【未来のMRへの第一歩】【18卒】大正製薬ホールディングスの冬インターン体験記（文系/ 冬インターンシップ【営業・マーケティング職）No.2112（大阪大学/男性）（2018/4/4公開）

もともと、製薬業界に興味があった。留学の関係で選考およびインターンシップに参加できる企業は限られており、大正製薬ホールディングスのインターンシップは開催地、日時、内容全てにおいて自分に合ったものだったので選考を受けてみることとした。

留学帰国後（1月ごろ）から就職活動を開始したため、とにかく情報収集と自分の動機との結び付けを見つけ出し、何が何でもこのインターンシップに受かってMRという職業がどういうものなのかを学びたいのだ、という気持ちをぶつけられるよう、頭の中を整理した。

MRのしごとの模擬体験

1日目にやったこと

業務内容に関するグループディスカッション、そしてネット放送を利用した発表、営業職に従事している社員との質疑応答。すべてネット回線を通して全国各地で同時開催している会場と中継をとっていた。

2日目にやったこと

昨日と同じように、ネット回線を使用した発表やグループディスカッション、ウェブテストの結果についてフィードバック、二日間行動を共にした就活生および人事部の社員さんとの懇談会

人事部の社員

リポビタンD

自分の懸念していた通り、インターンシップ中において私はあまり目立てなかったようだが、社員の方も私も当時はそうだったけど、入社してから少しずつリズムがつかめるようになったからあなたも頑張ってねと言われたことが印象的だった。

自己主張の激しい就活生らの中で、自分もただ参加しているだけにならないよう意見を多少強引でも言わなければならないという状況が多々あったのが大変だった。しかし、MRになるとこういう人たちがいっぱいいるんだな…ということがひしひしと感じとれたので非常に勉強になった。

製薬企業の営業職にどういった就活生たちが多く存在しているのかを知ることができた事がとても大きい。正直大正製薬について学べたことよりも、就活生を見て、自分はこの業界に向いているのかを考えることができた。もちろん、MRがどういった仕事なのかを知れたのもよかった。

同業他社のインターンシップにも参加しておけば、よりこのインターンシップが有意義になったと思う。また、衣料品業界についてももう少し知識をつけておくべきだった。

医師たちに向けてプレゼンを行ったり、昼間忙しく病院などを訪れ、夜は研究会の裏方や勉強にいそしむ社員さんたちの説明などを聞くことで、自分も入社してからはそういった業務が多くなるのだろうなぁということは想像できた。また、自社製品を進めるにあたっての注意点などは非常に勉強になったし、そういったことを気に留めて営業をしてるということを知ることができた。

正直、インターンシップを通して私は製薬業界にはあまり向いていないことが分かった。私は、正直な人間なので、自分が向いていないことを自覚していることは必ず相手に伝わるだろうと感じたので、本選考で内定までたどり着く事はおそらく出来ないだろうと思った。

既に述べたが、このインターンシップを通して私は製薬業界が自分に向いていないと感じた。仕事の内容然り、周りで働くことになるであろう学生たちの特徴が私とはずいぶん違っていたため、仮に入社したとしても、合わずに早々に辞めることになりかねないと感じた。

後日インターンシップ参加性限定の説明会や選考会の案内が来た。私は説明会のみ参加したため、その後のことは分からないがこういう裏ルートがあることは確実であると感じた。

製薬業界や、医薬治験業に興味があった。とにかく、人の命にかかわるような責任の大きな仕事がしたいと考えていた。となると、文系である以上選べる職種はそこまで多くはなかった。したがって、武田や大正製薬、ツムラ等製薬業界におけるMRや、シミックなどの治験業界におけるデータ処理業務などの仕事を当初は第一志望として考えていた。

地元企業に勤めたいと思うようになった。もともと地元に就職してもいいかなという思いはあったのでその思いが大きくなったともいえる。また、医療に携わる仕事は製薬や医薬治験以外にも多くあることは分かったため、業種に関しては視野が広がった。とくに、医療機器メーカーや電子機器メーカー、電子部品メーカーや銀行など、幅広い業界を視野に入れて就活を行うようになった。