【18卒】マレリの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.4217（長岡技術科学大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

・当社以外で応募している、またはこれから応募しようとしている企業
・志望動機
・学生時代に頑張ったこと
・入社してから具体的に携わりたい仕事
・自己PR

エントリーシートの対策本を何冊か読んだ。書いている内容はたいして難しいことでもないし当たり前の事だが、その当たり前が意外と頭から抜けているのでそれを確認できた。

対策本やネットで無料の問題集などを時間を見つけてやっていた。

言語、非言語、性格診断

就職活動で重点をおいているものは何か

学生数名でグループを作り議論する。30分の議論で答えを出し、その後発表という形式。
私がこのディスカッションで評価された点は、不明確な点を明確にしたという点である。
テーマ自体が曖昧なものであるため、まずはそこを具体的にすることにより議論が進めやすくなった

高専から大学院まで9年間専門の勉強をしているため技術力と専門性があることはアピールできたと思う。あとは落ち着いて受け答えができた点だと思う

最終面接では、少しそっけない感じを受けた。他の企業は比較的暖かい印象があったが、ここの場合は冷たい印象。事務的という感じ。

研究について教えてください

私はイオンプレーティング装置中のイオンの挙動について研究をしています。イオンプレーティングは金属や樹脂、ガラス製品などにイオンを堆積させ薄膜を形成することで新たな効果を付与する技術です。装置内部のイオンの挙動は成膜レートに直接影響を及ぼすため重要な要素となっていますが、発生したイオンがどのようなプロセスを経て被加工物まで到達するか明らかになっていません。そこで、本研究は装置を模擬するシミュレーションソフトを開発し、数値解析によりイオンの挙動を明らかにすることを目的としています。また、より効率的に薄膜を形成するための装置構造等についても検討しています。この研究は新規テーマであるため、自分で研究の土台を作りあげていく事に面白さを感じています。年に５回程、研究結果等について企業の方と打ち合わせをする機会があます。良い結果が得られると、それが新製品の開発に直結するため、やりがいがあります。

もしも縁があり来年から一緒に働く事になったらどんな仕事がしたいか

電気自動車関連製品の研究開発の仕事に携わりたいです。私は学部４年時に半年間、半導体メーカーの研究開発部にインターンシップに行きました。主に開発コスト削減のためのシミュレーションモデルの作成を担当していました。大勢の技術者が集まり、チームで協力して１つの製品を作り出すことの充実感をインターンシップでは学びました。また、より良い物を生み出すためにアイデアを練り、それを１つの製品として形にできるという点に研究開発職の魅力を感じています。そして、研究開発職として地球環境の保護等の問題に取り組みたいと思っています。電気自動車は環境性の良さから注目され、今後大きく成長が望まれる分野です。私は高専から大学院まで９年間、電気を学んでおりその知識を電気自動車向け製品の開発という形で活かすことができると思います。

内定をいただいたあとも他の企業の結果が出るまで待っていただけた。ただし、電話も事務的でなんとなく冷たい印象をうけた

数ある自動車、自動車部品メーカーのなかでもなぜカルソニックカンセイなのか、その理由と熱意を言えるといいと思います。自動車業界は就活でも人気分野なので質の高い学生が集まりやすいです。そのため、より本腰をいれてクオリティの高いESと面接をする必要があります。それ以外にも、カルソニックカンセイは海外とのやりとりが頻繁にある企業であるため英語力の高さなどをアピールできると良いと思います。TOEICのスコアなども重要になってくると思いますが、理系の学生であればそんな高いスコアは就活の時点では必要ありません。

他の学生と比べて何か秀でているものがあるかだと思う。特にパーソナルな部分ではなく、能力的な面が見られている気がした。私の場合は、学歴等はたいしたことないが9年間専門の勉強をしているため専門性の高さがアピールできた点が良かったのだと思う。

エントリーシートを提出し、無事に通過したら次はグループディスカッションです。しかし、このグループディスカッションが本社でしか行われないのに、ES通過の連絡の数日後だったりします。本社までの交通費も支給されませんし、就活で忙しい時期に突然3~4日後に埼玉まで来いと言われても厳しい人も多いと思います。第１希望なら他の企業の選考より優先してこれるでしょ？といった意図が見えます。