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ケンコーマヨネーズ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒ケンコーマヨネーズ株式会社のレポート
公開日:2019年7月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 開発職
投稿者
選考フロー
企業研究
選考途中で、会社説明会の参加が必須なので、説明会の前にホームページを見ていきました。ホームページの隅から隅まで目を通し、企業研究を行いました。その際、他社と比較してケンコーマヨネーズの強み、弱み、これからやろうとしていることを把握しました。そして、調べてもも分からない点を面接の逆質問の時間で聞くようにしていました。企業研究を怠らずやっていたため、ケンコーマヨネーズに関して聞かれたことも答えることが出来、その点が評価につながったのではないかと思っています。また、グループ会社で、総菜を出しているサラダカフェに実際に足を運び、食べてみました。そして、食べて感じたことを面接で伝えるようにし、企業研究していることをしっかりアピールしました。
志望動機
貴社の、食を通じて世の中に貢献されている実行力に共感し、貴社を志望します。貴社は、ロングライフサラダといったような独創的な商品を手掛け、私達の食生活を支えています。また、貴社はマヨネーズやドレッシングといった汎用性の高い調味料を扱っているため、幅広い事業展開を行っている貴社であれば、より多くの人々の健康に貢献できると考えました。一方、私は学部時代に管理栄養士の免許を取得したことで、食と健康の重要性を改めて実感しました。私の研究で培った【向上心を持ち、最後まで粘り強く取り組む力】や【食や栄養に関する専門的知識】といった個性を生かして、実行力のある貴社で、人々の豊かな食生活の実現に貢献したいです。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
誰にも負けない自分の長所をキャッチコピーで表現してください。その長所が誰にも負けない理由を教えてください。※具体的なエピソードを含めること。/食品業界の使命をあなたなりに1つ考えて、理由と共に教えてください。
ES対策で行ったこと
自分が書いたESを、学校の就職支援課に確認してもらい、アドバイスを頂いてもらった。読みやすい文章になるように何度も書き直しては人に見せるを繰り返しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年04月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事/商品開発職の方
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
人柄を評価されていると感じました。緊張してうまく喋ることが出来ませんでしたが、詰まりながらでも自分の伝えたことを言ったことで、面接官にそのことがちゃんと伝わったと感じました。
面接の雰囲気
人事の方が少し威圧的な方でしたが、話をしっかり聞いてくれました。開発職の方は物腰柔らかな方で、頷きながら聞いて下さったのが印象的でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
将来描いているビジョンについて
私は、人々の健康に貢献できるような商品開発の仕事をしたいと考えています。貴社は、消費者のニーズに合わせ、「健康」という付加価値をつけた商品開発を通じて、日本の食を支えています。また、現在、健康志向が高まっている中、特定保健用食品といったような食品ではなく、素材の美味しさを最大限生かした商品創りを行っており、貴社であれば、より多くの人の健康に貢献できると考えました。一方、私も、大学では生活習慣病を予防することで人々の健康に貢献したいという思いで、魚の成分であるEPAに着目した研究を行ってきました。これらの経験を生かして、実行力の貴社で、人々が健康で豊かな食生活への実現に貢献したく、貴社を志望しました。
研究概要について詳しく
私は、必須脂肪酸欠乏状態が骨格筋のエネルギー代謝に与える影響について研究しています。必須脂肪酸は、人の生体機能の恒常性維持に重要な多価不飽和脂肪酸に変換されます。しかし、人間の体は必須脂肪酸を合成することができないため、食事から摂る必要があります。もし、必須脂肪酸欠乏状態に陥ってしまうと、多価不飽和脂肪酸が合成されず、皮膚障害などが生じます。一方、生体で最大のエネルギー消費器官である筋肉は、多価不飽和脂肪酸を多く含んでおり、これら脂肪酸が骨格筋のエネルギー産生を促進することは報告されています。しかし、必須脂肪酸欠乏状態が、筋肉のエネルギー消費にどのような影響を与えるかについては報告されていません。そこで、私は多価不飽和脂肪酸減少が筋肉の代謝に与える影響についてマウスを用いて検討しています。将来的には、必須脂肪酸欠乏による症状のメカニズム解明につながる可能性があると考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部長/開発所長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ケンコーマヨネーズに対する熱意を伝えきることが出来たためだと考えています。会話がちゃんと出来ていれば通過できると思います。
面接の雰囲気
面接官の第一印象は強面で、怖いと感じましたが、話しているうちに穏やかな雰囲気になりました。話やすい面接でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
自己PRについて1分程度で話してください
私は、主体性が優れていると考えています。例えば、パン屋で大学4年間続けたパン生地成形のアルバイトで最も表れていると考えています。私が働いていた店舗は、人件費削減のため残業代が出ないブラックなアルバイトでした。そのため、全員が定時に帰ることが出来るように、私は後輩指導に力を入れ、成形以外の他の仕事も率先して教えました。例えば、成形されたパンは発酵後に焼成されますが、焼成担当者が手一杯の時は、手が空き次第、「他に手伝えることはありませんか」といった声かけをするよう手指導しました。その結果、製造メンバー全員で協力して仕事をする雰囲気になりました。この経験を通して、御社では私の主体性を生かして、人々の健康に貢献できるような商品を開発したいと考えています。
人生最大の失敗について
私の人生最大の失敗は、大学4年間アルバイトで働いていたパン屋の製造アルバイトでの経験です。私は、製造の中でも、パンの生地を売場に出すときの形に形作る成形と呼ばれる仕事を主に担当していました。また、私は働いていた店舗は、関西で一番売り上げが高く、忙しい店舗でした。しかし、アルバイトを始めた当初は、パンそれぞれにある規格にあったパンを作らなければならないという使命感があったため、毎回物差しで測ってパンを作っていました。結果、連帯的に仕事が遅くなってしまって申し訳ないと感じました。そのため、その日をきっかけに、物事を客観的に見て、優先順位を付けてから行動するよう心掛けました。また、パンの規格を全て頭に入れるため、休憩時間を利用してマニュアルに目を通していました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員2名/人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
緊張してうまく話せなかったが、食品業界の中でもなぜケンコーマヨネーズに入社したいのかを伝えることが出来たのが評価されたと思います。
面接の雰囲気
緊張していたら、緊張をしなくていいよと声を掛けて頂きました。非常に物腰軟らかい方で、笑いありの面接で話しやすい環境を作って下さいました。
最終面接で聞かれた質問と回答
これからの海外展開についてどのような経営戦略を考えているか(逆質問)
現在、健康志向が高まっており、サラダ需要が高まってきています。しかし、食は胃袋産業と言われているため、これからの日本の食は縮小していくと考えられています。そこで、今後は日本のみではなく、海外に目を向けなければなりません。そんな中、東南アジアの新興国は、食の多様化からサラダのニーズが高まってきています。なので、ケンコーマヨネーズは、2012年にインドネシアに工場を設立しました。インドネシアは、東南アジアの中で最大の人口を誇っており、急速な経済成長が見られます。これから、より需要拡大を見込むことが出来ると考え、いち早くインドネシアに設立しました。また、2018年にはグローバル展開として、アメリカにおける中食市場への参入目的のため、食品製造・販売会社に出資をしました。今は、世界30ヵ国以上の国や地域に輸出していますが、これからサラダナンバーワン企業を目指してより多くの国に輸出したいと考えています。
自分の粘り強さを表す他のエピソードを教えてください
私の粘り強さが現れている他の経験は、大学4年生で取り組んだ卒業研究にも表れていると考えています。私は、学部時代に管理栄養士免許の取得がきっかけで食と健康の重要性を改めて実感しました。そこで、生活習慣病を予防することで人々の健康に貢献したいという思いで、大学の卒業研究では魚に含まれるEPAという成分に着目した研究に取り組みました。実験を始めた当初は、自分が望んだ成果をなかなか出すことが出来ませんでした。しかし、私は一度始めたことは最後までやり遂げたい性分なので、毎日11時間研究室で実験に明け暮れました。結果、実験をやるごとに精度が向上し、自分が望んだ成果を出すことが出来ました。また、卒業式では卒業研究に対する姿勢を評価していただき、学部長賞を頂くことが出来ました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定承諾書の期限を延ばしてくださいました。自分の気が済むまで就職活動を続けていいと言ってくれ、温かい会社だと感じました。
内定に必要なことは何だと思うか
ケンコーマヨネーズは、人柄重視の面接だと感じました。自分の意見を言うことはもちろん大事だと思いますが、自己主張が強かったり、協調性がないと落選するのかと思いました。ケンコーマヨネーズのグループ会社であるサラダカフェに行くことで、企業研究になりますし、面接のネタにもなります。面接ではうまく話せるかが大事なのではなく、ケンコーマヨネーズに入社したいという強い思いが相手に伝わることが重要だと感じました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
一次面接のフィードバックを、二次面接終了後に頂くことが出来ました。その際、①空気が読めそう②穏やかに見えるが芯がしっかりしている点を評価したと言って頂きました。ぺらぺらと話せることが重要ではないと感じました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
一次面接でかなり人数が絞られたと聞いたので、勝負は最終面接というよりかは一次面接だと思います。一次面接では、自分の治したくない短所は何?という想定外の質問が来たので、自己分析をしっかりしておくの一言に尽きないと思いました。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇談会が、内定承諾書提出期限の前にありました。
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ケンコーマヨネーズの 会社情報
会社名 | ケンコーマヨネーズ株式会社 |
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フリガナ | ケンコーマヨネーズ |
設立日 | 1958年3月 |
資本金 | 54億2400万円 |
従業員数 | 1,031人 |
売上高 | 887億2400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 島本国一 |
本社所在地 | 〒657-0844 兵庫県神戸市灘区都通3丁目3番16号 |
平均年齢 | 39.3歳 |
平均給与 | 622万円 |
電話番号 | 03-5962-7777 |
URL | https://www.kenkomayo.co.jp/ |
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