18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 広島大学大学院 | 女性
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Q.
当社を志望した動機を教えてください。
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A.
私が貴社を志望した理由は二つあります。一つ目は、コークス事業における高い技術力と、その技術力を核として多彩な事業分野を発展させている点に魅力を感じたためです。貴社はコークス事業のリーディングカンパニーであり、モノづくりの原点である鉄鋼業を支えることで人々の暮らしを根底から支えています。さらに、地球環境に配慮したプロセスの開発を行っており、社会への貢献と、地球環境の保護の両方を重んじる貴社の理念に非常に魅力を感じました。また、コークス事業における高い技術とノウハウを活かし多彩な分野に挑戦している点から、それらの技術に触れ多彩な分野に携わることで、貴社の成長と共に私自身も幅広い視野を持った技術者に成長していけると考えています。二つ目は社風です。貴社では若手の頃から大きな仕事を任されると伺い、若い頃からの様々な経験を通じ成長できる土俵があると感じました。さらに、上司や周囲に相談しやすい環境があると伺ったため、周囲や他部署と連携しつつ仕事に取り組み貴社に貢献したいと考えています。以上の2点の理由から、貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
あなたが当社に入社した場合、あなたの強みをどのようにいかせると思いますか。イメージを教えてください。
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A.
私の強みは、困難な課題に対して粘り強く取り組めることです。この強みは、大学の研究においても表れています。研究を進める中で、最も苦労した点は目的の生成物を得ることでした。私はその課題を解決するため、合成を行う際の条件を様々に変化させ、その都度得られた生成物の分析を行うという作業を100回以上繰り返し行いました。そして、得られた一つ一つのデータから原因を自ら考察し、必ず次の合成に活かせるように心掛けました。さらに、論文や参考書を読み専門知識を増やすと共に、学会にも積極的に参加し、先生方や企業の方にアドバイスを求めることで思考力を培いました。そして半年以上検討を重ねた結果、目的の生成物を得ることに成功しました。また、この研究の成果を学会で発表した際には、100人中10人が受賞できる優秀発表賞を頂くことができました。自分自身の努力が評価されたことは大きな自信になり、またこの経験から、困難な課題にも最後まで取り組み続けることの重要さを改めて学びました。貴社でもこの粘り強さを活かし、新たな炭素材の開発に注力することで貴社に貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に力を注いだことや成し遂げたことについて教えてください。
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A.
家庭教師のアルバイトに注力しました。今までに小学生から高校生まで11人の生徒を担当し、中には学習障害の生徒や不登校の生徒もいました。生徒によって性格や得手不得手が全く異なるため、生徒の成績を上げるためには生徒全員に同じような指導を行うのではなく、生徒一人一人に合った指導を行う必要があると考えました。そこで、まず生徒に市販の問題集を解かせる中で、その生徒の得意な所や苦手な所、好きそうな分野など、生徒一人一人を分析し、生徒の状況を正しく把握することに努めました。そしてそれを元にそれぞれの生徒の得意不得意に合わせた学習プリントを手作りし、指導を行いました。また、生徒が好きなものを会話の中でリサーチし、歌が好きなら英語の曲を流して一緒に歌いながら英語を教えたり、学習プリントに好きなアニメのイラストを描いてみたりなど、生徒ができるだけ楽しく勉強できるように、常に工夫を凝らしました。その結果、今まで担当した生徒は全員成績が向上し、さらに受験生は5人全員志望校に合格することができました。私は家庭教師を通じて、状況を正しく認識し、それに合った的確な解決策を見出す力を培えたと思います。 続きを読む
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Q.
現在行っている研究テーマを記入ください
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A.
ゼオライト水熱転換法によるディーゼル排ガス浄化用ゼオライト触媒の開発 続きを読む
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Q.
現在行っている研究について簡潔に記入してください。※理系の方のみ
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A.
近年、燃費が良く二酸化炭素の排出量が少ないディーゼル車が注目を集めています。しかし、ディーゼルエンジンの排ガスには人体に有害な窒素酸化物(NOx)が含まれているため、NOxを無害な水や窒素に分解するシステムが必要です。現在、ディーゼル車には尿素水の分解により発生するアンモニアでNOxを還元する浄化システム(NH3-SCR)が搭載されていますが、そのプロセス中に用いる触媒の一つとしてゼオライトが注目されています。しかし、排ガス中の高温の水蒸気によりゼオライトの構造が崩壊するため、ゼオライトの耐熱性を向上させることは重要な課題とされてきました。そこで私は、チタンを骨格に導入したゼオライトに着目しました。以前の研究において、チタンをゼオライト骨格に組み込むことで、そのゼオライトの耐熱性が向上することが報告されました。しかし、チタンを組み込めるゼオライト骨格は限られるため、NH3-SCR反応に効果的な種類のゼオライトにチタンを組み込むことは従来の方法では不可能とされていました。そこで私は、従来とは異なるゼオライト合成である「ゼオライト水熱転換法」によりゼオライトにチタンを導入することで、耐久性の高いゼオライトの合成を試みました。 続きを読む