私の強みは「どんな時も誠実であること」です。私は大学2年時から、市街地のカフェでアルバイトをしています。10代~60代まで客層の幅が広く、常連客はもちろん、Instagramがきっかけで初来店されたお客様もおられます。多彩なメニューも人気の理由の一つで、多忙な時は料理運びやレジ業務に追われることも多々ありますが、私は少しでも美味しい時を過ごしていただきたく、アルバイトを始めた半年後からは、特に注文を取る時に丁寧に接するよう努めました。ある時、初来店でメニューを悩まれていた方に、今日の気分をお聞きして、自分が食べた時の感想を交えながら、メニューの提案をしました。その後、料理を運んだ際にはご来店のきっかけ、私の出身地や学生生活まで話が弾み、お会計の際に「お話も、お食事も楽しかった、また来ます」とお言葉をいただき、これを機に常連になっていただくことができました。
この「どんな時も誠実な対応をする」という私の強みを伸ばす為、私は日常生活の中でもこのことを意識し、実践することで、この長所を伸ばす努力をしています。私は誠実な対応として、「反応」をすることを意識しています。例えば、買い物時や外食時に出会う店員さんやバスの運転手さんには、必ず最後に目を見てお礼を伝えています。また、友人が悩みや不安を打ち明けてくれた時は、相槌を打ちながら聞くのはもちろん、相手が話を聞いて欲しいのか、何か具体的なアドバイスが欲しいのかを汲み取り、その時に応じて接するよう心がけています。この対応の結果、問題を解決することができた経験があります。私は、大学入学後から続けている個人塾のアルバイトで、2年次に一人の中学校3年の女子生徒を受け持ちました。毎週集中して授業に取り組み、宿題も必ず終えてくる非常に真面目な生徒でした。ある日、著しく集中力に欠け、宿題を全くしてこないことに気づき、授業の合間に様子を聞くと、学校で仲良しグループの揉め事に巻き込まれたとのこと。おまけに何もしていないのに一方的に攻められたと言います。私にも同様の経験があったので、「中立の立場になり、皆と少し距離を置けば時間が解決する」と話しました。同時に、「どんな小さなことでも話してね」とも言いました。その数日後から、自習時間には彼女の方から話をしてくれるようになり、表情も明るさを取り戻した様子に安堵しました。そして3週間後に問題が解決したと、感謝の気持ちが綴られた手紙も貰いました。
このような「当たり前だと思われていることをどこまできちんとやり通せることができるか」ということが仕事を行う上で、相手との信頼関係を築く為の必要不可欠な要素であると考えています。貴社に入社後、この「世代や性別を問わず人に丁寧に接することでてきる力」を活かし、でクライアントとの信頼関係の強化や新規営業開拓に繋げます。
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