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- A.
株式会社ロッテの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社ロッテのレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 事務系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
まずは製品を購入し、実際の消費者の目線から意見を述べることができるように意識した。早い段階で抽選のプレミアムセミナーがあったため参加し、その際の座談会で積極的に質問をし、情報収集した。結果的に1次面接の際にプレミアムセミナーに参加していたことを確認されたため、説明会などへの積極的な参加はプラスに働くと考えられる。設問に「スーパーにおける新しいお菓子の売り方を考えて下さい」というものがあったが、このアイデアについて2次面接の際に突っ込まれた。ESの段階から面接を見据えて自分の意見を述べるように意識しておく必要がある。競合他社が多い業界なので、他社製品とロッテの製品がごちゃごちゃにならないように気を付けたほうが良い。
志望動機
「人々の日々の生活を豊かにしたい」「自身の仕事が世に貢献していることを実感したい」
私はこの二点を自身の就職活動の軸として掲げており、食品メーカーを中心に就職活動を行っています。その中でも菓子、アイスという付加価値の創出が不可欠な商品を売り込みたい。そう考えました。嗜好品は生きていくうえで必ずしも必要なものではなく、その分お客様に喜ばれるものを生み出し、お客様が手に取りたくなるような価値や売り方を提案していく必要があります。
漠然と売るだけでは飽きられてしまう商品において、日々お客様に選ばれ続ける商品の売り方を提案したり、新しい製品を生み出していきたい。その点において「ロッテイノベーション」の名のもとに雪見だいふくの「冬にアイス」、ガーナチョコによる「母の日ガーナ」、乳酸菌ショコラによる「チョコで乳酸菌摂取」。クーリッシュによる「飲むアイス」のような、今までになかった革新的なアイデアで新しい文化を作ってきた御社に入社することで、自身の願いをかなえたい。そう考え、御社を志望します。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生2 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接ははっきりとした受け答えができるかどうかを見られていたと感じた。自身の経験を堂々話していれば大丈夫だと思います。
面接の雰囲気
2人とも終始優しい穏やかな表情、話し方だった。面接は2人の学生で1人15分を2人分行うという形式だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
サークル活動において価値観が合わない人に対してどのようなアプローチを行いましたか。
私は2つの方法で対処しました。1つは、「とにかく論理的に話をする」ことです。意見の合わない者同士が互いの意見を正面からぶつけ合うと、どうしても感情的な水掛け論になってしまいます。そうなってしまっては決して話し合いが解決することはないため、どんなに相手が感情的に意見を述べてきたとしても、自分は論理的な意見を貫くことを意識しました。もう1つは、「時間が解決するのを待つ」ことです。人は一時の感情で決めた意見を後で振り返ったとき、違う考え方もあるかもしれないと思うことが度々あります。議論がその場で解決しないと思ったときは一度折衷案を持ち出し話し合いを終わらせ、熱が冷めてから再び議論を行うことで解決する、という方法をとりました。
学生時代に「一皮むけた」経験を教えて下さい。
私が一皮むけた経験は、自身の大学で行っている競技の、外部団体を巻き込んだ合同合宿の開催です。私は自分が所属するキンボールサークルにおいてキャプテンを務めており、日々の練習においてリーダーシップを発揮していました。しかし一方で外部の競技団体との関係が希薄な一面がありました。そこで私は他大学の同学年の仲間と連絡を取り、キンボールを行なっている5大学を集めた合同合宿を企画し、幹事を務めました。その合宿を通じて他大学の競技団体の先輩後輩とも親しくなり、大学混合チームで行う試合ではチームのリーダーを務めました。この合宿を通じて私は「内弁慶な自分」から一皮むけ、外部においてもリーダーシップを発揮できる人物となりました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 4年目の人事(司会)
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
より「営業職とは」を理解しているかどうかが見られたと考える。自分の知識を織り交ぜ、仕事をどうとらえているかアピールしたのが良かったと思う。
面接の雰囲気
自分は3対1の和やかな雰囲気の面接だったが、他の選考者の話を聞くと、2対1、2対2の形もあり、圧迫気味のところもあったらしい。1次面接の評価が関係しているのだろうか。
2次面接で聞かれた質問と回答
ESで「アソート形式の販売」を提案していたが、その理由と方法を教えて下さい。
私が幼いころにスーパーでアソート形式のバラエティパック商品を見かけた際に、「自分で好きな商品を選べたら良いのに」と感じた経験からです。企業が指定した決められた商品を買わせるのではなく、消費者が好きな製品を好きな量選んで購入することができる販売方法を行えば面白いと考えました。御社はパイの実、コアラのマーチ、アーモンドチョコレートのように小さなサイズでたくさん入っている製品が多いため、これらの製品を総菜コーナーのようにまとめて配置し、自分の好きな商品を量り売りで購入できる売り場を作ります。小さな子供が来店する祝日の時間帯とバレンタインシーズンをねらい目とし、小さな子供には自分で好きな商品を選ぶ楽しさ、試食のような感覚でおいしさを知ってもらうことを狙います。バレンタインには手作りのケーキやクッキーに御社の製品をトッピングのような形で利用してもらうことが狙いです。
他にも食品メーカーを受けているが、他の食品と菓子食品の営業の違いは何だと思いますか。
例えば私が現在選考を進めている食肉業界との違いを述べると、「原料」と「完成品」という違いがあります。食肉会社は肉をそのまま販売する場合、それをどう食べるかは消費者にゆだねます。一方、製菓は完成した製品を売る必要があるため、その完成品を消費者に気に入ってもらわなくてはなりません。その分、より営業の手腕が問われると考えます。また、食肉業界はグループ会社に営業を行う場合がある一方、製菓は必ず卸業者に営業を行う必要があるため、より難易度が高いと考えます。さらに、競合他社の多さも一つの特徴と考えます。スーパーを軽く見ても、菓子売り場の競争率の高さは群を抜いています。その分、バイヤーとの関係つくりの重要度が大きいと考えます。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生7 面接官不明
- 時間
- 50分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
テーマ
化粧品の販売を決行するか、延期するか、中止するか選ぶ。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
データを活用し、長期的な会社の利益を見据えた意見を述べているかどうかが評価されているように感じた。通常のGDの振る舞いは当然必要だが、論理的思考力も問われた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最後は本当に入社する意思があるかどうか、会社に対する情熱が見られたと思う。結果的に事態という形になったが、面接中は圧倒的第一志望であると面接官に伝わるように熱意をもって話をした。
面接の雰囲気
和やかとも圧迫とも言えない、程よい緊張感がある。まさしく、最終面接といった雰囲気だった。時間は非常に短く、15分ほど。
最終面接で聞かれた質問と回答
入社後のキャリアプランを教えて下さい。
最初の3年は菓子営業において、とにかく得意先との関係性つくりをしたいです。ロッテの新人営業は店舗フォローから始まると聞きました。そこにおいて商品補充や陳列など、地道な手伝いをしつつ、店舗ごとの取引相手の特徴を把握し、コミュニケーションを培っていきたいと考えています。その中で、得意先から「今度こんな企画をやってみたい。この時期に販促イベントやりたいんだけど良いアイデアある?」などと相談を受ける存在になりたいです。
次の3~4年はコンビニ向け営業をしたいと考えています。スーパーなどと比べ、一度に動く額が大きい一方、売り場のが狭いため売り上げ予想をより高い精度で行う必要性、素早いトレンド変化に対応する提案が必要です。そこで自身の営業としてのスキルをさらに高めたいと思っています。
営業に必要だと思う力を教えて下さい。
私は「情熱」と「根拠」が必要だと考えます。座談会や御社のホームページにおいて、菓子営業は最初のうちはなかなか目に見える成果が出ないと伺いました。その際に大切になってくるのは、それでも絶対に目標を達成しようと思う情熱だと思います。コミュニケーション能力やデータを扱う力も大切ですが、それらを活かすには情熱が必要だし、情熱さえあればそれらを身に着けることが可能だと考えています。一方、「情熱があるから」という理由で取引をOKしてくれる相手はいません。実際の店舗の売り上げデータ、顧客データ、商品のトレンド。取引相手が納得できる根拠を提示することが大切です。これらの理由から、私は「情熱」と「根拠」こそ、営業において欠かせない能力だと考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後すぐに辞退してしまったため分からない。他の人の話を聞く限り、1週間程度待ってくれる様子ではあった。
内定に必要なことは何だと思うか
2次選考が2日間に分けて行われるため、初日の面接でいかに良い受け答えを行い、二日目につなげられるかどうかが大切だと思います。先に述べたように、セミナーへの参加はしっかり記録として残っているようなので、余裕があるなら説明会などはすべて参加しましょう。社員は明るくコミュニケーション能力が高い人が多い印象があるため、自身も明るい性格で社交性があるということをアピールしたほうが良いかもしれないです。面接は大きな声で笑顔を意識しましょう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
菓子営業の実態をしっかり理解しているかどうかが大切だと思います。「食品業界の仕組み」という本を読んでいたことによって他の学生と知識に差をつけられたと思います。実際にスーパーの販促コーナーを見に行くのもよいかもしれません。
内定したからこそ分かる選考の注意点
自己分析の深さ、企業分析の深さ、業界研究の深さがバランスよく確認されていたように感じました。就職活動の集大成のような選考でした。どれか一つでもおろそかにしてしまうと、どこかしらで躓く可能性があります。しっかりすべて対策を行いましょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
すぐに内定辞退してしまったためよくわからない。
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ロッテの 会社情報
会社名 | 株式会社ロッテ |
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フリガナ | ロッテ |
設立日 | 1948年6月 |
資本金 | 2億1700万円 |
従業員数 | 2,405人 |
売上高 | 1927億2000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 牛膓栄一 |
本社所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目20番1号 |
電話番号 | 03-5388-5604 |
URL | https://www.lotte.co.jp/corporate/ |
採用URL | https://www.lotte.co.jp/recruit/ |