
24卒 インターンES
技術系インターンシップ
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Q.
(1) 当社のインターンシップに期待することは何ですか? (300文字以内)
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A.
総合化学メーカーが如何にして社会貢献しているのかを理解したく応募した。私は大学で構造有機化学を専攻し、次世代エネルギーの貯蔵法への応用が期待される多孔質材料の研究を行っている。次世代を担う材料開発に関わる経験を通し、製品の本質である素材で社会課題を解決したいと考えるようになった。貴社では社会の要求に沿った製品開発が可能だ。例えばリチウムイオン電池の高容量化を優れたセパレータの開発により実現し、次世代自動車の普及に貢献した。これは貴社が、有機合成技術を基に高い製品設計・評価技術を確立しているからだ。そんな貴社で働く社員の方々と交流し、どんな想いで研究を通して社会を豊かにしているのかを学びたい。 続きを読む
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Q.
(2) 現在の研究の概要を入力してください (600文字以内)
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A.
私は、安定で大きな空孔を持つ多孔質材料を開発している。多くの微細な空孔を持つ多孔質材料は、空孔内に様々な物質を多量に取り込むことができ、物質の貯蔵や分離に用いられる。近年では、水素のような次世代エネルギー源の新たな貯蔵法として注目されている。その中で有機分子を弱い水素結合によって組み上げたHOFは、優れた環境調和性や高い成型加工性という特徴をもつ。その反面、結合の弱さに起因する構造の脆弱性や低い構造設計性といった課題がある。また、対称性の高い分子を用いた方がフレームワークの形成が容易であり、さらに空孔が小さな構造の方が安定であるため、小さな空孔を有する類似した構造ばかりが報告されてきた。そこで本研究では、1.設計通りの構造の構築、2.大空孔を持つ新規フレームワークの形成、3.堅牢な構造の構築を目指した。目的の達成には、「構造設計性」、「大空孔性」、「新規性」と「剛直性」が両立しなくてはならない。そこで、直線的な結合指向性、長い腕、非対称性と非平面性を導入した分子を設計した。これまでに私は長い腕を持つ新規非対称平面分子を合成し、設計通りの大空孔を有する新規梯子状フレームワークの構築を達成した。よって今後の課題は「剛直性」の達成だ。具体的には、合成した分子にさらに非平面な要素を追加することで、分子同士がかみ合ってずれないように積層し堅牢な構造が得られるのではないかと検証を行っている。 続きを読む