新たな解決策として、スタッフの「地酒の知識・セールスの向上」を提案します。私は以前
この問題に対して、飲み放題プランを作ればドリンクの売り上げが上がるのではないかと
店長に提案しました。しかし、バイトの身分ということもあり、また「うちはお酒の種類・
質にこだわっているから採算が合わない。」とも言われ却下されてしまいました。そこで私
は、ホールスタッフのバイトという条件を最大限に生かし、そして現時点でのお店の良い部
分を生かせるような解決策を考えようと思いました。具体的には、ホールスタッフがお客様
と最も接するため、直接対話する機会が多いということ、そしてこのお店のバイト間のつな
がりが密接だということ、さらにこのお店には〇〇の全てのお酒が揃っているという
こと、この 3 点に着目しました。これらの 3 点から総合的に見て私が考え出した解決策が
上記のものです。バイト間で地酒に関するテストを定期的に行い、この日本酒はどこの酒造
のものなのか、どういった味わいなのかを覚えます。そして実際にバイトがお客様役となって、印象良くかつわかりやすく伝える練習を行います。さらに各料理に合うお酒をキッチン
スタッフからレクチャーしてもらい、料理の注文の際にそれに合うお酒を紹介できるよう
にします。これらの施策により、お客様が日本酒に興味を持ち、次はこの酒造のお酒を飲ん
でみたいなという形で、飲み比べを行うお客さんが増え、ドリンクの客単価の上昇を期待す
ることができます。また、日本酒の方が他のドリンクよりも価格が高いため、ドリンクの全
体の売り上げ向上にもつながると思います。さらに、地酒を通じたお客様との対話を通して、
スタッフと気軽に話せる明るく賑わいのある大衆居酒屋を演出でき、お客様からのこのお
店の印象もより良くなり、リピーターの増加や口コミやネット評価による新規客の増加も
図ることができると考えます。以上の考えから、私は上記の解決策を提案します。
続きを読む