【素材の力で社会を変える】【21卒】東レの技術職(Gコース)の本選考体験記 No.11262（九州大学大学院/男性）（2021/1/19公開）

東レの採用面接では、この会社のどの事業で働きたいかを明確にしておく必要がある。そのため、その場しのぎの回答ではなく将来のビジョンを見据えて回答を準備しておく必要がある。
以下私が行った企業研究とそれに至るまでの経緯について述べる。
私は化学を専攻する大学院生なので、就職先としてその知識を活かせる化学メーカーを考えた。
しかし、化学というものは分野が多いためやりたいことを決めておかないと就職したあとに後悔すると感じた。そのため、何がやりたいかを考えた。
私の趣味はおしゃれをすることだ。おしゃれをすると、その日一日のテンションが上がり自身のパフォーマンスの向上につながる気がするからだ。洋服はおしゃれに関わっている。このことから私は洋服に使用される繊維を研究しようと就職先を考えた。この経緯があり繊維業界の中で売上高がトップである東レを志望した。
ここから企業研究を始めた。会社のパンフレットを読み漁り、会社の理念および経営層の方がよく使用される言葉を暗唱できるほどに覚えた。それと、就活サイトを利用して情報を集めた。
現在、繊維業界は炭素繊維がトレンドになりつつある。このようにその業界のホットなトピックを抑えておくと良いと考える。

私が貴社を志望した理由は、素材で社会を変えたいからです。私は、先日行われたインターンシップで構造不況業者と呼ばれていた繊維業界の過去を初めて知りました。その逆境の中、ヒートテックを開発し素材に付加価値を与えたことにより、繊維業界に革新をもたらした貴社の技術力と超継続という信念に私は非常に感興をそそられました。貴社は現在、様々な事業分野で先端材料を創出し社会に貢献しています。私は貴社の技術力があれば、素材の持つ力で世の中に蔓延っている諸問題に対してソリューションを提供することでより良い社会の実現に貢献できると考えました。だから私は、貴社の研究開発に挑戦し新たな素材の価値を人々に提供したいため貴社を志望します。

内定を頂いたあとも力試しということで他の会社の面接も受けるように言われた。懐の深いこの会社を選んだ大きな理由である。

この会社に内定をいただくには、良い人であることが重要であると考えた。例えば、付き合いの浅い友人だとしても誕生日のメールを一通送ることだったり周りの人に常日頃から感謝するなど、日々の当たり前を当たり前にこなすことなどである。企業文化という言葉があるがこの会社の企業文化は良い人ほどよい製品が生み出せるというものであると私は考える。なぜなら、この会社は”人財”を大事にするからである。人財を重宝し活かし続けた結果、この会社のヒット商品が創生された。

私が良い人だからだったからだと考えられる。私はこの会社の面接会場に足を踏み入れた瞬間から挨拶をかなり積極的に行った。人事の方にはもちろんのこと、受付の方、またエレベーターで一緒になった人にも笑顔で振る舞った。

元気がないあるいは覇気がない人は簡単に人事課長に見抜かれて不採用になることが考えられる。人財として扱われるため、入社前の面接でのスクリーニングはかなり厳しいことが考えられる。面接時ははきはきと話そう。

社員の方からは、学生時代によく遊びよく学べということを何度も言われた。