- Q. 志望動機
- A.
日本航空株式会社(JAL)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒日本航空株式会社(JAL)のレポート
公開日:2019年3月12日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 業務企画職事務系
投稿者
- 大学
-
- 大阪大学
- 入社予定
選考フロー
企業研究
インターンシップに参加すること。
業務企画職やパイロット、事務系や技術系といった職種を問わず、とにかくJALのインターンシップに参加しておくこと。
これが選考を進めていくための、大きな足掛かりとなります。
なぜならインターンシップに参加することで、経営破綻前の『親方日の丸』という言葉に代表されるような世間のイメージとは全く異なる『新生JAL』の社風を体感することができるからです。
また『新生JAL』の社風と全社的な一体感を体験することによって、志望動機の形成のみならず、『ANAとJALの違い』を明確に言語化できるようになります。
そのためJALの企業研究のみならず、大手2社の業界研究も捗るという点も含めて、インターンシップに参加することが非常に有効であると感じました。
志望動機
私は『全社的な一体感』を重視した結果、貴社へ応募するに至りました。
ここにおける『全社的な一体感』とは理念・戦略というゴールを全社員が共有、一致団結できている状態を指します。
私は何事にも目標を持ち、主体的に取り組む人間です。
そのため入社後も、自分なりの目標を持って業務へ取り組みたいと考えています。
その際、『会社目標』の浸透度は重要です。
なぜなら『会社目標』をブレイクダウンすることによって『自分の目標』を設定することができるからです。
以上の理由から、自分のめざす社会人像を実現するためには『全社的な一体感』が必要と考え、それを重視した企業選びを行ってきました。
そしてその結果、私は貴社へ応募するに至りました。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2018年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが大学入学以降に特に力を注いできたことを3つあげてください。/あなたの挑戦とそこから得たものを教えてください。/あなたが仕事を選ぶ上で大切にしていることと、その理由を教えてください。/あなたがJALの業務企画職(地上職 事務系)のフィールドで何を実現したいかを、具体的に記入してください。
ES対策で行ったこと
航空業界大手2社の企業比較を徹底的に行った。
またメモ帳を見返して、インターンシップで得た経験・学びを総復習した。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
インターンシップ選考を通して、実戦経験を積んでいたため、特別な対策は行っていない。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 中堅層の社員2名(おそらく採用担当以外の人事社員)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
これまで蓄積してきた経験・調べてきた知識をもとに、他者の受け売りではなく、自分の言葉で自分の意見をしっかり言葉にできた点が評価されたと感じる。
また冗長に話しすぎず、面接官の話もしっかり聞き、円滑なコミュニケーションをとることができた点も評価されたと感じる。
面接の雰囲気
厳かで改まった堅い雰囲気であった。
しかし面接が進むにつれ面接官の表情に笑顔が増え、最後は和気あいあいとまではいかないでも、穏やかな雰囲気で終了した。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代がんばったこととそこから得た学びを教えてください。
私はZ会で生徒管理業務の改革を行い、『リーダーとは組織のシステム作りができる人』だと学びました。私は大学入学時よりZ会で事務アルバイトをしています。当初、私の配属先では生徒管理業務の達成率が20%以下でした。これでは生徒に合った個別アドバイスができないと思い、改革を決意しました。まず聞き取り調査によって『業務のブラックボックス化』が原因だと突き止め、次にExcelを用いて『業務の見える化』を行いました。結果、達成率は20%から100%に向上し、改革は成功しました。私はこの経験から『リーダーとは組織のシステム作りができる人』だと学びました。リーダーとは『自分ですべてをこなす人』でなく、『誰が欠けても組織が上手く回るシステム作りをできる人』だと学びました。
あなたが弊社で実現したいことを教えてください。
私は経営面から『強いJAL』を構築したいです。財務基盤を強固なものとしたうえで積極的な施策を行うことにより、『JALブランド』を世界中に広めたいということです。そのためにも私は以下のキャリアパスを描きます。まずキャリアの前半は『ミクロ的な視点』から会社を知ります。現場経験や営業、オペレーションの業務を通して、会社の事業構造や安全運航のしくみを最前線から学びます。キャリアの中盤は『マクロ的な視点』から会社を知ります。財務経理や人事の業務を通して、部門横断的な視野、全体を俯瞰する立場から事業構造や安全運航のしくみを学びます。そうして『JALのすべて』を知ったうえで、キャリアの後半は『会社を導く』側になります。自社の強み・弱み・保有資産に加え、外部環境や競合他社の状況を加味したうえで最適戦略を策定し、『強いJAL』を経営面から構築します。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人財本部長、人事系の役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
JALは能力よりも人柄・協調性を重視することから、面接の設問も『弱点をどう克服する?』や『意見の衝突をどう乗り切る?』、『あなたはどう感じた?』といったものが多いと感じた。
私は自身の課題を聞かれた際、JALが最も重視する『協調性』と答えてしまった点が致命傷となり、内定に至ることができなかったと感じる。
面接の雰囲気
改まった雰囲気ながらも、しっかり話を聞いてくれる環境が整っていたと感じる。
またこちら側が回答に窮した際は、面接官が助け舟を出してくれた。
最終面接で聞かれた質問と回答
インターンシップから学んだこと、感じたことを話してください。
私はインターンシップを通して、貴社は建設的な議論を行う風土が整っていると感じました。
私たちは4日間のプログラムを通して、幅広い部門の社員に対して発表する機会があり、また様々な部門の社員からフィードバックをいただく機会がありました。
その中で私が最も驚いたのは、そのフィードバックの内容です。
私たちの発表に対して、どの社員も『ここが良くない』といった指摘にとどまらず、『ここが良くて、ここが惜しいから、こうしてみたらもっと良くなるかもね!』といった改善点を併せて話してくれました。
また私たちがグループワークを行っている際も、積極的に私たちの言葉に耳を傾けてくださりました。
このことから私はインターンシップを通して、貴社には建設的な議論を行い、みんなでゴールをめざしていく風土があると感じました。
意見が衝突した際、あなたならどのように解決しますか?
私は一旦、相手がなぜその意見にこだわるかの理由を聞くことで議論の解決を図ります。
なぜなら大抵の場合、お互いがめざすゴールは共通するものであり、そこに至るまでのプロセスに相違があるだけに過ぎないと感じるからです。
そのため私はまず相手に対して、なぜその意見にこだわるかの理由を聞き、お互いのめざすゴールが一致していることを確認します。
次にゴールから逆算して、お互いの意見が二つに割れる原因を究明します。
そして最終的に、お互いが譲れる部分・譲れない部分の話し合いを行い、妥協点を見出します。
この方法をとることで、まずお互いのゴールが一致していると確認し、互いに心を落ち着けることができることから、私は他者と意見が衝突した際、まず相手に理由を伺います。
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日本航空(JAL)の 会社情報
会社名 | 日本航空株式会社(JAL) |
---|---|
フリガナ | ニホンコウクウ |
設立日 | 1953年10月 |
資本金 | 1813億5200万円 |
従業員数 | 36,500人 |
売上高 | 1兆6518億9000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 赤坂祐二 |
本社所在地 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目4番11号 |
平均年齢 | 40.7歳 |
平均給与 | 921万円 |
電話番号 | 03-5460-3121 |
URL | https://www.jal.com/ja/ |
採用URL | https://www.job-jal.com/ |