【金融未経験者の挑戦】【20卒】日本政策金融公庫の夏インターン体験記（文系/総合職）No.4240（同志社大学/女性）（2018/12/21公開）

ゼミが金融系であることから当初より政府系金融機関に興味があり参加した。具体的な業務内容は把握していなかったが、通学途中に支店があること、政府系金融機関では有名どころである事からも、応募するきっかけとなった。

事前にwebサイトを閲覧し、どのような業務内容があるか、どのような人材を求めいているかを把握することに努めた。

個人向け・法人向けの融資可否を判断せよ(創業支援、農業参入支援、経営改善支援)

1日目にやったこと

企業説明と政府系金融機関についての説明の後、実際の融資判断に関するケーススタディを３つ行った。昼食は社員を交えた座談会形式で入社理由や実際の業務内容について話を聞くことができた。

司会をしていた男性職員

なし

特に印象的なフィードバックはなかった。そもそも、しっかりとしたフィードバック時間というものが存在しなかったため、量も少なかったことから印象が薄かったのではないかと考える。

お題については、融資経験などがないためイメージがしにくかったことくらいであるが、配布資料を読めば理解できるレベルであったので特に問題はなかった。
チームメイトに関しては、発言量に偏りが多かったり、まったく発言しない学生などもいたため、その点がやりにくかった。

政府系金融機関というとっつきにくい業界について知ることができたことが良かった。また、政府系金融機関ならではのケーススタディで模擬的な融資経験ができたことはよかった。また、選考が書類選考のみであるので、政府系金融機関のインターンに参加したい人にはコスパ的におすすめである。

特に事前準備は必要ないように思われるが、強いて言うならば金融業界の全体像について把握して置いたらいいと思われる。

座談会等で、多くの社員と関わる機会があったので、日本政策金融公庫の実際の社風を肌で感じ取ることができた。インターンシップのプログラムが実際の業務に沿っているものであったので自分が将来この公庫でどういった業務をこなしていくのかが明確にイメージできた。

関西でのインターンであったので、ほかの地域での学生はわからないが、少なくとも関西の参加学生のレベルは低かったから。具体的に低いと感じた点は、主体性（発言量なども含む）と思考力である。私はグループの中で発言量がかなり多いほうで目立っていたため、ほかの学生との差別化が図れるのではないかと感じたから。

社風としてはかなり真面目であり、福利厚生などの環境もよさそうに思われた。しかし一方で、自由な発想や柔軟な対応というよりかは、粛々と業務を遂行すると風土といったものを感じとれ、若くから裁量権を担う業務に携われる環境ではないと感じ、自分の志向性とは合わないと感じたから。

先輩が実際にインターンに参加したがそれが有利になることはなかったと言っていたことから例年特に遊具などはないのだろう。実際私自身特にインターンシップ参加者について選考免除等の特典はないと感じたため、特にインターンの参加が本選考で有利になることはないと思われる。

顧客と直接向き合って相手のニーズに応えたいとの思いから、志望企業は特になかったが、志望業界はコンサルティング業界だった。コンサルティング業界に行くためには様々な業界の知識が必要だと考えており、様々な種類の業界を観たいと考えていた。またゼミが金融系であることから、金融業界（特に政府系金融機関）に興味を持っていた。

金融業界は、まじめで少し堅い人が多いというイメージであったが、思っていたよりも柔らかい雰囲気の人も多いのだと感じた。一方で、まじめで言われたことを一つ一つこなしていく人が多いことも感じ、年功序列といった風土も感じられた。若くから成長していきたいという自分の志向性とはあわないということを再確認することができ、その後の就職活動に影響があった。