【グローバルな舞台で輝け！】【19卒】日本コンベンションサービスの夏インターン体験記（文系/総合職）No.3575（大阪大学/女性）（2018/9/12公開）

とにかく就活解禁前の早い時期からクループディスカッションの練習がしたかったので応募した。インターンに参加するまではこの会社を知らなかったが、グローバルに活躍できる会社を考えていたので、インターンの案内のメールに「国際会議を運営するグローバルな会社」と書かれていたため興味を持った。

インターンの選考はなかった。就活エージェント経由だったと思うが、メールや電話で何回も案内が来たので参加した。

応募

神戸国際会議場で、神戸市を活気づけるイベントを企画せよ

1日目にやったこと

人事部の社員からの講義形式での企業説明がほとんど。女性の若手社員が一人来ておりその人のプレゼンテーションもあった。学生はグループごとに座っているが、初めの自己紹介のみでワークはない。

2日目にやったこと

神戸国際会議場の施設案内。その後グループワークが始まり、昼食もグループのメンバーと取り、午後に班で発表した。人事部の社員からフィードバックがあり、一番良かったグループと個人（3人ほど）には記念品が渡された。

人事部の社員

企業のオリジナルグッズ

最終的に班でそれぞれパワーポイントを作成して発表したのだが、プレゼンのやりかたそのものについてフィードバックしてもらえたのが良かった。データの盛り込み方や話し方、話していない人の立ち方まで指摘がもらえたので今後も役に立つと思った。

とにかく2日間とも時間が長すぎるので疲れた。一日目は社員と個人的に話せる機会や座談会もなく、ひたすらプレゼンを聞いているだけなので退屈そうな学生もいた。二日目のグループワークも課題に対して時間が長すぎるので逆に意見がまとまらなくなったり雰囲気が悪くなりそうだったのが大変だった。

グループワーク自体が初めてだったので良い経験になったのと、プレゼンの仕方について詳しくフィードバックがもらえたことが良かった。人事による個人の評価では、何時間にも及ぶグループワーク中でのグループ内での立ち回り方や論理性は見てもらえず、ただ最後のプレゼンで目立った話し方をした人が評価されていたことは腑に落ちなかった。就活ではこういった自己アピールも大事であると学べたと前向きに捉えたい。

会社について企業ホームページ等で自分で調べて分かるようなことは一日目に十分時間をかけて説明されるので、準備は大して必要ないように思う。

インターンシップの時間が長い割には、事業内容について表面的で一般的な説明がされるのみなので、社員の生の声もあまり聞けず、具体的なイメージが湧きづらかった。入社してからの様々なキャリアや勤務地等、この会社での社会人生活について知りたかった。色んな社員から話を聞きたかった。

私は最後の発表で目立つことはしなかったが、グループ内で進んで意見を出したり、班の雰囲気が悪くならないよう上手く立ち回ったつもりだったものの、最後のフィードバックで人事社員が、結局は目立った人が評価されるものだと言っていたことを受けて少し自信を失った。

グループワークはいい経験になったと思うが、インターンシップの時間が長い割に会社説明が表面的すぎるので、仕事の魅力度が伝わらずあまり印象に残らなかった。会社としての事業内容は分かったがどんな社員が働いているのかわからなかったので、志望度は上がらなかった。

後日メールでインターンシップ参加者向けの特別選考会の案内が来た。早期選考なので、普通に本選考から応募する人より有利だと思われる。特別選考は二月で、通常より早く内定が出ると書かれていた。

2月にインターンシップ参加者あてにメールが来て、インターンシップ等のイベントに参加した学生限定の特別選考会の案内だった。

言語を生かして、日本の良いものを世界に発信する仕事に関わりたいと考えていた。インターンに参加する前の段階では業界は絞っていなかったが、日系のグローバル企業を見ていた。グローバル企業というと外資系を想像しがちだが、外資は海外本社の日本支店の位置づけなので海外に出ていく楽しみはないと思ったため見ていなかった。

グローバルに活躍できそうであるという点では良いと思ったが、私は会議の運営役として学会や国際会議を手助けしていくよりも、自社が主役になってものを生み出しているような会社で働きたいとぼんやりと思うようになった。MICE業界は志望からは外れたが、最終的に内定したメーカー業界を考えはじめるきっかけになった。