- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. ものづくりを通じて、広範囲にわたって世の中を支えるという観点から、製鉄業界には非常に大きな魅力を感じました。そのため、今回のインターンシップに参加することを志望いたしました。特に、研究開発職の仕事内容についてより深く理解したいと考えておりました。続きを読む(全123文字)
【鉄の製造から未来を切り拓く】【22卒】日本製鉄の冬インターン体験記(理系/冬期インターンシップ)No.17034(慶應義塾大学大学院/男性)(2021/8/21公開)
日本製鉄株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2022卒 日本製鉄のレポート
公開日:2021年8月21日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2022卒
- 実施年月
-
- 2021年1月 中旬
- コース
-
- 冬期インターンシップ
- 期間
-
- 2日
投稿者
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
見ている業界を広げようと思い,説明会などに参加していた中でエネルギー・インフラ業界に目を向けるようになった.製品に使われる大本である鉄の製造に携わっていることから社会への貢献度や規模の大きさに魅力を感じて企業を知るために参加を希望した.
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
企業説明会への参加や紹介動画を参照し,製鉄の流れや業務について調べた.Webテストの対策として問題集を繰り返し解いた.
選考フロー
説明会・セミナー → エントリーシート → WEBテスト
説明会・セミナー 通過
- 実施時期
- 2020年11月 中旬
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年12月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
現在取り組まれている研究またはゼミのテーマ名を教えてください/指導教官名をご記入下さい/専門分野における得意科目を教えてください/専門分野における不得意科目があれば教えてください/趣味や特技について教えてください/学生時代のクラブ・サークル活動について教えてください/取得済みの資格をご記入ください/語学検定のスコアを教えてください/学生時代に力を入れていること、性格・特徴等、自己PRをご記入ください/インターンシップにご応募いただいた志望理由を教えください
ESの形式
Webで入力
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESを書くときに注意したこと
結論ファーストで簡潔に書くように意識した.
ES対策で行ったこと
製鉄についてある程度調べた上で,インターンを通じて業界について学びたいという姿勢を意識して記述した.
対策の参考にした書籍・WEBサイト
企業のWebページ,業務説明動画
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年12月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- WEBテストの合否連絡方法
- メール
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
市販の対策本を購入し繰り返し解いて勉強した.
WEBテストの内容・科目
SPI: 言語,非言語,適性検査
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語15分,非言語20分,適性検査30分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
市販の対策本
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- オンライン
- 参加人数
- 10人
- 参加学生の大学
- 早稲田,東北大学など院生が多い. 機械系の専攻が多かった印象がある.
- 参加学生の特徴
- 10人弱でのグループワークであったため,進行に関わる学生とそうでない学生にはっきり分かれた.発言の少ない学生に質問を振るように気を配っていたように感じた.
- 参加社員(審査員など)の人数
- 2人
- 報酬
- なし
- 交通費の補助
- なし
- 昼食費の補助または現物支給
- なし
インターンシップの内容
インターンの形式・概要
歩留まり改善のための対策案を考えるグループディスカッション
インターンの具体的な流れ・手順
業務説明とグループワークが主な内容.別日で技術系社員との座談会の日程が組まれる.
このインターンで学べた業務内容
製鉄工程の改善策や影響の大きさ
テーマ・課題
製鋼における歩留まり向上のための改善提案
1日目にやったこと
全体での企業の業務説明の後,グループに分かれて製鉄工程とその課題についての説明を担当社員の方より受けた.当日は1人の社員が2グループを担当していた.グループは合計で10個に分かれた.歩留まり改善のための施策についてグループディスカッションを行った.2グループでワークの結果を発表し合い,社員の方からフィードバックと模範解答の例を説明していただいた.
2日目にやったこと
2日の日程の内,1日は業務説明とグループワークを行った.これに対して2日目は技術系社員の方1名との少人数座談会という形で開催された.時間は1時間程度であり,座談会の参加をもってインターンを終了とする旨を伝えられた.
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
技術系の社員
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
社員の方は担当グループ内を順次移動しながら様子を見ていたが進行は学生側に委ねられていた.社員の方がいらっしゃる場合は課題について随時質問することはできた.グループ全体へのフィードバックや回答例などの説明はあったが個人に対してのアプローチは殆どなかった.
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
議論の進行とグループへの貢献度のバランスを考えるのが難しかった.オンラインかつやや人数の多いグループワークだったので同時に発言できない点に大変さを感じた.何人かの学生が議論を進め,他の学生が適宜発言していく形で進行していったので気になった個所についてはためらわずに発言するように心掛けた.
インターンシップを終えて
インターン中、他の学生とはどのように関わりがありましたか?また、そこから学びはありましたか?
1グループの人数が多かったので意見交換がしにくかった.一部の学生のみに発言が集中してしまう難しさを知った.
インターンシップで学んだこと
製鉄工程における問題点について議論を通じて理解を深めることができた.またその解決策については熱力学や流体力学といった学問的な知識が活かされていると分かった.一度の工程で大量の鉄を生成するため,製鉄工程における少しの改善が生み出す効果の大きさについても知ることができた.
参加前に準備しておくべきだったこと
どのような工程で鉄が作られるのかについて事前に知っておくと説明が頭に入りやすい.加えて大学で学んできた知識が役立つ場面が多かった.
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
炉の温度調整や精錬時の反応,鍋やタンディッシュの形状など自身の研究や学んできた知識を実際に役立てて働くことのできる環境であると感じた.その一方で部門や細かな業種については知らないことが多く,製造工程だけではなく研究部門について調べる必要があると思った.
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加だけでは業種や勤務形態について知識がまだ十分ではないと感じた.鉄鋼業界を志望する学生も参加していた中で自分自身の中では携わりたい部門がどこであるか,何を目的として働きたいかがまだ明確になっていないため,現時点では志望理由として弱いと考えた.
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップ参加前はメーカーにとって必須である鉄を扱うインフラとして漠然と見ていた部分があったが,製鉄の工程はいくつもの知識や技術によって支えられていることが改めて実感できた.また設備や生成量の規模の大きさから日本トップの企業として産業に与える影響の大きさを知った.
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
業務や製鉄の工程についての理解を深める点では会社説明会や企業ホームページに記載されている情報以上のことを学ぶことができた.一方で多くの参加者がおり1グループの人数も少なくない中で社員の方も同じオンラインのルーム内に留まっていなかったのであまり個人を評価しているとは思わなかった.
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
別日に設定された座談会以外には関連したフォローは無かった.インターンとの関連は不明だが後に所属大学のリクルーターとの面談の場が設定された.
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
当初は自動車などのメーカーを志望業界として中心に見ていたが他業界にも目を向けようと思い,エネルギーやインフラ業界についての業界研究行っていた.企業の与える影響力の範囲や製品として有形のもの,無形のもので比較して自身の価値観を確かめようと考えていた.製鉄はユーザーとは距離があるが産業にとって有形のインフラであり,社会への貢献度が高かったため志望するようになった.
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
製鉄において一つ一つの規模が大きく数多くの技術者が所属しているため,専門性や社員の姿勢に大きな開きがあるように感じた.企業としては議論の徹底や面倒見の良さなどをイメージとして持っていた.着眼点が鋭く個人の力を伸ばすことを重視する方もいる一方で人当たりは良いが曖昧な回答に終始する方もいたので,希望部門があればより多くの社員の方と接する機会を持つべきだと思った.
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日本製鉄の 会社情報
会社名 | 日本製鉄株式会社 |
---|---|
フリガナ | ニッポンセイテツ |
設立日 | 1950年4月 |
資本金 | 4195億円 |
従業員数 | 113,639人 |
売上高 | 8兆8680億9700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 今井正 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 |
平均年齢 | 39.9歳 |
平均給与 | 829万円 |
電話番号 | 03-6867-4111 |
URL | https://www.nipponsteel.com/ |
採用URL | https://www.nipponsteel.com/recruit/hq/ |