【22卒】ラックのSEの1次面接詳細 体験記No.13086（中央大学大学院/男性）（2021/6/2公開）

ZoomのURLにアクセスすると面接官が待機している。そのまま軽く挨拶をしてから面接を開始した。時間になったら終了して退出した。

笑顔で論理的に話しながら、自身の中で最も大切にしているマインドを絶対にぶれない軸として意識しながら話すこと。

非常に穏やかだった。面接というよりは面談に近い形式であり、話の内容もしっかりメモを取りながら聞いてくださる。

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学業で学んだことについてお話ください

私は、暗号理論について研究しています。この研究テーマを選んだ理由は、直接人の目には触れないデータセキュリティの技術に興味があったからです。この研究の最終目的は、ストリームデータのリアルタイム暗号化処理を行うシステムを開発することにあります。修士課程で研究を発展させるにあたり、学部4年時点で自身の低レイヤーのプログラミング知識が足りないという課題がありました。これを解決するため、研究で使用中のプログラムにおいて、本来はOSSで代替可能な部分を、自分で最初から作り上げるという高難度なタスクに挑戦しました。挑戦をしていく中で、研究室の同期の何人かが自分と同じ技術領域で苦労していることに気づきました。そこで私は、互いのコードを研究室の仲間と見ながら課題解決のための議論をする勉強会を積極的に開催しました。その結果、勉強会では、自身の課題を解決できるだけでなく、他者の課題解決のために議論する中で、自分のプログラムを改良するためのヒントを多数得られることに気づきました。以上の経験から、個人の課題をチームの課題として皆で解決することで、自分一人で課題に挑むとき以上に自走力や課題解決力を高められることを学びました。

大学で情報系の学科を選んだ理由をおしえてください。

まず理学部と工学部のどちらの道に進むべきかを考えた時に、ネガティブな理由として、校内にいる底抜けに数学や物理が得意な人たちが理学部に進んでいる状況を見て、自分には向いていないと思い工学部を選びました。またポジティブな理由として、得意な数学物理をそのまま大学でも活かしてなにかモノづくりに携わりたいと思い工学部を選びました。その中でも情報系の学科を選んだ理由は、オープンキャンパスで、機械や電子回路以上に、プログラミングという手段を用いて、身近な映像や音声を扱えることに魅力を感じたからです。特に、映像データや画像データをプログラミングによって処理できることには、自身の趣味を広げる上でも社会人として仕事をするうえでも役に立つと感じ、情報系の学科を選びました。