20卒 本選考ES
技術系総合職
20卒 | 東京農工大学大学院 | 男性
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Q.
志望理由400字
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A.
香りは、時に私たちの感情を揺さぶり、思い出を呼び起こさせるような大きな力があると考えています。そのため、貴社のオーダーメイドで確実にニーズに応えるという開発の方針に大きな魅力を感じました。また、私は大学院で分子集合体の化学である超分子化学についての研究を行なっています。そして私は、香り分子の配合を操る調香という技術に超分子化学的な面白さを感じました。 私は貴社で、実際に使う末端消費者のことまで考える広い視野を持ち、B to B「to C」まで意識した製品開発に挑戦する調香師になりたいと考えています。 また、貴社はグローバル展開に積極的であるという点も魅力的です。私は将来グローバルな領域で活躍したいと考えています。貴社は世界各地の様々な地域に研究拠点を有しているため、それぞれの国や文化の壁に挑戦し、人々の生活に寄り添った香りを提供したいと考えています。 続きを読む
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Q.
趣味について
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A.
私の趣味は葉巻です。1本の葉巻でもバニラ、ハチミツ、コーヒーなど様々な香りの変化を楽しむことができます。実際に味はないのに甘みなどを感じることが面白く、サイズや産地によっても香りが大きく異なるためその奥深さに魅了されています。 続きを読む
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Q.
研究にあたって最も苦労した点
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A.
研究にあたって最も苦労した点は合成方法の確立です。私は研究室の一期生であり、新規テーマの立ち上げを行なっていました。そのため取り扱う反応のほとんどが研究室内の誰もやったことがないものでした。有機合成に行き詰ることが多々あり、うまくいかない時にどう改善したら良いのかわからず思うように成果が得られない状況が続き悩みました。 私はこのような課題を解決するにあたって、「実験量」、「情報収集」、「意見交換」の3つを大事にすることにしました。これは、若手研究者の会に参加した際に他大学の先輩から教えていただいたことです。うまく行かない時に考え込まず、合成に行き詰まったら出発原料を変えて再スタートを切るということを繰り返しました。時には新しい論文だけでなく60年以上も昔の論文も参考にし、しらみつぶしに条件検討を行いました。また、指導教官や同期と積極的に意見交換をするように心がけたことで研究に関するアドバイスをもらえるだけでなく、モチベーションの維持にも役立ちました。その結果、着手から約1年半かけて目的分子の合成を成功させました。 続きを読む
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Q.
自分を表すワードを三つ
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A.
負けず嫌い、立ち上げ、根気強い 続きを読む
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Q.
三つのワードを選んだ理由
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A.
負けず嫌い:私の行動力やチャレンジ意欲の高さの原動力となっているためです。学業においては成績では一番を取ることはできませんでしたが、それでも大学院に進学する予定であったため入学試験の筆頭試験免除を狙いました。そのため講義にはほぼ出席し、事前に試験対策を行うことで目標を達成しました。学業以外では趣味の合唱において誰よりも上手くなろうと考え、学内のサークルだけでなく、プロの指揮者が指導にあたっている学外の合唱団にオーディションを経て入団し、研鑽を積みました。 立ち上げ:合唱団の立ち上げや、一期生として研究室の新規テーマ立ち上げを経験し、0を1にする経験を積極的に積んできました。新しいことが好きで、未知の領域を開拓していくことにワクワクします。 根気強い:新しいことに挑戦すると、様々な困難が生じます。それらの困難を乗り越える鍵となったのは、やり始めたら最後までやりきる根気強い性格です。特に大学院での研究活動においては新規テーマのため先行研究がほとんどなく、合成方法の確率に苦労しました。それでも諦めることなく合成に関する情報収集を行い、しらみつぶしに反応を試すことで合成を成功させました。 続きを読む