【負担軽減、QOL向上への想い】【23卒】テルモの開発技術コースの本選考体験記 No.23175（大阪市立大学大学院/非公開）（2022/4/18公開）

強み・弱み・やってみたい仕事・自己PR・志望動機・テルモで挑戦したいこと・研究活動での取り組み・学生時代の取り組み・就活の軸

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字数が多かったため、だらだら書かないように気をつけました。

大学のキャリアセンターの職員の方に添削をお願いしました。過去の先輩の通過ESを参考にエピソードを選びました。

Unistyle・大学のキャリアセンター

事前に撮影したものをアップロード

自分の強みが伝わるようにハキハキ話すことを最も意識しました。また、服装や小道具を取り入れ、話す内容を視覚でも伝えられるように工夫しました。

撮影した動画データをアップロードするタイプなので、自分が納得できるまで何回も撮り直すことができ、気軽な気持ちで準備できました。

なし

大学のキャリアセンター

自己PRを一分でお願いします

初めまして。〇〇大学大学院〇〇研究科の〇〇〇〇です。私には周囲を巻き込んで物事を達成する力があります。部活動では、この力を活かして〇〇の大学生交流の場を作りました。この写真は、交流会での他大学との集合写真です。（写真を用意し、示しながら）初めは参加大学も少なかったのですが、各大学がどのような交流を持ちたいかを丁寧に聞き出し、それを元に内容を企画したり、粘り強く交渉することで、当日は多くの大学が参加し、関西の大学が一体となるきっかけとなりました。今後は様々な専門性を持つ人と協力しながら、世界中の人々の命を救う製品を開発していきたいです。以上となります。よろしくお願いします。
（この内容をゆっくりハキハキ話すことで１分ちょうどくらいです）

動画選考の質問は一つだけでした

エントリーシートにも自己PRの記入欄があり、動画選考はエントリーシートと同時に出すため、エントリーシートとは異なる内容を話しました。自分の強みを何個か用意しておく必要がありますので、自己分析や周囲の人の評価などをしっかり整理し、引き出しをたくさん持っておくことが重要だと思います。
また、場所や服装も全て自由なため、話す内容とマッチした場所と服装で話すことも大切だと思います。私は部活動のユニフォームを着て写真を見せて話しました。
何回でも取り直せるため、自分で聞いて聞き取りにくい箇所がないか確認することも重要です。妥協せず、何回も直しながら一番自分らしさをアピールできているものをアップロードしてください。

性格のみだったため、特に対策はしませんでした。

性格のみ

一般的なWebテストと同様

なし

接続後すぐの開始

学生二人で同じ質問を交互に答える形式だったため、他の学生の話にも相槌を打ちながら聞いたことで、対人力が評価されたように感じます。最初の質問がアイスブレイク的なものだったため、ほとんど緊張せずに素直に自分の考えを話したことも良かったと思います。

面接官の方は朗らかで話しやすく、面接を受けることが初めてと知ると世間話から始めてくれ、緊張をほぐしてれました。

なし

大学のキャリアセンター

研究室では研究について教授と話すことがあると思いますが、コミュニケーションをとる際に意識していることはありますか。

研究について質問する時に、自分はどこまでわかっていて何がわからないのか、何が知りたいのかをはっきりさせてから質問するようにしています。全く新しいことを始めたので、最初は何がわからないのかわからないという状況だったのですが、教授に質問したところ、何が知りたいのかまったくわからないと言われてしまって。それ以降は何がわからないかをはっきりさせることを意識しています。
（深堀りです）教授に質問したって言ってたけど、教授と話す機会は定期的にあるの？
いえゼミみたいな定期会はなくて、自分がわからないことがあるときに自分で聞きにいくという感じです。
なるほど。後輩との関わりはどう？
私の研究室には後輩がいないので、後輩と研究の話をすることはありません。

職種を選んだ理由と５年後、10年後どんな風に成長したいのか教えてください

まだ長期スパンでの研究開発が自分にあっているのか、短期スパンでの開発がいいのか具体的なイメージは決まっていないのですが、大学院で基礎研究をしていて、やはりモノづくりをしたいと感じ、製品開発の仕事に携わりたいです。将来的には、医療を大きくかえるような、そういう製品を開発したいと思っていて、そのためにまず５年後にはこの人に仕事を任せたらきちんとやってくれると思ってもらえて、かつ周りにも目を向けられる人になりたいです。その後は御社には自分で手をあげて仕事を取りに行く制度があるので、色々な人と関わったり、色々な職種を経験して、最終的には医療に大きな影響を与えたり、今の治療法を変える製品を作りたいです。

接続後に人事の方から結果の連絡期間や連絡方法についてのアナウンス。その後面接官が入室してスタートした。

自分の研究内容に関しては面接官は全く未知の領域であったそうなので、どんな質問も噛み砕いて答えることと、苦労した点などは研究者であれば一度は経験のあることをピックアップして答えました。面接官の方も経験があったそうで、話が弾み、その後も良い雰囲気で面接を進めることができました。

とても和やかでした。笑いが起こるような場面もあり、とてもリラックスして話すことができたと感じました。

最終面接の日程調節時に一次、二次とも評価項目の内容と簡単なフィードバックがありました。

大学のキャリアセンター

強みとしてコミュニケーション能力をあげているけど、コミュニケーションをとる時に気をつけていることは？

相手の意見を否定しないということです。自分はこう思う、ちょっと違うなと思うこともあるのですが、まずは相手がどのように考えてその考えに至ったのかを聞いて、受け入れるようにしています。
（深掘りです）これが発揮された具体的なエピソードなどはありますか。
〇〇部で主将をしていた時に医療機関の方と協力関係を築くということを担当しました。相手の方には自分達にメリットがないなど否定的な意見で断られてしまって、その時に自分は私たちがしてほしいことばかり押し付けていたと気づき、その後は相手の要望を聞くように心がけるようになりました。相手が自分達にどのような気持ちを抱いているのか、自分達の目標は何かを擦り合わせることで、最終的には協力していただけました。

第一志望職種を選んだ理由は？

最終的には長期スパンで製品を開発したいと考えているのですが、そのためにまずは短期スパンでモノづくりの流れや考え方、どんな製品を世の中に出していくのかを身につけたいです。そしてゆくゆくは長期スパンでこれまでにないような新しい製品を開発したいです。
（深掘りです）具体的にどんな製品が作りたいというイメージはありますか。
QOL向上に関する仕事をしたいと思っているので、カテーテル製品に興味があります。
それはどうして？
妹が障害をもって生まれて、今は健康な人とほとんど変わらない生活を送っているのですが、その治療の時に本人も辛くて苦しかったと思うのですが、それを見ている私たち家族もとても辛くて。低侵襲治療で患者さんのQOLが向上することは、支える家族のQOL、心理的負担も減らせると考えているので、低侵襲治療でQOL向上を目指したいです。

テストの点数に関わらず最終面接に進めるため、よっぽどひどい点数でなければ大丈夫だと思います。前日に苦手分野だけ解き直しをしました。

言語　非言語　性格

一般的なWebテストと同様

SPI問題集

接続後に人事の方から結果の連絡期間や連絡方法についてのアナウンス。その後面接官が入室してスタートした。

とにかく自分が何をしたいのか、どうしてそう思ったのかを深掘りされ続けるという質問が多かったです。一つ一つに丁寧に答えられたこと、最初に示した軸に沿って一貫性のある回答ができたことがよかったと思います。

最終面接だったため、これまでに比べ緊張感はありましたが、どちらかというと穏やかな雰囲気の時が多かったです。

なし

大学のキャリアセンター

研究活動の面で弱みが出たことはありますか

卒業研究の時ですが、自分がこの方法でやると決めたらそれしか見えなくて、先輩から３種類アドバイスをもらってもその中で自分が選んだ一つしかやらず、他の2つについては全く考えないということがありました。
（深掘りです）その一つは自分で仮説を立てて選んだのか。
はい。自分なりに調べて、一番結果が出そうだと感じたものを選びました。
アドバイスを聞いていれば何か変わったと感じるか。
他の実験もしていればもっと色々な面から考察がかけたと思います。
自分のペースや考えを大事にしている印象だが、研究活動で自分のペースでできない時はあるか
修士論文の研究とは別に共同研究をやらせていただいているのですが、相手と一緒にやるので期限が決められていて、その時にはやり方を少し変えるということはありました。
そのように80点でいいから期限を守るためにやり方を変えていくことは得意か。
共同研究以前はあまりそういったことはしなかったのですが、共同研究の経験からそういったことも必要だと感じました。

なぜカテーテルに興味があるのか

家族の闘病生活の経験から、負担の少ない治療をするということが患者さんとその家族にとってもとても大切だと実感しました。現時点ではカテーテルが負担の少ない治療に最も近いと感じていて、それでカテーテルに興味があります
（深掘りです）
ホームページを見てどんな製品を作りたいなどはありますか。
がん治療に使われるカテーテル製品を作りたいです。御社はすでにがんにカテーテル治療を用いていると思うのですが、その適用範囲を広げたり、より負担の少ない治療ができるようにしたいと考えています。
がんを重視しているのはなぜか。
がんの治療は副作用が強くてQOLに大きく影響すると考えているからです。
エントリーシートにある末期癌に対する緩和ケア以外の選択肢というのはなにかビジョンはあるか。
今まで治療ができない段階だった時に緩和ケアに切り替えていたと思うのですが、それを治療できる方法や機器を開発したいという意味で緩和ケア以外の選択肢と書きました。