【クラウドの魅力を体感せよ】【20卒】アマゾンジャパンの夏インターン体験記（理系/CSE）No.6386（東京大学大学院/男性）（2019/6/25公開）

アルバイト先の企業でクラウドを利用していたこともありクラウドに興味があった．クラウド事業の世界シェアが高いアマゾンウェブサービスで働くとはどんな感じなのか，他のIT系企業との違いは何かを知りたいと思い参加を決めた．

インターンシップの選考課題は調べながら解いてもいいものだったので適宜調べながら課題を解いた．面接では技術的なことも聞かれると聞いたので課題を解くときになぜそのように実装したかを説明できるかを意識した．

AWSのサービスを好きに組み合わせる

前半にやったこと

前半はトラブルシューティングを行なったがそれからはずっとハンズオンだった．前半は決まったチームの中で最終的に何を作るのかを話し合っていると終わってしまいあまり手をうごかせなかった．

後半にやったこと

週の後半は前半に決まったことを受けて手を動かしてサービスを組み合わせていった．最終日は発表会があったので分担して発表資料を作り発表会では一週間かけて作ったサービスをお披露目した．

現場のエンジニア

kindleやタブレット

一見同じように見えるAWSの機能でも使用用途は異なることがあるという話が印象的だった．実際のユースケースはホームページにいくつか書いているがそこから抽象化して異なる使用用途を知れたのは良かったと思う．

実際に作ろうと思ったサービスに必要なAWSの機能を触るのは初めてだったのと時間が厳しい中でチーム開発するのは初めての経験だったのでその意味では大変だった．しかし現場のエンジニアの方がメンターとして面倒を見てくれて，横でAWSの昨日の使い方などを教えてくれたのでなんとかついていけた．

インターンの最中に社員の方のプレゼンテーションや海外オフィスで働くエンジニアとリモートで通話する機会があり，インターンシップに参加したからこそ会社の中で働いている方の話を聞くことができ参加して良かったと思う．外資系企業だと終身雇用ということはないのでキャリアパスを知れて良かったと思う．

AWSのサービスはたくさんあってすべてに触れるのは難しいと思うのでAWSのサービスの経験はそこまで重要ではないと思う．むしろチーム開発やjavascriptなどを用いたフロントエンドの経験があれば良かったなと思った．

やはり実際に働いている社員の方と話すことで会社でどのような人が働いているかや将来的にどのようなキャリアパスを進んでいきたいかを知ることができ，自分の中でなりたい自分像が朧気ながら分かってきた気がする．作業していたのも会社のオフィスなので働きやすそうな会社だなと思った．

インターンシップの際にOLPの重要性を聞いたので本選考の面接で何が重視されるかがわかりOLPを意識して学生時代力を入れたことや入社後やりたいことを話せると思った．また現場のエンジニアやマネージャーの方も本選考を受けるのを歓迎しているように感じた．

志望度が上がった理由は唯一参加したサマーインターンだからというのが大きい．他にもインターンに参加していたらそこと比較して志望度が下がることもあったかと思うが，唯一参加したAWSのインターンは技術的に刺激になったし実際に働くイメージも湧いたので．

インターンシップ参加者は秋から始まる早期選考を受けることができ，その場合エントリーシートの提出や技術試験が免除される．それだけでなく現場のエンジニアの方などから面接でどのようなことが重要かを聞くこともできる．

IT系の企業に行きたいと思っていたが実際に手を動かして開発するエンジニアしかイメージが湧かなかった．研究やアルバイトで機械学習を扱っているので最初は機械学習などを扱う仕事をしてやがて他のサーバーサイドやインフラなどの知見を貯めたいと思っていたので，割と自由に仕事内容を変えられるような柔軟な企業に行きたいと思っていた．

AWSのインターンに参加したことで開発するエンジニアだけではなくAWSの各種サービスの使い方やスケーラビリティやセキュリティを意識した組み合わせ方を考えたり，顧客がエラーで詰まっているときに解決する仕事もあると知りそのような仕事もいいなと思うようになった．実際に開発する仕事をするにしてもクラウドの知見は大事だと思うので最初にクラウドの経験を積むのもいいと思った．