21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 東京農工大学 | 男性
-
Q.
学生時代を通じて得たものは何ですか(自筆300時以内)
-
A.
私が学生時代力を入れたことは居酒屋のアルバイトです。アルバイトを通じて、相手のニーズに合わせることが重要であるということを学びました。 その居酒屋では、その日のオススメのお魚を岡持ちに入れて、実際に見せて紹介します。お客様に食事を楽しんでもらうことを目的として働いていたので、お客様のニーズに合わせる必要がありました。 しかし、始めたばかりの頃は魚の知識がほとんどなく、説明をしたとしても注文してもらえない状況が続きました。 そこで、魚の旬や美味しい食べ方などをメモ帳にまとめたり、お客様の好きな食べ方(刺身、塩焼き、煮付けなど)を聞くようにすると、お客様のニーズに合った魚を勧めることができ、注文して頂けるようになりました。 アルバイトにより相手のニーズに合わせることの重要性を学ぶことができたので、それを活かして行動していきたいと考えています。 続きを読む
-
Q.
これだけは負けない、他人とは違うとアピールできる点は何ですか(自筆300時以内)
-
A.
私の強みは相手の考えを汲み取ることが得意という点です。それにより、良い人間関係を築くことができます。 大学の授業で農家実習というものがあり、山梨県の農家さんと1週間働く機会がありました。 農家さんは自分の考えで農業を行っていますが、あまり喋らない方でしたので、始めの方は何を考えているのか分かりませんでした。 また、私の働き方に少し不満があると、「効率よく動こう」と注意されていました。 長期間の実習でしたので、なんとか農家さんの働き方を理解しようとしました。 注意された場面をよく考えた結果、積極的に質問をし、農家さんとコミュニケーションを多くとるようにしました。 すると、徐々に農家さんが考えている働き方を汲み取ることができ、適切な行動をとることができました。そして、良い人間関係を築くことができた結果、最終日には「また来てね」と言っていただけました。 続きを読む
-
Q.
志望動機(A4用紙1枚)
-
A.
「農業を活性化させたい!」 私が貴社を志望した理由は、世界から信頼されている貴社のタネで、農業を根幹から活性化させたいと考えたためです。 大学で勉強する中で、現在の日本では、農業従事者の高齢化や農業就業人口の減少、担い手不足、耕作放棄地の増加が問題となっており、農業が衰退傾向にあるということを知りました。実際に、農家実習に参加した際、農家の方の話を聞いたり、耕作放棄地を見たりする中で、日本の農業の現状を目の当たりしました。 この経験から、今まで食を支えてきた農業を衰退させるわけにはいかないと思い、農業の活性化に貢献できるような仕事に携わりたいと考えるようになりました。多くの企業を探すなかで、野菜・花の品種開発を通して人々の生活に貢献する種苗企業に興味を持ちました。 種苗企業はいくつか存在しますが、ブロッコリーにおいて65%、トルコギキョウにおいては70%以上と、高い世界シェアを誇っている貴社に特に惹かれました。また、長い歴史の中で培われた多様な遺伝資源を持つという点にも魅力を感じました。 多くの人に愛されている貴社のタネならば、農業を根幹から改善していけると思い、貴社を志望いたしました。 私が貴社に入社した際には、育種に携わりたいと考えています。私は居酒屋のアルバイトを通じて、相手のニーズを考え行動する力を得ました。この能力を活かし、社会のニーズを汲み取り、応えていくことで、生産者にとって作りやすく、消費者に美味しく食べてもらえるような品種を作っていきたいと考えています。新しい品種を作ることにより、生産者と消費者に貢献していき、最終的には農業の活性化に努めたいと考えています。 続きを読む
-
Q.
研究内容(A4用紙1枚)
-
A.
私は、農業経済学研究室に進みました。この研究室を選んだ理由は、日本の農業を活性化させたいと考えたためです。 大学で勉強する中で、現在の日本では、農業従事者の高齢化や農業就業人口の減少、担い手不足、耕作放棄地の増加が問題となっており、農業が衰退傾向にあるということを知りました。実際に、農家実習に参加した際、農家の方の話を聞いたり、耕作放棄地を見たりする中で、日本の農業の現状を目の当たりしました。 特に問題があると感じたことは、農業従事者の高齢化と担い手不足です。訪問した農家は、夫婦だけで農業をしていて、両者とも60歳を超えていました。農作業は大半が力作業であるため、高齢者には辛い作業であると改めて感じました。また、夫婦の3人のお子さんは、全員都会に出て働いていると聞き、担い手不足を痛感しました。 私は、農家実習を通じて農業の衰退に対して危機感を覚え、この現状を何とかして解決したいと考え、農業経済学研究室に進みました。 私の研究室では、中山間地域の農業構造の解明に努めています。中山間地域とは、平野の外側から山間地に至る地域のことであり、全国土の7割ほどの面積を占め、総人口の14%が居住しています。中山間地域は、傾斜地が多いため平坦な土地が少なく、耕地も狭く分散していることから、農業の発展において不利な面を多く抱えています。 私たちは、経営に問題を抱える農村地域に実際に出向いて、農家の方に話を聞き、調査をします。具体的には、経営耕地面積や農業所得、経営状況を整理し、その農村地域の状況を把握します。そして得られたデータをもとに、今後の展望を示していきます。 私の研究室では、日本の大部分を占める中山間地域の農業構造を解明することにより、日本の農業を守り、発展させることを目指しています。 続きを読む