【街づくりの魅力を知る】【19卒】日鉄興和不動産の冬インターン体験記（理系/総合職）No.3418（東京理科大学大学院/男性）（2018/9/13公開）

総合不動産ディベロッパーの中でも都心だけでなく、地方の開発にも積極的に乗り出している新日鉄興和不動産に興味を持ち、どのような開発案件を持ち、どんな思いで開発しているのかを知りたかったためインターンに参加しようと考えた。

新日鉄興和不動産の開発案件をいくつか実際に見に行き、人の動き、テナントの入れ方、自分だったらどうするかを考えた。実際の面接でも自社開発物件について聞かれた。

新日鉄興和不動産の物件見学が主

1日目にやったこと

本社に集合し、メンターの方とお会いして会社の説明を詳しく受けた。その後、実際に開発された案件と売り出し中のマンションの見学に行った。その後夕食をごちそうになった。終始メンターの方がついてくださるので気になるところをたくさん聞ける。

なし

都市開発はつくって終わりではなく、つくった後が一番大変であり、そこから魅力的な街ができるか否かが分かれるという話は印象的であった。また、不動産ディベロッパーの選考においては自分の考えを押し付けるだけでなく周囲の話をどれだけうまく取り込めるかという話も興味深かった。

移動が多かったため、体力的には大変だった。また、1対1なので会話が苦手な人は苦労するのではないかと思った。また、現場見学の際にはその都度気になるところ、質問タイムが設けられるため、考えるのが大変だった。現場見学が主だったため、実際の仕事内容について開発をどのような議論を通して行っているのか理解できなかった。

現場見学に行って、その案件ごとの苦労した点などを細かく理解できたのは他社の選考などにも比較事例などとして用いることもでき、とても助かった。また、どのような思いで開発をしているのかもメンター個人の意見ではあるが、聞けたためその後の就職活動において大いに役立った。

企業研究をある程度しておくとメンターへの質問内容に深みが出ると感じた。また、主要開発案件の下調べは必ずした方が良い。

インターンを通して一番感じたのはまちづくりへの思いの強さである。ちょっとした細かい気づかいが住む、働く、生活する人が良く思えるポイントになりうるということを教えてもらい、自分も共感し、そのような意識を持ちながら今後開発していきたいと思った。

インターンシップに参加して内定をもらったという人も毎年いるとメンターの方も言っていたため、インターン参加者は多少有利なのではと感じた。また、理系学生限定でインターンシップを開いてくれるため、理系学生も積極的に採用しようとしているみたいである。

内定者自体は毎年ごくわずかであるが、仕事のやりがいや福利厚生面を踏まえるととても魅力的である。何より一からまちづくりをすることができ、理系学生も採用してくれる不動産ディベロッパー会社は限られてくるため、志望度はかなり上がった。そして、社員の方々もとても話しやすく、相談しやすい社員が多かった。

インターンシップに参加することによって、メンターが付き、その人が本選考の際にも相談やＯＢ、ＯＧの紹介などを請負ってくれたため、インターンシップに参加していない人よりかは本選考は有利であったと感じている。

インターンシップ参加前も参加後も不動産ディベロッパーと鉄道会社のみを志望していた。具体的には、森ビル、森トラスト、新日鉄興和不動産、野村不動産、東京建物、ＮＴＴ都市開発などのはっきりとした財閥系ではなく、建築系の学生を積極的に取ってくれる会社を志望していた。また、福利厚生に関してもある一定以上の基準をクリアしている企業を志望していた。

インターンシップに参加したことによって、新日鉄興和不動産の不動産ディベロッパー内での立ち位置や他の競合他社をどう見ているのかなど詳しく知ることができたため、就職活動の業界研究が一気に進んだ。それと同時に自分はやはり総合不動産ディベロッパーとしてまちづくりや建築づくりに携わっていきたいという気持ちを再確認することができた。