【22卒】東海旅客鉄道（JR東海）の夏インターン体験記（文系/総合職事務系統）No.16703（慶應義塾大学/男性）（2021/8/6公開）

グループワークを7人で行った。周りの学生は東大京大一橋早慶の学生で成り立っており、論理的に考える力や議論をまとめる力がとても高いと感じた。

リニア新幹線の開通について、今後どのような問題があるのか等社員の人にしかわからない詳細な事業内容を教えていただいた。具体的には周辺住民への理解を求めるために度重なるディスカッションをしていること、また、住民だけでなく静岡県などの地方公共団体との折衝を繰り返し行っていることなど困難な課題がまだまだ存在することが分かった。

会社の事業紹介についての講義があるので、準備することはあまりないかなと思う。強いて言うならば、リニア事業について簡単な詳細を知っておくと、講義が楽しいものになるかもしれない。

もしも自分がこの企業に入社した際に、どのようなキャリアパスを送るのかを想像することができた。最初は静岡にて新幹線の車掌や駅員を行い、そこから本社の名古屋か品川にて営業や関連事業に携わるようになる。また、社員の方の雰囲気もとてもよく、このような会社で働きたいと本当に思った。

冬のインターンシップに落選してしまい、本選考でもいい評価が得られないような気がした。実際、一回目のリクルーター面談では手ごたえはあったが落ちてしまい、冬インターンの落選が本選考にも関係しているのではないかと感じた。採用数も30人程度と少ないため、倍率の高さも難易度に直結していると思われる。

会社の事業内容もとても興味深いものであったが、それよりも社員の方の温厚でフレンドリーな人柄に惹かれ志望度が格段にあがった。また、リニア新幹線の開通など、日本社会全体に大きな影響を及ぼす事業に携われる可能性があり、働くモチベーションになると感じた。

このインターンはshort internshipという位置づけなので、その後の選考に有利に働くことはないと感じた。しかし冬のインターンシップは、本選考の時期に近いということもあり、優遇されることがあるのではないかと感じた。

インターンシップ後、人事の方からOBOG訪問のお誘いがあった。そこから数珠繋ぎ形式で社員の方を紹介していただき、本選考までに4人の社員の方のお話をお伺いすることができた。

大学3年生の8月に行われたインターンシップであるため、まだ幅広い業界を見ている状態であった。その中でも特に事業規模が大きくやりがいを感じやすいという理由から不動産業界を見ていた。しかし駅開発のような開発事業にしか興味がなく、住宅営業などにはあまり魅力を感じなかったため、鉄道ディベロッパーのような業界はとても魅力的な業界だと感じた。

もともと、会社名に「東海」がつくため、東海地方だけを業務領域とする会社だと思っていた。しかしインターンシップに参加すると、東京から大阪まで日本の大動脈となる地域を新幹線等を通じて活性化するという事業規模の大きさに圧倒され、とても魅力的な会社だと感じた。また、社員の方の雰囲気もとてもよく、このような会社で働いたら楽しいだろうなというプラスのイメージもついた。