私が所属しているゼミでは金融学を学んでいます。
具体的には、企業価値評価に関する本を輪読することで、バリュエーションや金融論への理解を深めています。
そして本で学んだ知識を実践するために、日本経済新聞が主催する日経ストックリーグに参加する予定です。このコンテストでは、出場するチームで投資テーマを決め、500万円分のポートフォリオを運営して論文を書くことで、その優劣を競うものです。
私のチームでは、農業とAIに関する企業を投資対象にしました。
このテーマを選んだ一つ目の理由として、日本の農業を守りたい思いがありました。なぜなら、私の出身高校の前身は農業学校であったこともあり、高校時代は農業に打ち込んだからです。現在の日本では離農が問題になっていますが、私がこのコンテストを通して農業の将来性を深く研究して、その成果を発信することで、離農問題に貢献したいです。
二つ目の理由として、成⻑性が見込めると考えたからです。現在、新型コロナウィルスの影響から、食料品の輸出制限や入手可能性が懸念されています。このようななかで、オランダが農業にAIを導入して生産性を大幅に向上させたことを知り、日本も同様に生産性を向上できるのではないかと思っています。
現在はまだ、研究テーマを設定した段階ですが、今後も研究を続けてコンテストで入賞するという目標を達成することで、農業におけるAIの可能性を社会に発信したいです。
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