【未来を変えるアプリ開発】【17卒】ベネッセコーポレーションの冬インターン体験記（総合職）No.223（東京大学/男性）（2017/12/14公開）

教育を「ビジネス」として扱うことはどういうことなのか、興味が湧いたことが主な理由である。アプリの開発をしてみたいという思いもあった。

企業ホームページに目を通し、求められているのはどのような人材なのかを予め把握してから、エントリーシートを記入した。

100万人が利用する教育アプリケーションを考えよ。

1日目にやったこと

午前中は、アプリ開発の際に意識することについてインプット。午後は事前課題の共有を行った後、グループワークへ。解決したい課題と原因分析を行った。

2日目にやったこと

午前中はアプリ開発の手段のレクチャーの後、引き続き議論。午後は途中経過を社員の方に見ていただき、フィードバックをいただくと共にアプリを実装し始めた。夜はアプリ実装とプレゼン作成を並行して行った。

3日目にやったこと

午前中から各班の発表会。社員さんからのフィードバックをいただいた。終了後、ベネッセが大切にしている価値観と今後の展開についてレクチャーがあった。

事業部長/エンジニア/アプリ開発の外部講師

なし

本当にお客様がそれを求めているのか、インサイトを探ることの大切さを説いていただいたのが印象的だった。顧客志向で動く企業だからこその視点だと思い、感銘を受けた。

2日目の夕方のフィードバックを受けて案が白紙に戻りかけ、徹夜で議論と発表準備に取り組んだのは大変だった。やりがいも大きかったが、あれが数日続くと精神的にも追い込まれると思った。

いかに机上でロジックが通っていても、実際のユーザーがそれを使いたいと思うか、という視点で改めて見ることが大事。いくら中身が立派でも、使ってくれなければ意味がない。

ベネッセが大切にしている価値観について予めインプットしておくと、ベネッセらしいアイデアを議論で導くことができると思います。アプリ開発の知識は特に要らないと思います。

内定者の方やメンター社員の方と話す中で、社員の方がどのような思いを持って働いていらっしゃるのかを強く感じた。顧客志向の文化がしっかり根付いていることを感じ、「こうやって案を出すことが大事なんだ」ということを感じることができた。

教育への興味関心の度合いは他の参加者に劣らないものがあるように感じた。更には、議論の中でファシリテーターを担いながら、一つひとつ論理を通していくことを意識したところ、班のアイデアをより精緻なものへと深化させることができた。良い議論を先導することができた。

企業理念や価値観が一人ひとりの社員さんに落とし込まれており、素敵な企業だと思った。少子化の影響などで未来は明るくはない業界の中でも、今何をお客様が求めているのかを感じ取り、新たな価値を提供できそうだと感じた。

インターンシップ募集時に、「インターンシップで優秀な働きをした者は本選考で優遇措置をとります」という旨が明記されていた。

一人ひとりの人と向き合い、幸せにできるような企業を探していた。制度やハコといった大きな単位ではなく、直に触れ合う中で幸せな人を増やし、幸せな世の中を作りたいと思っていた。

企業の掲げる理念が自身とマッチするかを確かめた後に、周囲の参加者と自分が合うのか/合わないのかをしっかり見るようにした。たまたま班が良かったから上手くいったのか、それともこの企業ならどの人とでも上手くやっていけるのか…など、働く上でのイメージを膨らませつつ選ぶことが大切だと思うようになった。