【未来への軌跡】【22卒】西日本旅客鉄道（JR西日本）の冬インターン体験記（理系/車両系統1DAY仕事体験）No.17249（慶應義塾大学大学院/男性）（2021/8/21公開）

鉄道業界を見ていた中で，企業を選んだ理由や同業他社との違いについて質問された際の回答として実体験に基づいた自身の考えを述べられるようになる必要があると考えていた．そのため他社で志望している系統と同じ系統のコースに参加し，企業の特徴や雰囲気について知ることを目的として参加を決めた．

業務や鉄道業界について調べると共に，企業ホームページを中心に他企業にはない点を意識して調べて対策を立てた．

ESのみの選考で複数日程開催されていたので鉄道業界についての基礎知識と明確な志望理由があれば問題なかったと感じた．

オンラインでの講義形式

座談会を交えながら講義形式で説明を聞いた．

保守と運用の役割と今後の取り組みについて

新幹線の車両機械系統の業務理解

1日目にやったこと

半日のプログラムでありすべてオンラインで行われた. はじめにオープニングとして挨拶があり全部門を含めた会社説明の後に車両系統の説明を聞いた．その後に昼休憩が挟まれた．
車両センターとエリアマネジメントに携わる若手社員の動画を視聴した後，車両系統の社員の方2名との座談会が行われた．ワーク等は行われず，業務理解を主な目的として開催されているものであると感じた．

なし

インターン中はクイズ形式で保有車両数やメンテナンスの周期などについてクイズ形式で質問が出された. あくまでも業務理解を目的としており選考されていると感じた要素はなかった.

コロナ禍により現地に工場見学で伺う機会がなくなってしまったのでメンテナンスや車両保全に関わる業務や知識について積極的に質問するよう心掛けた. 座談会などを通じて社員の方と話す機会はあったが、人数が限られていたためよりもっと多くの方と接してみたいと思った.

ワーク等は特に設定されておらず学生同士で会話する機会はなかった.

会社全体やそれぞれの系統についての説明会はこれまで開催されていたが，在来線部門及び新幹線部門について詳しく知ることのできる内容は無かったので車体やメンテナンス設備について情報収集ができた．また社員の方と話す機会も貴重だったので実体験に基づく話を伺うことができた．

在来線と新幹線で参加プログラムが分かれているので，それぞれの車両や用いられている技術について事前に調べておくと良いと思う.

鉄道業界や車両系統についての知識を勉強すると共に設備のデジタル化、省力化への取り組みについて比較できるように他社の事業についても予め調べていた. その中で乗り入れを行っている他社からの評価や過去の事故や事件などについて懸念があった．今回のインターン参加では不安を拭えるまでには至らなかったと感じた．

これまで話を伺った社員の方の人数が少なく，座談会の時間も限られていたことから業務や働き方についての理解が不十分であると感じた．自分が携わりたい業務を絞り，他社との違いについても明確に述べられるように情報収集すると共に他社の選考に進む中で有利になると考えたから．

福知山線脱線事故の再発防止対策として特にメンテナンス部門について，省力化やデータを用いた管理が徹底して行われてきたと知った．車両の保守部門にはこれまで持っていたイメージ以上に多くの技術が取り入れられていた．技術的な側面から見ると志望度は上がった．

座談会などは頻繁に行われておらず，社員の方と話すことのできる機会と時間が限られていたので1対1の面談の機会が得られたのは企業研究を行う上で有利になると感じた．加えて志望度の高さという面でも評価されていると考えた．

開発から保守まで製品に一貫して関わり続けることのできる鉄道業界を中心に見ていた．企業研究としてJR各社の説明会やインターンに参加して比較を行っていた. その中でもメンテナンス業務に興味を持っていたがコロナウィルスの影響で現場見学の殆どが中止になってしまっていたので他社の系統の業務について積極的に情報集していた.

良く言うと明るいイメージを持っており，どちらかというと大雑把な雰囲気を想像していた. 今回のインターンシップでは参加していた社員の方の人数は限られてはいたが，学資に対してとても丁寧に対応して下さっていた．勢いのある方が多いと考えていたので良い意味で予想外だった. また事故に対する責任や安全についての意識の強さを感じた. 鉄道業界を志望する中で他社と同様に継続して選考に進もうと考えた．