【未来を創造する攻めの提案】【20卒】NTTコムウェアの夏インターン体験記（文系/新規ビジネス創造コース）No.4129（同志社大学/女性）（2018/12/12公開）

サークルの先輩がNTT関連の会社に就職したことから、NTT関連の企業がどのようなものなのか興味を持った。
その中でも、NTTコムウェアのインターンに参加した理由は、能動的提案者のスタイルが学べ、社員から本気のフィードバックがもらえることを押し出していたからだ。
そのようなことを押しているインターンであれば参加する学生もレベルが総じて高く、皆が同じ方向を向いて良い提案をすることができるのではないかと感じ、それに期待し参加を決意した。

インターンの選考は書類選考だったため、そこに注力した。エントリーシートを書く際は、企業のほしい人材像をイメージしながら書くことを心掛けた。結論ベースで書くこと、相手が読みやすい文章であることを心掛けエントリーシートを書いた。また、エントリーシートを自分で作成した後で先輩複数人に添削とアドバイスをもらい、自分では気づかなかった細かい点を修正して、提出した。

NTTコムウェアのビジネススタイルを通じて、「攻め」の提案の神髄を体感する。 ICTを用いて未来の事業を創造せよ。

前半にやったこと

ICT業界の現状と将来性の講義ののち、日本の通信業界をICTを用いて牽引してきた知見や実績を教えてもらった。その後、チームの目標とチーム名を決めた。そして、ワークのお題が出され、チームでワークに取り組んだ。各チームにはチューターがつき、１日に２回ほど相談タイムが設けられており、その相談タイムまでに進めることを決めながら、ワークに取り組んだ。

後半にやったこと

後半は、前半同様にチームでワークに取り組んだ。最終日には発表を控えていたため、パワーポイントで発表資料を作成するグループと提案の詳細をより深めるグループ、収益計画を考え、計算をするグループに分かれて発表準備に取り組んだ。最終日は朝から各チームのプレゼンが行われ、その後優勝チームが発表された。発表が終わった後は、各チームで振り返りを行いつつ、社員さんから個人個人にフェードバックがあった。その後、社員さんとの懇親会が行われた。

マーケティング関連の部署の部長と人事

なし

「自分が相手にどうみられるか意識して発表することが大事」とフィードバックされたことが印象的だった。自分たちとしてはいい提案が作れたと思っていても、違う視点に立ってみると穴が多かったりすることが多いから、そこに注意するといい。と具体的には言われ、その言葉は今でもプレゼンをする際に頭をよぎるほど、私の大きな指針となっている。

お題が少し漠然としており、そのすり合わせに時間をかけてしまったことが第一の反省点である。最終日に向けて何度も提案内容を作り直し、ホテルに帰ってからも電話などをしながら各自で取り組んだことは楽しかったがしんどかった。また、アウトプットのレベルが学生間で差があり、そのすり合わせに苦労した。

私は関西在住であるので、幕張で関東、主に東京の学生とグループワークをすることで、自分と東京の学生とのレベルの差を把握することができた。東京の学生は優秀な人間が多いと事前に聞いていたため、参加前はついていけるのか不安に思っていた部分もあったが、実際参加すると思っていた以上に戦うことができると感じ、少し自信につながった。また、SIerというなじみのない職種について詳しく知ることもでき、参加してよかったと感じた。

実際の企業の収益計画や中期経営計画などを何社分か読んで参加すれば、もっとスムーズにワークを進めることができていたのかなと思った。また、ICT業界について独自に勉強してから参加していれば周りとの差別化が図れていたかもしれないと感じた。

想像できなかった理由は以下の２点である。１点目は、大きなフロアのようなところでワークを行い、実際の社員さんの仕事ぶりなどを見る機会が一切なかったこと。２点目は、来ていただいている社員さんにも共通点があまりなく、どのような社員さんが多く働いているのかのイメージもあまりわかなかったことである。以上より、この企業で働くイメージを創造することはできなかった。

理由は２点ある。１点目は、最終日のプレゼンで質疑応答の時間があったが、その中で質問をした学生は名前をメモを取られていたことから、質疑応答での態度は１つの指標になっているのかもしれないと感じたから。２点目はプレゼン後の社員さんからのフィードバックで好感触を得ることができたからである。

インターンシップに参加している社員さんの年齢が30代中盤から後半が多かったこと、座談会での経歴のお話から、昇進の流れが大企業と近しいと感じ、出世に時間がかかる企業だと感じた。私は、年齢に関係なく実力ベースで昇進していきたいと考えているため、その点で志向と会わなかった。

インターンシップ参加後に招待されたのは、夏のインターンシップ参加者限定の、若手社員との座談会やパネルディスカッションの場のみであり、直接本選考などに関係するものの案内はなかったから。

顧客と直接向き合って相手のニーズに応えたいとの思いから、志望企業は特になかったが、志望業界はコンサルティング業界だった。コンサルティング業界に行くためには様々な業界の知識が必要だと考えており、その一環としてIT企業を見るためにNTTコムウェアのインターンに参加した。そのため、IT企業には初めから興味はなかった。

志望企業や志望業界に対する変化は特になかった。強いて言えば、IT企業への就職というイメージは０になった。ただ、東京の学生、例えば早慶やMARCHの学生とグループワークを行った経験から、自分自身が勝手に抱いていた東京の学生に完成の学生は太刀打ちできないという印象は崩れ、戦い方がわかれば十分遜色なく戦えるという自信をつけることができた。