- Q. 志望動機
- A.
日鉄ソリューションズ関西株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒日鉄ソリューションズ関西株式会社のレポート
公開日:2018年12月21日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- システムエンジニア
投稿者
選考フロー
企業研究
単にシステムエンジニアといってもプログラマーから客先で相談するまで様々な仕事内容がある。面接では中途半端な志望動機を言うと詰められると考えたので、まずシステムエンジニアという仕事はどういうものなのかを深く調べた。また、調べるだけでは浅い知識になってしまうがこの企業は進んで社員との面談の機会を用意してくれるのでそれにしっかり参加して質問も大量にして仕事内容を完全に理解することが大切だ。この企業の選考情報はネット上にあまり存在しないのでこの面談で選考で聞かれる内容もそれとなく聞いておいた。また、システムエンジニア全般に言えることだが、クレーマーの客を相手にすることも多いので、面接ではストレス耐性を非常に深く聞かれる。それに対しての返答は想定していったほうが良い。
志望動機
貴社を志望する理由は極めて大きな事業領域と高い技術力を有し、地元関西で働けるためです。貴社は製造系のみならず、金融系ソリューションなど幅広い事業を展開しており、様々な経験を積むことで私自身大きく成長できると考えました。また1960年代に製鉄所の稼働システムを構築したことから始まり貴社には常に最先端の技術力があります。その環境の中で、私の塾講師での生徒の成績を上げるために課題解決する為に何度も試行錯誤した経験を活かし、今度はITソリューションを用いた課題解決をする新たなシステム開発に携わりたいと考えました。また貴社が関西の企業であることも大きな理由です。私は関西で生まれ育ったため、関西に貢献できる仕事をしたいと考えていたためです。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
「学生時代に最も力を入れたこと」についてお答えください。/当社への関心(志望動機・きっかけ)についてお答えください。/その他経験・自己PR等があればお答えください。(例:部活動での入賞、学業表彰、学会発表、海外留学・在住の経験等)
ES対策で行ったこと
基本的にはシステムエンジニアの仕事内容を理解し、自分のこれまでの経験からどの部分を仕事内容に生かせそうかを考えた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
他の企業のSPIなどを結構受けていたので、特別対策は行わなかった。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、空間把握、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 15年目の人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の研究を非常にわかりやすく説明できたところ。日ごろの研究に対する姿勢を評価されたと感じる。とにかくまじめに仕事をコツコツこなせる人材だとアピールすることが大切だ。
面接の雰囲気
面接官の方は非常に物腰柔らかそうで、和やかな雰囲気だった。面接とはいえこちらが質問されるのは10分くらいでそのあとはひたすら逆質問を強いられるので、大量の質問を想定していく必要がある。
1次面接で聞かれた質問と回答
どんな研究をしているのですか。
私は微小粒子の光学特性を調べるというテーマで研究を行なっています。
世の中には光と物の相互作用により存在する様々な現象があります。それを使用している製品の一つに光共振器があります。光共振器とはレーザーの主原理です。これは光を内部に閉じ込め、共鳴という物理現象を用いて光のエネルギーを増幅させレーザーを作り出します。しかし従来レーザーに使用されてきた光共振器には性能の限界があり、これを向上させる為には新しい光共振器が必要とされています。
そこで私は直径1〜2μmサイズの微小な球(マイクロスフィア)に注目し、これの作製を行なっています。このマイクロスフィアは内部に光を閉じ込める面白い性質が知られており、これにより新しい光共振器となることが期待されています。現在私の実験ではこのマイクロスフィアの作製率を安定させることが課題であり、同じ実験を行なう研究室のメンバーと密に議論をし、自分で試行錯誤を繰り返すことで現状打開を試みています。
本研究によって培った周囲との連携する姿勢と現状を分析して試行錯誤する力は貴社のエンジニアとして常に新しい変化を求める際、最善策を模索する上で大きく役立つと考えています。
その学問・研究テーマに取り組むことでどう成長しましたか。
理論はそこまで難しくないですが、世界でもあまり行なわれていない実験手法とテーマであるため、出てくる結果が世界で初めてのことばかりでした。そのため答えが存在せず手探りで実験を行なっていたので、何度も芳しくない結果が出ました。そのたび担当の教員や他大学の専門家に相談したり、自分で関係した論文を探し読み込んだりして何が原因か見極めそれを訂正することを続けました。その中で「未知へ挑戦する力」と「粘り強く試行錯誤する力」を得ることができたと考えています。
また出した結果を学会や授業で、多くの人前でプレゼンテーションする経験をしました。異なる研究分野の人に自分の研究内容を伝えることは非常に難しいですが、このような機会を利用して「人に筋道を立てて説明する力」を養うことができたと考えています。このように研究を通じて得た三つの力を貴社においても多くの場面で役立てたいと考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 15年目技術職
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ありのままやったことを話しているというよりも、実際にそれをやった裏でどういう思惑があったのか話すことでより物事を考えているイメージを持たせることができたこと。
面接の雰囲気
面接官は少し硬いイメージだった。そのため和やかな雰囲気とはいかなかった。一次同様、逆質問がほとんどを占めるため再び大量の質問を考えていく必要がある。
2次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に最も力を注いだことは何ですか。
私が最も熱心に取り組んでいることは「塾講師のアルバイト」です。私は個別指導の塾講師のアルバイトをしています。その中で生徒に対して半年に一度行われる、講師アンケートという物がありました。これは授業に対する「理解や定着を実感するか」などのいくつかの項目があって、それについて生徒の満足度が5段階中どこかを答えるアンケートでした。このアンケートの結果、総合点で各教室1位になった講師は表彰されます。私は元々一度決めたことをやり遂げたいという思いは強く、そのシステムを知った時から、雇っていただいているのだから絶対に1位になろうと考えました。
私が苦労したのは生徒一人一人に合わせた指導でした。その生徒が現段階でどういう状況にあるのか見極め、課題をみつけ、それを解決していくことです。私はいろいろな生徒との雑談から様々な情報を得て、なんとか成績が伸び悩んでいる子を助けようと思いました。するとそういう子のほとんど共通の特徴は学習習慣がないことだとわかりました。つまり問題は根本的に反復練習する時間をとっていなかったことでした。私はこれに対する解決策を考え、その結果自分の生徒全員に、自腹で百均の手帳を持たせることにしました。ここに授業があった日はその内容と宿題、その時見つかった課題を、またほかの日もしっかり学習する時間を決めて何をしたかを自分で書き込ませるようにしました。最初は面倒くさがっていましたがそれを行ってから成績が伸び、確実に学習習慣の定着を感じさせてくれる生徒もあらわれました。これを継続し、アルバイト3年目に入った時についにアンケートで9人の生徒に対し、平均4.7点を取り、教室1を受賞することができました。
この経験を通し、課題解決への道をさぐるという短時間では身につかないスキルを学ぶことができました。また、生徒たちに満足してもらえる喜びも知ることができました
塾でほかにやった施策はは何ですか。
ここ2、3か月の話しで、まだ結果などは出ていないのですが、私はもう塾のアルバイト歴が5年目なので塾長さんとも直接話し合いしたりといったことがありまして、二人で話していて私が提案したものが褒めるカードというものです。私の塾では生徒のお尻をたたいて伸ばすよりも褒めて伸ばすということをモットーにしています。しかし実際に意識しないとなかなか褒めるということができないので塾講師全員に褒めるカードを渡して1日に1枚はどの生徒でもよいので褒めるポイントを探してそれを書いて生徒に持って帰ってもらうということをやっています。そうして積極的に生徒を褒める指導を行い、生徒のやる気を底上げし、成績アップすることを狙っています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 25年目の人事/社長/不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
基本的に冷静に対応できていた点だ。ストレス耐性があると感じてもらうため、どんな質問に対してもなるべくしっかり頭の中で考えをまとめてから話し出すよう心掛けた。
面接の雰囲気
これまでと違い、1対3でかつ逆質問はなくひたすら質問が続くため常に緊張感があった。徹底してストレス耐性を見られていると感じた。
最終面接で聞かれた質問と回答
あなたの長所は何ですか。
自分の長所は人にわかりやすく説明することだと考えております。私は大学院生活では基本的に毎日研究を行っているのですが、研究をしていると半年に一回ほど学会というものがあります。また、授業でも同じ学科の学生や先生の前で自分の行っている研究についてだいたい15分間スライドを使って発表する場があります。こういう場では大勢の他の自分の研究を全く知らない人々にわかりやすく筋道をたてて説明しないといけないのですが、私は常に聞いている人が飽きないようなプレゼンを心がけています。スライドとスライドの間の接続での話をスムーズにすることと、イントロダクションを長くしてできるだけ基礎的な知識をゆっくり説明することの二つに注意しています。去年の夏に初めて学会の方に出させていただいたのですが、発表後にすごい私の研究に興味を持って下さった企業の方々が何人か来てくださって直接名刺などをいただいて今後の研究成果を教えてくださいと言われまして、ちゃんと説明が伝わっていたのだと感じました。
あなたのこだわりは何ですか。
結果だけではなく、プロセスにこだわることです。
塾講時代に生徒の結果を出すためにいろいろ試したということもありますが、2年前に研究室に配属されてからこの思考が強くなりました。研究は基本的には誰もやったことがなく、答えが存在しません。そのため常に失敗ばかりです。その中で結果にばかりこだわらず、何が悪くて何が良かったのかを考えることが大事だと感じました。悪い結果が出てもその過程を考えて軌道修正していくことが一番大切です。その結果、1年半たってよい結果が出せたので、私は9月に初めて学会で発表させていただきました。ここで試行錯誤して自分で困難を乗り越えることを学びました。この自分で試行錯誤をしてプロセスにこだわることを御社でも生かしたいです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
一週間の内定承認期間が与えられた。しかしその間に内定の枠がなくなったら終わりなので早めに返事をするようにと言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
業界内での位置を知っておくことは大切である。IT業界では上流から下流まで様々な企業があるのでどこにこの企業が属しているのか考える必要がある。同業他社がたくさんあるので、なぜこの会社でないとダメなのかを言えるようにすること。前述のように社員との面談を積極的に行ってくれるので分からなかったら推測するのではなく、しっかり聞くことも大切だ。また、一次二次面接ではひたすら逆質問を聞かれるが仕事に対する熱意を問われていると考え、気を抜かないこと。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
システムエンジニアは客先に出向いての説明が多いので、しっかり自分の言葉で明快に物事を説明できる人が内定すると考えられる。また、社員の方々を見ていても明るく物腰の柔らかな方が多くいたので、そのような人柄も内定に繋がると考える。
内定したからこそ分かる選考の注意点
熱意、ストレス耐性、真面目をどれだけアピールできるかである。特にコツコツ物事をこなせることは具体例も交えてちゃんと説明できるようにすることが大切である。また、長い期間採用活動を行っているので、エントリーが遅くなったからと思わず自分の持てる力をぶつけることが大事だ。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後辞退してしまったため、よく分からない。
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日鉄ソリューションズ関西の 会社情報
会社名 | 日鉄ソリューションズ関西株式会社 |
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フリガナ | ニッテツソリューションズカンサイ |
設立日 | 1995年12月 |
資本金 | 7000万円 |
従業員数 | 373人 ※2019年6月1日現在 |
売上高 | 78億円 ※2018年度実績 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 平澤 祐介 |
本社所在地 | 〒530-0042 大阪府大阪市北区天満橋1丁目8番30号 |
電話番号 | 06-6351-9200 |
URL | http://www.nssol.nssmc.com/kansai/ |
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