【19卒】竹中工務店の夏インターン体験記（文系/総合職）No.4822（2019/4/10公開）

インターンシップでのグループでの取り組みよりも、インターン当日に行われた社員の方々のパネルディスカッションや座談会の方が学べることは多かった。良くも悪くも本選考と直結するような雰囲気ではなかったので、疑問点は気軽に聞くことができ、就活や働くことに対しての考え方も話を聞けたのは良かった。

同業他社についてあらかじめ調べる、あるいは同業他社のイベントにも参加してみるなどして比較ができるとよかったと思う。

インターンシップでは実際の仕事内容に近いケーススタディ等は行わなかったため、会社の仕事内容がイメージしづらかった。事務系の社員の方の話を聞くこともできたが、建築系の理系の学生と理系の職種の社員の方が大半であったため、自分がこの会社に入って働くという具体的なイメージはできなかった。

本選考に参加したとして自分自身が志望理由として結び付けられるようなエピソードが思いつかず、あくまでも建築系の方が中心の職場というイメージがどうしてもぬぐえなかったため。また、男性中心の職場のように感じたことや事務系の採用数が少ないこともあり、内定を得るのは難しいと感じた。

志望度が下がった理由としては、会社の建築物等については関心は持てても私自身が専門としてきた学問とは直接的に関係がないので主体的に会社の事業内容に直結するような仕事はできないのではないかと個人的に感じてしまったことである。その会社で働くための志望動機が思いつかなかったこともその理由の一つである。

選考を潜り抜けて参加したインターンシップではなかったこと、このインターンシップに参加したことにより得られた貴重な情報や難しい課題、経験といったものが特になかったように感じられたため。

拘束時間も短く、社員の方の話を聞く時間の方が長かったので本選考にはおそらく関係ないと思う。そのためその後のフォローもなかった。

ディベロッパー業界に関心があり、三菱地所・三井不動産などで働きたいと当時は漠然と考えていた。調べていくうちに街づくりに直接かかわるとともに、建築物を竣工するという立場を担うスーパーゼネコンの存在を知り、インターンシップに参加してみようと思った。そのうえで、ディベロッパー業界への理解も深めていけたらいいと思った。

知名度やイメージで判断することの危険性を感じたため、興味のない業界も積極的に見ていこうと考えを改めた。また、自分自身がその会社の何に惹かれているのか（年収やブランド、価値観）を冷静に見つめなおし、就職先を決めるうえで自分自身が重視したいことは何かを分析しながら自己分析・業界分析を行った。その結果、インフラや素材メーカーの志望度が最終的に高くなった。