17卒 本選考ES
技術職
17卒 | 広島大学大学院 | 男性
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Q.
研究内容
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A.
私の研究テーマは「カーボンナノチューブの気相浮遊コーティングプロセスの評価」です。カーボンナノチューブ(CNT)は、優れた機械的強度や電気化学特性から、材料の軽量化や硬化、リチウムイオン電池の電極等の様々な分野で応用されており、新用途の展開も期待されているナノ材料です。また、CNTは単体で利用されるほかに、金属等の別の物質をCNTに被覆して利用すると有用な場合があることも知られています。この被覆の構造は使用する用途によって求められるものが異なるため、被覆構造の作り分けが求められます。私の所属する研究室では、気相浮遊コーティングというCNTの新たな被覆法を提案し、CNTの被覆に成功しましたが、被覆の形成されるメカニズムについてはまだ不明瞭な点が多数あります。そこで私は、被覆原料の反応性の違いが被覆の構造にどのような影響を与えるのかを調べ、その形成メカニズムの検討を行いました。 続きを読む
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Q.
志望動機
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A.
私は「世界中の人々が満足できる製品を作りたい」と考えています。世界中の人々が満足できるというのは、世界中の人々のニーズに応えるということだと考えます。海外展開に積極的な貴社に入社できれば、そのような製品作りができるのではないかと考えたため、私は貴社を志望いたしました。またモータースポーツにも興味があり、貴社でスポーツカー用のタイヤの設計を行ってレーサーの方々の夢を共に叶えたいという思いがあります。 続きを読む
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Q.
横浜ゴムの製品に自分の研究を活かすとしたらどのようなことが提案できますか?
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A.
カーボンナノチューブ(CNT)というカーボン素材に酸化チタン等の別の物質をコーティングして複合化させると、CNTやコーティング物質が本来持つ性能をさらに向上させられる場合があることが知られており、私は大学でそのような複合材料を作製する研究を行っています。複合化させて性能が向上する例として、CNTとチタン合金を複合化させると、チタン合金だけの場合と比較してその強度が向上することが報告されています。そこで、私の研究を活かしてCNTにチタンをコーティングした複合材料を作製し、それを貴社の製品であるゴルフクラブの素材へ応用することで、従来のものよりもさらに丈夫で軽いゴルフクラブを製造することができるのではないかと考えます。 続きを読む
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Q.
横浜ゴム採用ホームページの『TOPインタビュー』を読んで、 仕事の「経験」と自身の「成長」について、ご自身なりに感じられたことをご記入ください。
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A.
私はこの記事の「知識、経験の幅を出させてその人の視野を広げさせる」という点に大変共感しました。私にも、ある仕事の経験を通じて自身の成長を感じ、そのことが新しい興味へ繋がったという実体験があります。私は大学で留学生サポーターという仕事を経験しました。私には特に留学経験や長けた語学力があるというわけではなかったため、教授にこの仕事を任された当時は非常に不安を感じていました。しかし、この仕事をしていくうちに外国の方と話すことへの恐怖心もなくなっていき、次第に海外で外国の方と話をしながら仕事をすることに興味を持つようになりました。私がもしも貴社で働くことができたなら、貴社でさらに多くの経験を積んで、それらを通して自身の視野を広げ、自分の本当にやりたいことを見つけていきたいと強く感じました。 続きを読む