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【挑戦と貢献の融合】【22卒】LIXILの技術職の本選考体験記 No.14563(東京工業大学大学院/男性)(2021/6/23公開)

株式会社LIXILの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2022卒株式会社LIXILのレポート

公開日:2021年6月23日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 東京工業大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
あり

選考時の新型コロナ感染症対策

選考は一貫してオンラインでした。

企業研究

知人が同企業に勤めていたということもあり、知人を介してネットなどでは手に入れることのできない情報(実際の給与、社内の雰囲気、部署による違いなど)を入手した。また、採用ページの会社説明動画は非常に時間は長いものの、内容は充実しているので見た方がよい。特に、複数の企業が合併してできた複合企業の色が強く、部署や事業による差が顕著な企業なので、その辺りの予備知識は持っていないと危険である。反省点としては、別の視点からの情報も入手するべきであったと感じた。自分の場合、基本的に知人からの情報に頼り過ぎていた部分もあったので、同業他社の説明会などに参加して、他の企業目線の意見も積極的に取り入れるべきであると感じた。

志望動機

志望した理由は2つあります。1つ目は、御社であれば非常に大きな規模感で、「自身が携わったモノづくりを通じて世の中を豊かにする」という私の就職活動の軸を体現できると感じたからです。御社は、住宅・建材の総合メーカーとして、我々の居住空間をより豊かに安らぎのあるものを作ることで我々の暮らしに貢献することができます。そのため、御社で働くことによって、身近なところから人々の暮らしにダイレクトに貢献できると考えました。2つ目は御社が積極的にチャレンジでき、それに対するサポートが充実した環境が整っていると感じたためです。部署間を横断する仕組みが完成しつつあるということで、強固なノウハウや情報網のもと、幅広い仕事が可能であると考えたためです。

エントリーシート 通過

実施時期
2021年03月 中旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

技術者として目指したいこと、またその理由、背景、動機(400字)/大学時代に直面した困難のうち、周囲と協力して乗り越えた経験について記入(400字)

ESの提出方法

ナビサイトのOpenESで提出

ESの形式

OpenES

ESを書くときに注意したこと

理論的な構成が間違っていないか、誤字脱字がないか入念に確認した。

ES対策で行ったこと

知人から企業の特色を聞き、そこに合う人物像を頭の片隅に置いてESを作成した。また、複数の友人に添削もしてもらった。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

WEBテスト 通過

実施時期
2021年03月 中旬
実施場所
テストセンター
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

インターンの選考などを通じて、友人とかなり練習した

WEBテストの内容・科目

SPI

WEBテストの各科目の問題数と制限時間

言語、非言語(通常通り)

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2021年04月 上旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
中堅の人事の方、中堅の技術系の方
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

説明会の内容をしっかりと頭に入れて面接に臨み、随所でその話をすることができたので、その部分で評価されたのかもしれない。

面接の雰囲気

初めから非常に和やかな雰囲気で面接が進んだ。途中、電波が悪くzoomが落ちてしまうトラブルがあったものの、冷静に対応して頂いた。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

大学時代に直面した困難のうち、周囲と協力して乗り越えた経験を教えてください

アルバイト先の退職者数を在籍3年間で半分に減らしたことです。私は駅地下デパートの中の飲食店に勤務しており、同店舗はデパート内の飲食店売り上げでトップを争う繁盛店でした。そのため常に客足が絶えず、ランチ(前半)とディナー(後半)の従業員が入れ替わる際に食材の仕込みやストックが不十分な状況が頻発しており、後半の従業員に負担がかかる状況が続いていました。そのため後半の従業員の離職率が高く、1年目の途中退職者は10人に上りました。そこで私は、シフトの見直しと引継ぎ業務のノルマ設定が必要であると考え、有志を集めて店長に改善案を提案しました。改善案の内容は、後半組のシフトを一部前倒しにすることと引継ぎ業務のチェックリスト作成であり、店長の承諾後すぐに実施されました。実施後は実施前に比べ3割ほど回転率が向上し、各従業員への負担も軽減されました。その結果、3年目には途中退職者ゼロを達成することができました。

あなたが学業以外のことで熱く語れることを教えてください

私は筋トレの継続性について熱く語ることができます。私は現在までの半年間、週に3回ジムで筋トレを行うことを日課としてきました。ここでは、筋トレを継続して実感できた真のメリットを記述したいと思います。まず1つ目は、日々身体の変化を感じられることです。事実、始めた当初の重量の2倍の重量を扱えるようになった種目もあり、継続して行う楽しさを実感できます。2つ目は、自身の身体の特徴把握や食事に関する正しい知識が身につく点です。身体づくりをする上で、トレーニングと共に欠かせないのが「食事」です。私は本や動画を通じて食材の知識や摂取方法を勉強したことで、外食の機会が減り、自炊の腕や知識を深めることができました。今後もポジティブに筋トレを継続していきたいです。

2次面接 通過

実施時期
2021年04月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
ベテラン技術職の方、ベテラン人事の方
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接の初めにプレゼンがあったので、そこでつまずかないようにセリフをある程度頭の中に入れてから臨んだ。

面接の雰囲気

面接の最初に7分間のプレゼンがあり前半は少し固い空気が流れていたが、後半は勤務地についての希望や入社後どういった仕事をしたいかなど、話しやすい空気で面接が進んだ。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたはこれまでの人生・学生生活をどのように生きてきたと思いますか?

私は、これまでの人生・学生生活で多くの困難に直面してきました。そういった困難に対して私は常に全力で挑戦し、学びを勝ち取ってきました。これを表す代表的なエピソードに大学院入試があります。私は、研究の環境を変えることで新たなスキルや考え方を習得し、広い視点を持った技術者になりたいと考え、大学院入試に挑戦しました。そこで私は、自身の大学に限らず他大学の研究室も選択肢に入れて幅広く見ることで、先述した目標をより高いレベルで達成するための準備を行いました。その後、研究を進めながら受験勉強に取り組んでおり日々困難の連続でしたが、計画を建てて苦手分野を中心に取り組むことで、第一志望の研究室に合格することができました。

これまでに問題解決を行った経験とその時のエピソードを教えてください。

課題を細分化し問題点を明確にすることで、難易度の高いテーマを成功させた経験があります。私の卒業研究のテーマは、新規化合物の高純度合成及び物性測定であり、同テーマは前任者3人を擁しても未達成の難易度の高いものでした。研究開始直後は、前任者が主に取り組んできたサンプルの精製過程に焦点を当てて実験を行ったものの、改善が見られませんでした。そこで私は、精製過程意外に欠陥があると考え、原料選定や合成過程を含めた全過程における課題を細分化し、問題点を精査しました。すると、最大の問題点が合成前の原料であることがわかり、新しい原料への変更に踏み切りました。その際、非常に多くの化合物が新原料の候補に挙がり選定は困難を極めましたが、指導教員をはじめ多くの方々からの意見を取り入れることで、候補を絞ることに成功しました。結果的に原料変更によるアプローチは功を奏し、目的物の合成及び物性評価に成功しました。

リクルーター面談・人事面談

形式
学生1 面接官1
面接官の肩書
10年目の技術系社員の方

面談時間
30分
面談タイプ
オンライン面接

実施時期
2021年04月 下旬
実施場所
オンライン

リクルーターからの連絡が来た時期・経緯

2次面接終了後

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

面接の雰囲気

最初から最後まで親身になって相談に乗ってくださった。基本的にこちらが質問して、それに対して丁寧に雑談も交えながら回答してくださるという感じであった。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

色々なことに挑戦してみたいという意欲は伝わったと思う。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接 通過

実施時期
2021年04月 下旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
ベテランの人事の方
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

少し捻った質問が何個かあったものの、基本的に冷静に正直に伝えることができた部分が評価されたと感じた。

面接の雰囲気

ベテランの面接官の方だったが、非常に物腰柔らかい雰囲気で終始笑顔で受け答えして頂いた。非常に自分を表現しやすい面接だった。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

自身の強み弱みを教えてください。

私の強みは、多角的に物事を考えて行動できる部分です。昨年秋に、私が大学院入学時より取り組んでいたテーマが諸事情により廃止され、新しい研究テーマを提案する機会を与えられました。そこで私は、廃テーマのコンセプトを見直すことで弱点を上手く補填できるのではないかと考え、関連分野以外の論文調査をはじめ教員や先輩とのディスカッションを積極的に行い、新テーマを提案しました。結果、新テーマは採用され、同時に学会発表の機会も勝ち取ることができました。一方で弱みは、スピーチや発表など大勢の人の前で話す際に緊張し、想定外の質問などが来た際に臨機応変さが欠けてしまうことです。この問題は事前準備を入念に行うことと、研究室の発表会や学会等で場数を踏むことで克服できるよう努力しています。また、自身の発表へのフィードバックを自ら聞き出し、次回以降への修正材料にすることで、自分では気づかない弱点を補うよう心がけています。

研究生活を過ごす中で、ミスや間違いが発覚した経験はありますか?また、そのときどう対応していますか?

学部4年時の卒業研究の際に先行研究のデータの間違いを素直に教授に伝え、執筆中の論文データの一部を差し替えたことです。当時のテーマは前任者3人を擁しても達成が困難なものであり、私自身も合成の難しさや再現性が取れないことに苦労しながら地道に進めていました。実験を進めていく中で、ある測定において何回測定しても前任者のデータと全く異なるデータが得られていました。考え得る測定条件を考慮した上で再測定をしたもののデータの改善が見られず、類似の文献を調査した結果、用いていた測定自体に問題があることがわかりました。この結果と改善案を教授に報告したところ、改善案は採用され、論文の改良に貢献することができました。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年05月 上旬

内定を承諾または辞退した決め手

会社として合併の弊害が排除し切れておらず、部署や事業によって格差がある点

内定後の課題・研修・交流会等

内定後1週間後くらいに顔合わせの機会がある。

内定者について

内定者の人数

100名以上はいると思う。

内定者の所属大学

首都大学、中央大学、東京大学

内定者の属性

学部卒の理系学生

内定後の企業のスタンス

5月に内定のメールを頂いき、そこから2週間ほど承諾の猶予期間が与えられた。内定後もリクルーターからのフォローがあったりと、非常に手厚いと感じた。

内定に必要なことは何だと思うか

非常に規模の大きい会社であり、勤務地や異動などがひっきりなしに変わる会社なので、「どこでもやっていける人材」と思われることが重要だと思う。実際、2次面接と最終面接では勤務地のことや、希望とは違う配属になった場合のことなどを聞かれたので、前向きな姿勢を示せたことが内定獲得に繋がったのだと思う。また、どの部署で働きたいかという質問は何回かされたので、HPを熟読するなどの基本的な企業研究はしっかり行った方が良い。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

自分の考えをしっかりと表現できる人でかつ、多様性のある環境で生きていけそうな人かどうかだと思う。前者に関してはどの企業の選考でも重要なポイントで、行動の動機はなんであれ、自分がどう考えてそれをやったのか、またそれを通じて何を得られて、どのように次に生かせるのかをしっかり自分の中で整理する。後者に関してはこの企業独自のもので、色々な人とうまくやっていけそうな人材かどうかを評価されるので、人当たりが悪いとマイナスポイントになる可能性がある。

内定したからこそ分かる選考の注意点

推薦で選考を受ける人は自由応募の人に比べて面接の回数が1回分少ない(1次面接と2次面接)ため、志望度がある程度高い人は推薦応募の方が有利だと思う。また、2次面接では各自で自作したプレゼン資料を使って7分間発表する機会がある。普段あまり資料を作らない人や発表の機会がない人は、友人や教員などに資料を添削してもらい、ミスがないか・不自然な点はないか確認して貰った方が良い。2次面接通過後は、リクルーターの方がこまめに連絡を取ってくださり、他の企業に比べて手厚いフォローが受けられる。希望すれば最終面接までに2回ほど面談の機会を設けてもらえるので、志望度が高い場合は自分から連絡を取って、面接に関する質問や練習に付き合ってもらうのも良いのかもしれない。

内定後、社員や人事からのフォロー

リクルーターの方と内定後の不安を解消する目的の面談があった。

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