【金融提案の挑戦】【21卒】ＳＭＢＣ日興証券の夏インターン体験記（理系/リテール）No.8141（東京大学大学院/男性）（2020/1/28公開）

証券会社に憧れていた時期があったため、実際はどんなものかを確認するためにインターンシップに応募してみた。実際にメガバンクの中でSMBC系列が一番馴染みがあったため、とりあえずSMBC日興証券のインターンシップに応募した。

ESとWEBテストだけであったので、特にWEBテスト対策をした。市販の参考書を一周してから他の企業の選考等で慣れておいた。

あるお客様に対して、金融商品を提案する。（資料読み込み型）

1日目にやったこと

1日目は企業理解と業界についての講義、その後証券についての基本的な知識の講義。これが終わると、資料が配布され、グループワークが始まる。一日目の終わりには中間発表がある。

2日目にやったこと

2日目はそのままグループワークの続きをやる。最終発表を各班が行い、審査員の社員からフィードバックと解説をして頂いた後、懇親会が行われる。そこで社員さんの話とかを詳しく聞ける。

人事部の社員、営業部の現場社員

なし

この発表でお客様の不安や疑問は完全に払しょくされたのかな？というフィードバックが一番印象に残っている。というのも、グループワーク中は班の成果を最大化することに気を取られていて、お客様のことを考慮していなかったからである。

証券という商品の性質上、把握しておくべき数値や、資料の数が多すぎた点。これを完全に理解するまでにはかなり時間がかかり大変だった。また、グループワークであるので、班員の意見が割れてしまい収拾がつかない部分も多々あり、なんとか意見をとりまとめるのに苦労した。

証券営業というものがどういうものなのかを知れた点が良かった。証券営業というと、ガツガツしたイメージと華やかさのあるイメージが半々にあったが、実際にインターンシップに参加してみると、頭を使い考え抜いて、時には泥臭いこともやらなければならないことを学べた。

証券の基本的な知識を身に着けておくとよい。PERやPBRなどの基本的な単語も教えてくれはするものの、サラっと講義して終わりなので事前学習するとよい。

グループワークで社員さんが実際の業務の話を交えてフィードバックをしていただけたため、自分がこの企業で働いているとどういうことが起きるのかを明確に想像できた。ヒアリングをする時間もあり、この時のお客様役の社員も、リアリティのあるレスポンスを頂き興味深かった。

インターンシップに参加している学生はまだ就活を始めたばかりの学生が多かったので、実際に証券を志望している学生がどのようなレベルであるのかを知ることが出来なかった。秋や冬などにインターンシップに参加してみると、証券を志望する学生のレベルが明確になったかもしれない。

証券会社の社員というと、ガツガツしているイメージが強かったが、実際に社員と話してみると、頭の良さからくるクールさと、営業ならではの熱い志を両方兼ね備えている人が多く好感度が上がった。自分は誰と働くかを非常に重視していたため、この企業の志望度は高くなった。

インターンシップ参加者限定で支店訪問イベントに招待されるが、優遇はない。しかし、インターンシップでの経験をもとに志望動機を固めたり、志望理由そのものになる点では有利かもしれない。

コンサルティング企業を中心に見ていた。コンサルの中でも戦略から実行まで支援できる総合コンサルティングファームを見ていて、Big4やアクセンチュアを中心にインターンシップに応募していた。一方で、昔証券会社に憧れを抱いていたので、金融も多少見てから自分の志望業界を広げようと思い、メガバンク等のインターンシップにも参加した。

コンサルティングファームを中心に受ける姿勢は変わらなかったが、証券業界も多少は見てみようと感じるようになった。理由としては、SMBC日興証券のインターンシップが面白かったのと、社員の方が自分の中での印象と全く異なっていたため、誰と働くかを重視していた自分にとっては、証券会社も受けてみようかなと思う理由になった。