- Q. 志望動機
- A.
株式会社東京コンサルティングファームの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒株式会社東京コンサルティングファームのレポート
公開日:2022年2月15日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- コンサルタント
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- あり
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最終面接を除きオンラインで実施。
合否についてもオンラインでの通達でした。
企業研究
前提知識として、
・コンサルティング会社の営業がどのような業務を行っているのか
・同業他社としてどのような会社がありそれぞれの特色、違い、強みと弱みは何か
を考えておくと、志望動機や自己PRに活かせると思います。
調べる手段としては、
・大学でおこなっている合同企業説明会
・転職会議、Openwork、enなどが提供している口コミ(最新のものが頼りになる)
・企業の公式HP
・四半期決算書での短観
などが挙げられます。
また、大学1年・2年の段階で志望している分野の資格(コンサルティング分野なら経営学検定等)の勉強をしたり、志望分野の企業の有給インターンをアルバイト代わりの収入源にするのも良いでしょう。
また、この会社では創業者の考えが職場を支配しているため、創業者の考えと自身の考えがどの程度一致しているかということが非常に重要で、その点においてはベンチャーに近いものがあります。
信仰的なメンタリティが必要になることもあるので、可能であれば一度ベンチャーインターンの経験をされておくことを強く薦めます。
志望動機
私が御社を志望する理由は、コンサルティング業務を通じて日本に数多ある中小企業の助けとなれること、海外での展開実績が豊富なことから、業務で御社に貢献しながら自身の成長にもつながると強く感じているからです。
私の実家が中小企業であることや、大学1年より経理・営業として様々な中小企業、ベンチャーに従事した経験から、今後日本国内のみで展開していくにしろ、海外に展開していくにしろ、経営ノウハウの有無が企業そのものの存続に直結することを強く肌で感じたため、コンサルティング業務を通じて様々な業種の方々にノウハウを提供し、一緒に新時代を担う会社としての企業活動を推進していきたいと感じたことが主な理由の一つです。
御社の今までの選考において、創業者である久野様のYouTubeでお考えと信念を拝聴させていただく機会があり、この方の考えであればそれが可能であると強く感じました。
説明会・セミナー
- 時間
- 60分
- 当日の服装
- スーツ
- 実施時期
- 2021年07月 中旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
【新卒海外研修】×【働きがいあるシゴト】
セミナーの内容
YouTubeに創業者が動画をあげているため、それを視聴した上で考えを述べたりもする双方向性があるセミナーでした。
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
事前に案内されたYouTubeは見ているべき。創業者を意識して考える素地を養っておくことが重要です。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
必須です。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年08月 上旬
- 面接タイプ
- 動画面接・動画選考
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生10 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 5年目前後の営業の方
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインで実施されました。
定められた課題に対して全員でディスカッションし、意見をまとめて提出する。
その提出した意見についてのフィードバックをいただいて終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
創業者の理念と自身の考えとをミックスして伝えられた点です。
創業者の方がこう言っていたのを思い出し、それを意識した結果〜と話した点が評価されていたことを後のフィードバックでも知ることができ、しっかりと前日までの準備が活きた形となりました。
面接の雰囲気
終始学生主体で行われていて、事前に案内された創業者のYouTubeで取り扱われていた命題について、学生のみで40分前後協議を行うのですが、まとめ役を立候補した学生が和やかに進めてくださったおかげで、スムーズに意見の共有ができました。
面接後のフィードバック
ディスカッションの最中の立ち回りについて、良い点と改善点を各一点ずつ一人一人に教えてくださいました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
今回の協議についての発言がメモされていたようで、 (命題)についての優先順位をあのように決めたのはなぜですか?と一人一人に聞いていた。
(新規店舗や事務所の営業をかける範囲について、国内と海外どちらを優先して行うかを協議したあと)
私は海外店舗・事務所を国内よりも優先するべきと回答しました。
理由としましては、まず一つ目が海外展開のノウハウを当社は豊富に有しているため、その強みを活かした戦略をとるべきと判断したためです。
二つ目としては、国内市場は先細りの傾向があり、今後のビジネスチャンスや市況を鑑みても、海外優先の指針が妥当であろうという結論に達した為です。
また、海外において収集したノウハウを国内に持ち帰れば、国内から海外に展開する際に留意する点などを国内の顧客にも共有できる為、コンサル個人としても長期的に見て利益があるのではないかと考えた次第です。
動画選考では質問は一つでした。
特に留意する点として、創業者がYouTubeで上げている動画とリンクさせて喋るという点があります。創業者の考えがとても強く浸透している企業の為、創業者がこのように言っていたことを意識して〜+私もこのように感じているので〜という形で、同意しながら少しずらした視点で自身の考えを述べると、スムーズに自身の意見と創業者の理念とが一致していることを示すことができます。
また、動画選考でのディスカッション全体にも言えることではありますが、無理してまとめ役やMCのような立ち位置に立候補しなくても、しっかりと一貫性を持った考えを述べることの方が重要です。
中には、緊張からか狙っているのかは定かではありませんが、冗長な考えを述べることで、MC役の意見を述べる時間を奪う方もいますので、頭を働かせてMC以外の人間の意見をまとめる準MCのような立ち回りをすることも重要でしょう。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年09月 上旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京新宿本社
- 形式
- 学生3 面接官2
- 面接時間
- 90分
- 面接官の肩書
- 5年目ほどの営業/役員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
会場到着から選考終了までの流れ
会場着後、事務所の一角で3分ほどのプレゼンを行った後、役員面接。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
創業者の理念と矛盾しない発言を徹底することが何よりも大事だと思います。
前々の選考段階でYouTubeの閲覧と、その動画から考えたことをコメントするように課題が出るので、その時の主張と矛盾しないように考えをまとめることが大事です。
あえて逆張りするような意見を前々の選考段階で出す学生もいましたが、最終面接に彼は来ていませんでした。日程が違っただけかもしれないですが、ベンチャーでは不文律です。
面接の雰囲気
本社事務所の一角で行われるため、普段正社員の方々がどのようにしてテレアポ等の業務を行っているかを垣間見ることができる。
正社員の方の体験記の本や、実際に行うプレゼンなど学生同士の交流が多いため、そこでコミュニケーションがとれるかどうかがやりやすさに直結しそうです。
面接後のフィードバック
内定出しの際に役員面接のこの発言がよかった、と細かい部分ごとに丁寧なフィードバックをいただけた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜコンサルティング業界を志望しているのですか?
コンサルティング業務を通じて、様々な中小企業の支援を行いたいと考えているからです。
私自身が、インターンなどを通じて様々な中小企業に従事したり、中には正社員として契約してくださった方もいたのですが、正社員の声となると途端に届きづらくなるケースが多かったというのが理由の一つです。
私の実家は自営業を営んでおり、祖父が経営をしていましたが、同様の理由でなかなか革新が起きなかったり、以前正社員として勤めていた中小企業でも創業社長が高齢ながら切り盛りされていたのですが、社内の人間の声となると途端に聞き入れてもらえず、そのための根回しに苦労した経験がありました。
社外の取引先として、またその道のノウハウを知るものとしての声であれば、正社員として社内から変えていくよりも、高齢化が進む日本の中小企業の社長様方には受け入れてもらいやすいのではないかという思いがあります。
コンサルティング業務を通じて何を成し遂げたいですか?その為に学生時代どのような準備をしてきましたか?
成し遂げたい目標はあるが、何をどうしたらいいのかわからない、新技術を導入したいが前提知識がなく二の足を踏んでいるなど、やりたいことを実現するためにはどうしたらいいのかというのを一緒に探求し実現することを、コンサルティングのノウハウを通じて成し遂げたいと思っています。
実際に、座学の面では会計学を大学では専攻しておりましたが、それだけでは実務には不十分であると思い、様々な業界の中小企業様方のインターンに参加させていただき、実務とは何か、社会人とはどういうものかというのを実際に触れていこうと考え、大学一年のころから積極的にインターンなどに参加せていただいておりました。
また、過去の経営にも学ぶべく、経営学検定や西武・三菱などの社史本等を利用して国内外問わずに昔の企業が陥った問題を積極的に学んでまいりました。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年10月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
受験していた国家資格に合格したため。
国家資格に合格した際は、そちらの分野に進むことを前もって選考段階で伝えており、それが承諾された。
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
不明です。
内定者の所属大学
不明ですが、最終面接時に一緒になった学生は、学歴が全員バラバラでした。
ハイクラスもいれば、俗にいうFランクという噂が立つような大学もありました。
内定者の属性
不明です。
内定後の企業のスタンス
承諾検討期間はかなり長く取っていただけました。ぎりぎりまで自身の道を悩むことに共感をしていただけたため、とてもありがたく感じました。
前述のとおり、選考段階で国家資格を受験することを承諾いただけたことは、私の就活をしていた会社の中では際立って学生側に寛容であると考えます。
内定に必要なことは何だと思うか
ベンチャー気質の会社であるため、創業者の理念に共感しているかどうかが何よりも重視されていると感じました。
よって、この会社を志望する方は、説明会の段階で配布されます創業者のYouTubeや著書などに目を通していただき、創業者の理念と寸分たがわぬ思いを持っていただくことが重要なのではないかと感じます。
また、事務所においても社員総出で挨拶をしたり、粘り強くテレアポをしている社員の方々などが目立ったので、そのような業務を志望している方が入社後のギャップを感じづらいのではないかと考えます。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
創業者の理念という土台の上に自身の考えが乗っているかという部分がかなり大きいと感じています。
事実、私が選考段階のフィードバックで褒められた箇所や、寧程田氏の際にお褒めいただいた箇所はすべて創業者様を意識した部分にほかならず、最終選考の前半部分のプレゼンにおいても、創業者様の言葉を引用したり、喋り方をトレースしたりすることが高く評価されていました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
良くも悪くも、ベンチャー気質の会社なので、前評判が分かれる傾向にあります。
しっかりと自分の頭で、自分のパーソナリティと創業者の理念とがマッチしているかを考え抜く必要があると言えます。マッチングの重要性を最も認識した企業で、マッチする方にこそとことん向く会社であると思いますので、事前の調べ上げや選考で感じた印象をしっかりと自分の中で腹落ちさせることが肝要だと思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
辞退するまでに特段のフォローはありませんでしたが、最終面接後にランチをふるまっていただきました。
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- A.
東京コンサルティングファームの 会社情報
会社名 | 株式会社東京コンサルティングファーム |
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フリガナ | トウキョウコンサルティングファーム |
設立日 | 2005年3月 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 386人 |
代表者 | 久野康成 |
本社所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目5番3号 |
電話番号 | 03-5369-2930 |
URL | https://www.kuno-cpa.co.jp/tcf/ |
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