【沿線価値創造、新たな魅力】【21卒】京王電鉄の夏インターン体験記（文系/沿線価値創造部）No.8383（慶應義塾大学/男性）（2020/1/30公開）

元々鉄道業界に興味を持っていたので、事務系でインターンを実施していたところは片っ端から応募していた。このころはまだ就活に関しては右も左もわからないような状態で、ESのクオリティも今見返してみればかなり低く、当然のように夏インターンは見事に惨敗だったので、たまたま通ったから藁にも縋るような気持ちで参加した。

特別対策したことはないし、前述したようにESのクオリティがお察しレベルだったころの事なのであまり参考にはならないと思うが、一応会社の採用情報を見て、どのような事業をおこなっているか位は目を通した。

沿線外の人に沿線を利用してもらうための施策立案

1日目にやったこと

まず最初の1時間少々で会社概要や業務内容、沿線価値創造部についての説明があった。その後テーマ発表ののちグループワーク。最後に発表があり、学生間で投票を行い、得票数が多かった上位3チームが壇上に上がってもう一回発表をやってフィードバックを受け、終了。

若手社員（審査はなし、フィードバックだけ）

なし

２～3年目くらいの若手社員から、各グループ2点ずつ程のフィードバックだった。正直、「このアイデア良いですね」的なやつばかりだったのであまり覚えていないのが正直なところ。ぶっちゃけ調子に乗ってしまうので、もっと批判的な意見が欲しかった。

グループとしては割とすんなりとアイデアが出て、かなりトントン拍子でワークを進めることができ、余裕をもって完成させられたので特に困ったことはなかった。ただ、沿線にほぼ縁がなかったので、自分自身はあまり有用なアイデアを出せず、大して貢献できなかった感がある。

私は沿線に縁がない人間だったので、会社概要や事業の説明の部分で少しでも知識を増やすことができたのは、参加してよかったと思える点。あとは、自分と同レベルの大学の学生が、この段階ですでに想定以上にインターンシップ慣れしてる感があって、焦りを感じたのはある意味いい収穫だったと思う。

流石に京王沿線についての予備知識ほぼゼロで参加したのはマズかったと思う。それくらいは勉強しておけば、もっとグループワークで貢献できた気がする。

流石に4時間程度の短時間では「この企業で働いている自分を想像する」にはあまりに短すぎると思った。グループワークも1時間前後しかなかったし、実際の業務で6，7人集まって議論して発案する、というようなことが果たしてどれだけあるのか？という疑問もあった。

1回の開催で50人以上の大人数が参加していたうえ、複数回開催されていたので、恐らくインターン選考自体はかなり緩かったんだろうと思うし、その中でも自分より突出している学生はたくさんいるように感じられた。また、1dayインターンの参加実績は全く本選考に関わらなさそうに思えた。

「志望度が下がるような要素が特にこのインターン中に見受けられなかった」というだけであって、逆に志望度が滅茶苦茶上がるような要素もなかった。ただ、参加前の自分の無知が過ぎたこともあって、おおまかにでもこの企業について知ることができたので、一応志望度は上がったかなという程度。

前述の通り、夏の私が書いたお粗末なESでも通ったレベルなので、恐らくインターン選考自体はかなり緩かったんだろうと思うし、参加者も膨大なので、個々の学生のことはほとんど見ていないと感じた

鉄道業界か旅行業界に進みたいと考えていた。鉄道業界では規模が大きく、東京が事業エリアに入っているからという理由でJR東日本、東海。あとは地元である千葉を走っている京成をメインに、京王、京急、東武など関東私鉄も志望候補だった。正直、鉄道会社ならどこでも入りたかった。旅行業界は国内メインが良かったので、JTBとHIS以外で考えていた。

4時間程度の時間しかなかったため、このインターンシップで得られたものは多くはなかったとは思うが、実際に説明を聞き、やはり自分は鉄道業界に進みたいなと改めて感じた。自分は安直に「鉄道そのもの関連の仕事」(特別な切符や新車両の立案とか)しかやりたくないと考えていたが、グループワークを経て、まちづくりであるとか、地方創生であるとか、そういった面からのアプローチにも興味を持ち始めた。