- Q. 志望動機
- A.
株式会社りそな銀行の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2017卒株式会社りそな銀行のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2017年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 不明
投稿者
- 大学
-
- 早稲田大学
- インターン
-
- 未登録
- 内定先
-
- 大垣共立銀行
- 十六銀行
- 入社予定
-
- 日本生命保険相互会社
選考フロー
企業研究
メガバンクや地方銀行との違いを重視している会社なので、りそなのセミナーはもちろん、メガバンクや地方銀行の説明会にも足を運ぶべきだと感じた。他行との比較に関しての質問をどの面接でも受けた記憶があるので銀行の違いを認識し、自分の言葉で説明できるようになることが大切だと感じた。また新聞等を読んで金融の知識を多少つけておくことも重要だと感じた。また企業研究の面でも、メガバンク・地方銀行や他の金融機関の選考を受けることも業界理解を深めることにつながると思う。
志望動機
私がりそなを志望する理由は、中堅・中小企業の成長を支えていきたいとの思いからです。就職活動を通して多くの企業の説明会に足を運びましたが、その中でほとんどすべての企業が「変革・挑戦」をテーマに事業展開を行っていました。このことは裏を返すと、挑戦・変革をしていかなければ、日本市場が縮小していく中、企業は生き残れないのではないかと考えました。また父親が経営者として挫折した経験から、本当に銀行の力を必要としているのは大企業ではなく、中堅中小企業であると考えています。一方、私は学生時代に多くの集団を率い、組織にとって新たな価値をもたらす改革で成果を出してきました。この、相手にとって新たな価値を創出することは私の動力源となっています。中堅中小企業に圧倒的シェアを持つりそなであれば、銀行・信託機能を駆使しながら、企業にとって新たな価値を提案し続けることができると確信しています。以上が私がりそなを強く志望する理由です。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 6年目人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
雑談形式で、あまり深いことは聞かれなかったが、通過連絡後の面接官の方からのお電話では、学生時代に力を入れて取り組んできた経験が銀行の業務にも活きるだろうということを評価していただいたと伺った。また一次の段階ではコミュニケーション能力も見られていたのだと感じる。他の学生が長々と話す中、私は簡潔に分かりやすく話すことを意識していたので面接官の方に納得していただくことができた。
面接の雰囲気
終始穏やかな印象で面接が進みました。面接官の方、学生の自己紹介の後は、逆質問が中心に雑談形式で進んでいきました。
1次面接で聞かれた質問と回答
ゼミの内容と研究テーマを教えてください
私は会社法研究のゼミに所属しています。ゼミでは、会社の設立・運営・管理などを規律する法分野である会社法について、商学部ならではの「ビジネスとしての会社法」という観点から、実際のビジネス事情に沿った形で検討してきました。卒業論文については、近年頻発している企業のコンプライアンス面の不祥事や、最近のセブンイレブンの会長解任などでさらに注目されてきている、社外取締役について「コーポレートガバナンスにおける社外取締役の意義・役割・義務」というテーマでの研究を進めています。注意したのは簡潔に伝わりやすくしたことと、最近の具体例を出し面接官に伝わりやすくすることを心がけました。
りそなの法人営業の業務内容についてわかることを教えてください。
「顧客のニーズを引き出し、それを叶える最大限の提案を自社の専門部隊に掛け合いながら取りまとめ、顧客と銀行との架け橋となりながら提案を実現させていく仕事だと考えています。」注意した点は、セミナーや説明会でお聞きした現場社員の方のお言葉をお借りして、自分なりに伝えたことです。面接官の方が元々長くう営業をされていた方だとお聞きしていたので、営業の方の営業に対する考え方に沿った回答をしなければならないと感じた。
2次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 10年目の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
他の銀行とりそな銀行を比較する質問が多く、りそな銀行への志望度を計っているのだと感じた。次の通過連絡まで時間が空いたため、その志望度をアピールすることが自分はできなかったのだと感じる。ただ、銀行業務に関する質問や、りそなについての理解度を計る質問への回答は面接官の方も納得していただいている様子であったので、その点で評価されたのだと思う。
面接の雰囲気
ESや前回の面接の内容に沿って質問を受けたが、圧迫されるような質問はなかった。回答すると「なるほど」などと同意の意見をいただけた。
2次面接で聞かれた質問と回答
メガバンクではなぜ駄目なのか。
中堅中小企業へ携わりたいという観点から考えるとメガバンクの取引は大企業向けが中心で、また行員の方から中堅中小企業向けの営業は大企業担当になる前の通過点と伺った。りそなであればリテールNO.1 の銀行として中堅中小企業向けに腰を据えて取り組めると思った。また信託機能を兼ね備えているという特徴を生かし、グループ会社に信託機能を持ち、チームで信託機能を使った提案をするメガバンクよりも自分自身で幅の広い提案ができると考えた。
地方銀行ではダメなのか。
中堅中小企業向けの営業という仕事ができる点ではりそなと同様であると思うが、提案の幅と裾野の広さに限界を感じた。りそなであれば信託機能を用いた幅広い提案を都市銀行としてダイナミックに行うことも可能ではあるが、地方銀行ではその提案には限界があると感じました。また地域面においても、地方銀行は近年、他地域への進出を進めているが、あくまで地盤は変わらないと考える。その点でりそな銀行は、東京・大阪に大きな地盤を持ちながら、多くの企業の成長を支えることができると考えました。
3次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 10年目人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
次が最終面接ということもあり、入社意思についてはかなり深く、何度も聞かれた。一次面接から一貫して他行との違いを話すことができたことが評価されたのだと感じる。また当時内定を持っていた企業も全て銀行であったため、銀行志望だということを証明できたのかもしれない。学生時代の経験についても周囲を巻き込み成果を出した経験を、複数の経験に基づいて話していたので、その再現性も評価されたのかもしれない。
面接の雰囲気
緊張をほぐすような質問や雑談から始まり、緊張しすぎることなく面接を進めることができた。6月の第2週と他の金融の内定が出ている時期だったので、他社の選考状況についてはかなり深く聞かれた。
3次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に一番力を入れた経験を教えてください。
スターバックスコーヒーでのアルバイトでは、時間帯責任者・珈琲豆部門の責任者として低迷していた店舗の珈琲豆の売り上げ向上に尽力しました。就任時、店舗の珈琲豆の売上はエリアで最も低く、負けず嫌いな私は、売上目標を前年比120%に設定しました。売上低迷の原因を分析し、3つの新たな販売促進策(①従業員教育②試飲会の開催③外国人観光客への訴求)を実行していきました。もともと売り上げの低い部門であったため、従業員教育や試飲会への予算が割かれないという問題もありましたが、それまでほとんどゼロであった外国人観光客への販売で予算を獲得し、その予算を従業員教育や試飲会へと回すことで上司と交渉し、持続的に売上を上げていくという仕組みを作りました。その結果、珈琲豆部門の売上は前年比151%を達成し、現在ではドリンクの販売担当も任されるようになりました。注意した点は、面接官が詳細を深掘りしてくれるように深掘りしてほしい箇所を強調し、少し抽象的な表現にしました。
みずほ銀行と地方銀行2行から内定を頂いているようですが、もしりそなが内定を出した場合、どこに入社しますか。
「りそな銀行さんに入行したいと考えています。今はみずほ銀行さんを残し、他の2行は辞退させていただいたという状況ですが、りそな銀行さんを第一に志望させていただいています。というのも銀・信機能をワンストップで提案することができる点では両者とも同様なのですが、やはり私は中堅中小向けの営業をしたいという思いが譲れません。幼少期、父が経営者として挫折した経験、また企業の大多数を中堅中小企業が占めているという点から、日本を本当の意味で支えているのは中堅中小企業なのだと確信しています。以上の理由からりそな銀行さんに入行させていただきたいと考えています。」注意した点は、複数内定を持つ中、本当にりそなに入行する意思が問われていると感じたので、面接官が納得するまで自分の思いを伝えました。
最終面接 落選
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接ではこれまで以上に入社意思を問われる質問が多かった。なので終始りそな銀行が第一志望であることを強調した。その他の性格や能力面などはこの面接ではあまり聞かれず、この面接では入社意思のみを確認している印象であった。少し曖昧な表現をすると鋭く深掘りされた。一貫して第一志望であるということを強調できたのが内定につながったのだと思う。
面接の雰囲気
終始穏やかな雰囲気で、これまでの面接で話したことを一つ一つ確認されているような印象であった。あまり深掘りされるということはなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
地方銀行を受けていたということはUターンも考えていたのだと思うが、その点では折り合いはついているのか。
私は地域に思い入れがあるというよりは、将来家庭を持った際に安定した勤務地で働きたいとの思いから地方銀行を受けておりました。その点では、りそな銀行には本拠キャリア制度があるので、自分の理想と合致していると考えました。またりそな銀行は東海地方にも支店が多くあるので将来一度は出身地名古屋で働いてみたいという思いも叶えられるのではないかと考えています。注意した点は、あくまでりそなで叶えることのできるキャリアの話をすることを心がけた。前段階の面接で逆質問した内容を織り交ぜながら話すことができた。
親はりそな銀行について何と言っているか。
両親にはりそな銀行に行きたいという話を何度もさせていただいておりまして、特に金融機関で勤める母親は近年のりそな銀行の新たな取り組みを興味深く、素晴らしい銀行だと言っておりました。仮にりそな銀行に入行することとなった場合、両親は賛成してくれるものだと考えています。注意した点は、過去に経営が悪化し、マイナスイメージを持たれていたりそなに対し、両親が反対しないかを確かめる質問だと判断したので、面接官を納得させることを意識してお話しした。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
他社を辞退するようにとやんわり言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
他の銀行との違いをしっかり自分の言葉で伝えることが重要だと思うので、りそな銀行のセミナー・説明会はもちろん他の金融機関・銀行のセミナー・説明会に参加し、違いを把握することが大切だと思う。特にメガバンクとの比較は何度も聞かれるので、細かいところまで理解することが重要だと感じた。また銀行志望であることをアピールするためにもメガバンク・地方銀行など銀行をしっかり受けるべきだと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
学生時代の経験から、なぜ銀行、なぜりそな、そこで培った経験がどのようにりそなで活きるのかまで論理的に伝えることが大切だと思う。その経験の再現性を見ていると感じた。学歴は幅広いので学歴よりも、その人の考えなどが重視されると思う。また銀行業務をしっかり理解していることが最低条件であると感じた。面接の前に人事の社員と雑談する機会があるが、最終まで残っている学生は会話力があり、人事との会話が弾んでいた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
第一志望ということを面接官に納得させないと、次の面接が後回しにされるので気をつけるべき。実際に自分は2、3次面接の間に2〜3週間の間が空いた。りそなはメガバンクに学生を取られることを気にしていると感じる場面が多々あった。また自分は一次面接の面接官が面接の度に激励の電話をくれた。一次面接でインパクトを残すことも内定への近道なのではないかと思う。
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りそな銀行の 会社情報
会社名 | 株式会社りそな銀行 |
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フリガナ | リソナギンコウ |
設立日 | 1918年5月 |
資本金 | 2799億2800万円 |
従業員数 | 8,127人 |
売上高 | 5538億7200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 岩永省一 |
本社所在地 | 〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町2丁目2番1号 |
平均年齢 | 41.5歳 |
平均給与 | 715万円 |
電話番号 | 06-6271-1221 |
URL | https://www.resonabank.co.jp/ |
採用URL | https://www.resona-saiyo.com/shinsotsu/ |