【21卒】りそな銀行の夏インターン体験記（文系/ソリューションフィールド）No.10212（神戸大学/男性）（2020/7/14公開）

「リテールNO.1」を掲げており、メガバンクとは戦略が違うことをHPなどで宣伝していて興味を持った。メガバンクのインターンにも参加予定だったので、そこで違いを見つけ、業界研究に役立てようと思った。また、関西に強い地盤を持つ企業なので、そこも惹かれるポイントだった。

HPを見て、リテールに力を入れていること、関西に強い地盤を持つことなど、企業としての強み、戦略といった情報はあらかじめ頭に入れておいた。ESと面接1回のみだったので、特別な対策などはしていない。

エントリーシート → 最終面接

特に厳しく突っ込まれることもないので、どもったりすることなくハキハキ答えられたら大丈夫だと思う。夏インターンということもあり、厳しい質問も飛んでこない。

金融業界に対するイメージはどんな感じですか？

金融業界は、個人・法人など幅広い顧客と関わることができ、それに伴い仕事の幅も広いイメージがあります。銀行を例にとると、個人の資産運用などの小口業務から、企業や公的機関への融資といった大口業務まで、1つの企業で行なっています。あらゆる顧客からの要望や問題点を引き出すため、コミュニケーション能力が肝要だと考えます。また、形のない金融商品を扱うため、個人の力量や人柄がメーカーなどに比べて重視されているという印象です。

このインターンで知りたいことを教えてください。

普段から利用しており、身近な存在である銀行が、実際にはどんな業務を行なっているのかをインターンシップを通じて学びたいと考えています。特に貴行はリテール業務に力を入れており、商業銀行としては唯一、信託業務を併営しています。そのような幅広い業務について理解を深めるとともに、貴行が持つ強みや魅力についても学ぶことで、業界研究に役立てたいと考えています。

承継ビジネスを理解する

1日目にやったこと

銀行業務に関する独自のボードゲーム。顧客満足と従業員満足をともに高めながら班対抗で高得点を目指すものだった。アイスブレイクと簡単な企業理解を目的にしたものだと思う。また、りそな銀行の企業説明が最後に行われた。

2日目にやったこと

架空の企業において、経営権や遺産の相続の提案をするというものだった。行員がその企業の社員に扮しており、班でヒアリングを行う中で最善の承継方法を探った。最終的には選んだ承継の仕方に応じてポイントが与えられた。

3日目にやったこと

2日目に登場した企業への新規事業の提案を行なった。その事業に対して銀行として何ができるか、事業の斬新さ、現実的かなどが評価されていたと感じた。また、最後に行員の方との座談会があった。

関西の採用担当責任者、また人事4名ほど

粗品

「全体最適」をみる視点が必要だとフィードバックされたこと。承継を行う際、誰かに肩入れしてしまうと、最終的なお客様の満足を損ねることになってしまった。銀行員としては、フラットな姿勢で望むべきだと言われたことが印象に残った。

新規事業を立案する際、班内で連携をうまくとれておらず、二度手間になる作業があった。時間としては余裕があるわけではなかったので、かなり苦しくなってしまった。また、学生の数に対して行員が少なく、作業中や座談会で質問しにくかったりしたので、そこは微妙だったと感じた。