【データ駆使、魅力提供】【23卒】 ＫＤＤＩ 【3-5days仕事体験】データサイエンスの通過ES(エントリーシート) No.64945（名古屋大学大学院/男性）（2021/11/15公開）

アパレル販売員のアルバイトの経験が基になっている。私は接客を行う中で、ニーズ把握の難しさを痛感した。そこで、来店される顧客の購買データや所持している衣服のデータがわかれば、店舗での接客がよりよいものになるばかりか、接客を受けずとも顧客にとって魅力的な商品を提供できると考えた。ECサイトでは既に同様のシステムが存在するが、このとき初めて自身がサービスの提供者としてデータを利用し、価値を生み出したいという気持ちが芽生えた。貴社は、貴社が手掛ける通信サービスから得られるビッグデータを活用し、ビジネスからパーソナル領域まで広く価値を提供している。そこで、そのノウハウや知見を学びたいと思い興味を持った。 続きを読む

卒業研究での経験を挙げる。私は、低頻度GPSデータに対応したマップマッチングプログラムの構築に取り組んだ。GPSデータから走行経路を特定するマップマッチングは、GPSの取得頻度が低いと精度が悪くなる。また、研究では道路ネットワークとしてフリーで利用できる不完全なものを使用したため、ネットワークに欠損も見られた。そこで私はそれらのようなデータに関する理解を深めるため、関連する研究の論文を海外のジャーナルから大量に集め、様々な知見を得た。結果、使用するデータの不完全性を補うようGPSの進行方向や、一般道路か高速道路のどちらを走行しているのかを考慮したプログラムを構築し、高い精度を示すことができた。 続きを読む

私は大学院の研究で中国のタクシーとDiDiの競合分析の研究を行っている。中国はデータのオープン化が進んでいることもあり、研究では計４万台を超える車両の１週間におけるGPSデータを使用している。現在取り組んでいる内容は、タクシーとDiDiの空間的な需要の違いを分析することだ。具体的には、エリア内に存在する様々な種類の施設がタクシーとDiDiの発着点にどのような影響を及ぼしているかを分析し、乗客の利用目的の違いを調査している。データ量が十分あり広範なアプローチができる一方、処理時間の増大、分析の複雑化などの難しさも感じている。今後はそれらの課題を克服しながら、時間的な側面からも需要の違いを分析したい。 続きを読む