ja/index.html |
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