- Q. 志望動機
- A.
東京エレクトロン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒東京エレクトロン株式会社のレポート
公開日:2021年6月3日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- エンジニア
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした。
企業研究
まず初めは東京エレクトロンについて知ることに力を入れた。企業採用ホームページを読むのはもちろん、就職四季報や業界地図、その他ニュース記事など自分で調べられることは調べ、その上で説明会や仕事体験等のイベントに積極的に参加して企業理解に努めた。さらに東京エレクトロンだけでなく、半導体(製造装置)業界全体に目を向けて競合他社との比較もした。同じく東京エレクトロンの選考を過去に受けた先輩の話や、就活会議等の就活サイトを見たところ、面接では特別変な事を聞かれない代わりに自己理解について深く質問されるという事だったので、なぜ半導体(製造装置)業界なのか、なぜ東京エレクトロンなのか、はっきりと答えられるように準備をした。
志望動機
私は大学で物理学を専攻し、常に基礎を大切に勉強してきました。そのため私が御社に入社した際にはプロセスエンジニアとして、同じく基礎を大切にしながらお客様のニーズに寄り添った新規プロセス/装置の開発に貢献したいと考えております。ここで御社を志望する一番の理由は高い技術力です。半導体製造装置は高度な技術の集合体で、特に御社は高いシェアを持ち市場をリードする多数のプロダクトを有しております。また情報通信社会の発展に伴って半導体市場が拡大し続ける一方、製造装置については微細化の限界を迎えつつあり、大きな変化点にいるとお聞きました。このように半導体市場、製造装置は多くの可能性を秘めている点に魅力を感じています。貴社でなら高い技術に触れながら半導体市場を製造装置という上流から支えることができると考え、志望しました。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生50 面接官5
- 実施場所
- オンライン
- 実施時期
- 2020年12月 中旬
座談会・懇親会の内容
エンジニア社員との座談会
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年02月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
東京エレクトロンを志望する理由(入社したら、どんな仕事で、どんな風に活躍したいかも含めて)/力を注いだ科目または研究テーマの概要/自己PR
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
webでの入力
ESを書くときに注意したこと
自分の何を業務に活かせる(と考えている)のか、明確に書くように心掛けた。
ES対策で行ったこと
常に人が読む事を意識し、何度も読み返してロジックを確認しながら書いた。他人の書いたESを読むとそれに引っ張られる気がしたので読まないことにした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年02月 下旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
本選考のwebテストを受ける前にインターンのwebテストを多数受けていたため、改めて対策するような事はしなかった。
WEBテストの内容・科目
SPI(言語、非言語、性格)
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語・非言語:35分、性格:30分、問題数は数えてないため不明。一般的なSPIだった
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- 人事社員(入社何年目かは不明)
- 面談時間
- 40分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 実施場所
- オンライン
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
イベントに参加した後、企業採用マイページに人事面談の案内がきた。
会場到着から選考終了までの流れ
ミーティングに参加→アイスブレイクを兼ねた雑談→質疑応答→逆質問→終了
面接の雰囲気
非常に和やかだった。一方的に質問され、それに淡々と回答するという訳ではなく、通常の会話のような流れだった。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接の後にフィードバックがあり、研究熱心な事、ロジカルな受け答えが評価されていた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議等の就活サイト、企業採用ホームページ
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- エンジニア、人事
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
ミーティングに参加→質疑応答→事務的な諸質問(選考に関係無し)→逆質問→終了
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問に対してはっきりと論理的な回答が出来るよう意識していたし、実際そこが評価されていた。全ての質問に対してあらかじめ回答を作っておくのは不可能なため、事前にしっかり自己研究をして自分自身について詳しくなっている必要があると感じた。
面接の雰囲気
和やかだった。人事面談同様、時々雑談のようなものも交えながら進められた。内容としては学生の人となりを確認しているように感じた。
面接後のフィードバック
ロジカルな受け答え、分かりやすい説明が評価されていた。他業界の企業の選考も受けていたためより明確な就活の軸について説明が求められた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議等の就活サイト、企業採用ホームページ
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜ物理学を専攻したのか教えて下さい。
中学生の頃から身近な現象に興味があり、どうしてそんなことが起こるのか知りたいという好奇心が強かった。そのため物の理を理路整然と解き明かす物理という学問に魅力を感じ、より詳しく学びたいと思ったため物理学を専攻しました。
と答えたところ、「なぜ物理学の中でも応用物理を専攻したのか」と深掘りされたため、以下のように答えた。
様々な学科を調べる中で、私が所属する応用物理学科の「物理学とテクノロジーの橋渡しをする」、「物理を応用して社会を変革する」といったポリシーに共感したため選びました。
さらに今の研究室を選んだ理由も深掘りされたため以下のように答えた
学部3年まで物理の基礎科目を勉強してきて、大学では物理を応用して技術に生かす研究よりも、世の中の「なぜ」という疑問を解明する基礎物理を研究したいと思い、「新しい物理の追求」をテーマとする今の研究室を選びました。
グループワークで心がけている事。
私は先輩・後輩を含めた3人で研究をしていますが、自分の強みでもある強い責任感を生かし、互いに協力しつつも常に自分の意見を持って、主体的に行動することを意識しています。また自分の意見や考えは相手が先輩や教授であっても、しっかり共有し、議論に結びつけることを心掛けています。
と答えたところ、「具体的なエピソードはありますか」と深掘りされたため以下のように答えた。
私が研究グループに配属された当時、研究グループはある課題に直面していました。当時私は研究内容に関する知識や経験が乏しかったが、分からないなりに先輩に研究について質問をしていったところ、それが課題解決の糸口となりました。この経験から課題解決には客観的な視点も大切だということを学びました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事、エンジニア
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
ミーティングに参加→アイスブレイクを兼ねた雑談→質疑応答→逆質問→終了
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
これまでの面接と同様、聞かれたことに対してロジカルかつ簡潔に淡々と答えていたことが評価されたと思う。また最終はこれまでと違い、志望度に関する質問が多かった気がするため、あらかじめ自分の中で明確にしておいた事が通過につながったと思う。
面接の雰囲気
これまでの面接同様、和やかな雰囲気だった。初めは趣味の話等、アイスブレイクから始まった。ただそれに対する深掘りもされた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議等の就活サイト、企業採用ホームページ
最終面接で聞かれた質問と回答
携わりたい装置、興味のある装置はありますか。
私が現在大学の研究室で携わっている研究は、御社の製造装置と直接的な関係は無いため、絶対にこの装置に携わりたいといったことはありません。ただこれまで物理のあらゆる分野に興味を持ち、大学では基礎を大切に学んできたため、御社のプロセスエンジニアとして、どの製造装置に携わることになってもやりがいを見つけられると思います。興味のある装置は主に2つありまして、まずは洗浄装置です。最近御社は超臨界流体を用いた洗浄装置を開発したという記事を見ました。私は研究で物質の相転移などを扱っているため、興味があります。もう一つはエッチング装置です。半導体の微細化は半導体の性能に直結する一方で、近年半導体の微細化には限界が来つつあり、エッチング装置の分野は大きな変化点にあるとお聞きしました。そのため興味があります。
現在他に選考を進めている企業はありますか。また内定は持っていますか。
はい、○○や△△の選考を受けております。内定は持っておりません。
と答えたところ、○○や△△はうち(東京エレクトロン)と別の業界だけど、どういう基準で選考に応募してるんですか、と深掘りされたため以下のように答えた。
私はこれまで自分の研究内容との関連の有無によらず、あえて業界を絞らずに就活してきました。その上で意識していた就活の軸は「自分の興味あること」、「業界の将来性」の二つで、これらを基準に選んできました。
と答えたところ、もし東京エレクトロン、○○、△△から内定が出た場合はどうしますかと深掘りされたため以下のように答えた。
もちろん最終的には一社に決めますが、その際は自分がこれまで就活の軸にしてきた事以外、例えば勤務地や福利厚生などを比較して判断すると思います。また自分だけでなく家族や友人にも相談して意見を聞くと思います。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年03月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
同じく選考を進めていた企業とのマッチングが成立したため辞退。
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
東京エレクトロンは比較的早い時期に内定が出たため、他の企業も選考を進めていると予め伝えておいた。人事の方は結果が出揃うまで待ってくれた上、大切なことなので十分悩んで決めて下さいと言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
まず東京エレクトロンは半導体製造装置業界の企業だが、プロセスエンジニアの選考に関しては、学生に半導体に関するバックグラウンドを求めていないように感じた。むしろ選考では学生の経験や考え方について尋ねることの方が多く、人となりを見ている印象だった。そのため、大学で半導体関連の研究をしている人もそうでない人も、自己研究を入念にしてロジカルに説明、アピールできるようにしておくべきだと思う。とは言え、半導体に関して何も知らない人は基本的な事を調べて知っておくと役に立つと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自己研究がしっかり出来ていて、明確な自分の像を理解している人は面接で通過しやすいと思う。面接の場では多少大袈裟に言うことはあっても、自分の考え方や行動の裏に一貫したものがある人は面接官に理解してもらいやすいと思う。質問に対する回答内容によって人格が変わるような人は相手に不信感を与えてしまうと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
今年度に関しては東京エレクトロンのイベント(懇談会や仕事体験)に参加した人に早期人事面談の案内が来たため、しっかり採用マイページを確認して、イベントに積極的に参加しておくといい。面接に関しては私を含め、複数の人が最終面接の場でマッチング成立を告知されているため、一つ前の面接で既に合否が決まってるようにも思える。がその一方で最終選考までいって不成立になってる人もいるため、結局のところ最後まで気を抜かず選考に臨むことが大切。
内定後、社員や人事からのフォロー
一度電話を通してその後の就活について話す機会があり、色々と相談させてもらった。
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東京エレクトロンの 会社情報
会社名 | 東京エレクトロン株式会社 |
---|---|
フリガナ | トウキョウエレクトロン |
設立日 | 1963年11月 |
資本金 | 549億6120万円 |
従業員数 | 18,313人 |
売上高 | 1兆8305億2700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 河合利樹 |
本社所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目3番1号 |
平均年齢 | 43.7歳 |
平均給与 | 1272万円 |
電話番号 | 03-5561-7000 |
URL | https://www.tel.com/ |
採用URL | https://www.tel.co.jp/careers/regular/ |
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