【研究への熱意が光る面接体験】【23卒】大正製薬の研究職の1次面接詳細 体験記No.28455（東京理科大学大学院/男性）（2022/6/9公開）

5分前までに接続。時間になったら始まった

研究部門の方との面接なので、研究に対する姿勢や熱意というところがみられていたと感じる
また、事前に提出している自己PRシートに基づいた深堀もあり、アピールのチャンスになるのでしっかり話せるようにしておくとよい。英語やその他資格についてほめられた。

非常におだやかな面接だった。人事の方が司会進行となり、進めてくださった。面接前に10分ほどで軽く会社の説明もありそれも人事の方が行っていた。

なし

就活会議、ワンキャリア

研究において意識していることはなんですか

私は研究において二つのことを意識しています。
一つ目は生産性を高めるということです。研究者に求められる資質として与えられた時間の中で最大限の成果を出すというものがあると感じます。私は実験計画を綿密に練ることで複数の実験を同時並行することに成功しました。
二つ目は前提を疑うということです。私の研究テーマには先行研究から建てられた仮説がありました。しかし、失敗が連続したためその仮説を疑うことにしました。するとこれまで当たり前と思ってきた前提が崩れ、一気に研究が前に進みました。このような経験から、前提にとらわれすぎず、可能性を広く見る重要性を学びました。
これら二つのことを意識することで研究を始めて2年ほどで目的の性質を持つ分子の探索に成功しました。

研究室においてあなたはどのような立場ですか。また何か意識して行っていることはありますか？？

私は研究室において最高学年として、後輩指導に注力しています。
その際に意識していることは、自主性の尊重とタイムリーなアドバイスです。
自主性の尊重というのは、必要以上にアドバイスすることによって後輩が自分で考える機会を奪わないようにするということです。例えば、全体で１０あるとするならば３を教え、残りを後輩自身に考えてもらうようにしています。自分で考える習慣をつけることで答えのない課題に対してもある程度対処できるようになると考えています。
そしてタイムリーなアドバイスをすることで、後輩を必要以上に悩ませないことも意識しています。3を教え、残りを考えてもらっても3しかわからないときが多々あります。そのように行き詰ったときにそれを見逃さずにすぐにアドバイスすることで時間を無駄にさせないということを意識しています。