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株式会社東京商工リサーチの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒株式会社東京商工リサーチのレポート
公開日:2018年9月7日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 調査営業職
投稿者
選考フロー
企業研究
東京商工リサーチの場合、会社説明会で話された内容を覚えることが重要になってきます。パワーポイント形式の資料も配布されますが、信用調査会社の役割や業務内容、ノルマなど、高等のみで説明することにも後々面接で聞かれることが含まれていますので、メモを必ず取ることが必須です。事前に信用調査会社についてのある程度の理解をしていれば、会社説明会以前の業界研究はあまり深くやる必要はありません。一方、会社説明会と同時に30分の一般常識試験があるため、説明会前は一般常識試験の対策をするのが先決です。普段から新聞やニュースを通して時事問題に触れることが大切です。
また、IMFなどの簡単な国際関係の金融知識や資本金の意味を答える問題もあるので、金融や簿記などで出てくる用語を覚えておくと、解答しやすくなります。一般常識試験を通過後、テストセンターやESを提出し、面接に進めます。面接では、会社説明会で話されたことを聞かれますので、しっかり復習するのが大切です。また、業界は帝国データバンクと東京商工リサーチの2社がほぼ独占しているため、この2社の比較をしっかり行うことが大切になります。インターネットで調べられる範囲のことを知っておけば十分です。
あとは、自分自身がどういう目標や役割を担いたいかなどの具体的な志望動機を聞かれます。また、逆質問が必ずありますので、会社のことをしっかり調べ、深入りした質問ができるように準備すると良いです。
志望動機
私は、あらゆる業界と関わり、社会に広く貢献できる仕事をしたいと考え、東京商工リサーチを志望します。御社は信用調査を通して様々な企業と関わります。そのなかで、レポートの提供を通して、企業が安全に安定的な取引を行うための一助となり、社会において経済全体の発展に必要不可欠な存在であると考えます。
また、御社はレポートへの財務情報掲載数が業界トップであり、企業への正確な情報提供が行える強みがあることも魅力に感じました。私は大学では、社会調査を経験しています。地域課題や企業の抱える問題について、データを用いた量的分析と実際に現地に赴いてインタビューを行う質的調査を行いました。この経験を活かし、あらゆる業界の企業の経営戦略や取引の一助になれる役割を担いたいと考え、御社を志望しました。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2018年07月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
筆記試験対策で行ったこと
普段からニュースや新聞に目を通して、時事問題に触れていました。一方、経済用語や会計用語はあまり対策を行わなかった。
筆記試験の内容・科目
記述の筆記試験(30分)。問題はオリジナルでした。ニュースで取り上げられている用語、首相や大統領の名前、外交問題が起きた国の名前など様々です。後半は、経済用語や簿記に出てくる会計用語も出てきました。ある程度の金融知識も求められます。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年07月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
筆記試験通過者は、テストセンターの受験とOpenESの提出をします。日頃からSPIの問題を何度も解くことが大切です。私は、インターネットやアプリなどを使って本番に近い環境で練習していました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年07月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 2年目の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
常に笑顔と丁寧に受け答えを行うことを心掛けていたことが評価していただけたと思います。信用調査会社であるため、調査先の企業との信頼関係が問われる業務であるため、困難を乗り越えられるか、自分で解決していこうとする力を持っているかがとても見られる面接だと感じました。下手に取り繕うのではなく、正直な姿勢で向き合い「自分はこういう良さがあります」ということを質問の回答や逆質問を通して伝えられるかがとても大切になると考えます。
面接の雰囲気
説明会を担当してくれた人事担当による面接でした。とても物腰の柔らかい女性でとても和やかでした。一方的な面接ではなく、お互いに質問を行いながらマッチングを見るような形でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたの強みと弱みを教えてください。
私の強みは「相手から話を引き出せること」です。理由は、ラジオパーソナリティにおけるゲストとの応対、実習や卒業研究でのインフォーマントからの聞き取り調査の経験からです。私は、どんな時であっても相手と話すときは「素直さ」を大事にしています。自分自身も初めて話す際には緊張しますが、相手も何を聞かれるのか、どう利用されるのかなど警戒します。そのため、まずは世間話や共通点など、相手の話しやすい雰囲気を作ること、そして自分自身も取り繕わず正直な自分であることを大切にしています。次に、私の弱みは「相手に気遣いしすぎること」です。道に迷っている人や探し物をしている人がいるとすぐに助けてしまいます。
その一方で、相手の気持ちまで深読みしてしまい、相手はこうしたら嫌なのではないだろうか、大丈夫だろうかと気にかけすぎでしまう部分があります。その結果、自分自身が余計に滅入ってしまうことがあります。これから社会で働くうえで、自分自身を大事にして、割り切る部分は割り切ることがこれからの私の課題であり、今後改善していく必要があると考えます。
会社説明会で一番印象的だった内容はどれでしたか?
私が特に印象的であったのは、先輩社員による質問の時間でした。私が社内の雰囲気について質問した際、「基本的には自分自身で仕事をこなしていくが、分からないところは聞きあったり、雑談をしたりと和気あいあいと業務をこなしています。ただ、月末の忙しい時期はみんなぴりぴりしていますね。」とありのままの雰囲気を伝えてくださったのがとても印象的でした。
また、現場の楽しい面と大変な面をどちらも詳細に話してくださったので、社内の雰囲気を想像しやすいと感じました。私自身、自分の業務をしっかり責任をもって行いながら、いざというときにはお互いに支えあえる職場を希望していましたので、御社に対する志望が一層強くなりました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年08月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 執行役員と取締役
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
東京商工リサーチの調査営業職がどのような仕事を行うか、どのような役割を担うのかをしっかり言えたことが評価につながったと考えます。また、1次面接の時と同様、
面接の雰囲気
取締役と執行役員の2名による最終面接です。1次面接ほど和やかではありませんが、とても丁寧に受け答えをしてくれるため、話しやすい雰囲気でした。その人がどの程度業務をきちんと理解しているか、適性があるかなど、人と成りをしっかり見られている印象でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
信用調査で大切なことは何だと考えますか?
私は信用調査を行ううえで大切なことは、「素直さ」と「思いやり」だと考えます。信用調査は、法人の方から企業の情報や財務情報など重要な内容を聞く必要があります。そのためには、法人の方との信頼関係の築くことは必要不可欠であると考えます。そのためには、調査を行う者も自身を取り繕うのではなく、素直な気持ちで相手に向き合って調査に臨むことが重要であると考えます。それに加え、社長や経理担当者の経営への想いや考えに対し、調査営業職はそれらをくみ取りながら、思いやりを大切にして信用調査を行うことも重要であると考えます。ですので私は、信用調査を行う上で、「素直さ」と「思いやり」はとても大切なことであると考えます。
なぜ信用調査会社である当社を志望するのか?
私は、あらゆる業界と幅広く関われ、社会のために広く貢献できる仕事をしたいと考え、御社を志望します。特に信用調査会社を志望する理由は、大学での社会調査の経験からです。大学では、県内の企業や地域の課題を解決するための研究を行ってきました。データ分析などを行う量的調査と、企業へ実際赴いてインタビューを行う質的調査の2つを組み合わせて研究をしました。御社の調査営業職においても、決算情報などのデータと、経営者や経理担当者へのインタビューを合わせてレポートを作成するため、大学での経験が生かせると考えます。私は御社の一員として、レポートを作成と提供を通し、あらゆる業界の企業の安全で安定的な取引の一助となりたいと考え、御社を志望します。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2018年08月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
選考形式
小論文(700字)・・・最終面接までに事前に専用の原稿用紙に記入して提出
選考の具体的な内容
4つのテーマが設けられており、それについて700字以内で論じるものです。調査レポートを作ることが仕事であるため、小論文の書き方ができているか、論理的にかつ分かりやすく端的に書かれているかなどをチェックされていると思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定の連絡後も、自分が納得のいくまで就活を続けるように勧めてくれました。また、内定通知には、SPIの結果や、面接でどの点を評価したかなどのフィードバックも事細かに書かれていました。また、入社誓約書提出後でも、より行きたい企業が出て、ちゃんと理由を説明すれば辞退して構わないとおっしゃってくれました。
内定に必要なことは何だと思うか
信用調査会社という少し特殊な業界なため、業界研究や企業研究よりも、自分自身がどういう目標やビジョンを持って働きたいかがとても重要になります。面接も、自分自身がコミュニケーションを取るうえで心掛けていることや就活の軸など、芯の通った自分自身を表現できることが内定を得るためには欠かせないと考えます。そのためにも、自己分析をしっかり行い、東京商工リサーチで自らが働いていく姿をしっかりイメージし、それを言葉にできるようにしなければいけません。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分自身の強みや弱みなど、しっかり自己分析を行えているかはとても大事になります。また、面接においても、失敗を恐れずに困難に挑戦していく姿勢を示せるかは大きく影響すると考えます。東京商工リサーチの場合は、他の信用調査会社よりも対応が良いと評判があるだけに、一人ひとりの性格や適性、どのように経験を生かそうとしているかなどをよく見ています。ですので、面接に臨む際も、自分自身の考えは軸をしっかり持ち、等身大の取り繕わない自分を出せる人が内定をいただけると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンシップや別ルートの選考は無いようです。また、学歴で優位や不利も一切ありません。逆に言うと、説明会の一般常識試験やそのあとのES、テストセンターまででかなり落ちている人がいます。日頃からニュースに関心を持つこと、SPIの対策をコツコツ行い、ESも実際にあ会って質問しなくても伝わるぐらいに仕上げないと、面接まで行くことが叶わないかもしれません。
内定後、社員や人事からのフォロー
不安な点や業務内容に関しては、直接配属予定の支社で説明をしてもらえました。また、内定通知と一緒に、今後の流れも細かく書いてあるので、不安にならないようなフォローは万全です。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
株式会社極楽湯ホールディングス
迷った会社と比較して株式会社東京商工リサーチに入社を決めた理由
どの選考を受けた企業に比べても、学生や社員をとても大事にしている印象を強く受けたことが入社の決め手です。面接においても、一方的に聞くのではなく、受けている学生が東京商工リサーチが自分に合うのかどうかを見極める機会にしてほしいと言ってくれました。また、内定承諾後も自分の進みたい別の道があれば辞退しても構わないと言ってくれました。ここまで、学生の立場に立って思いやりある採用活動を行っている企業であれば、入社後もしっかりとフォト―してもらえる環境で働いていけると感じ、入社を決めました。
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東京商工リサーチの 会社情報
会社名 | 株式会社東京商工リサーチ |
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フリガナ | トウキョウショウコウリサーチ |
設立日 | 1892年8月 |
資本金 | 6700万円 |
従業員数 | 1,979人 |
売上高 | 242億1600万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 河原光雄 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目3番1号 |
電話番号 | 03-6910-3111 |
URL | http://www.tsr-net.co.jp |
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